DESIGN クリエイティブなモノ・コト
「桑沢デザイン研究所 学校案内資料 2023」のデザインに注目!

こんにちは、haconiwa編集部のシオリです。
今日ご紹介するのは、桑沢デザイン研究所の学校案内資料。2023年版の資料請求が先日開始となりましたが、そのデザインがとても素敵なんです!
オンラインのコミュニケーションが増える今、体験が伴うデザインに。
桑沢デザイン研究所は、1954年にデザイン・ジャーナリスト桑澤洋子によって設立された、日本初にして最先端の『デザイン』学校。長年に渡り多くのデザイナーを育成してきた本校の学校案内は、毎年素敵なデザインで注目を集めています。
こちらが、2023年版の学校案内資料です。昨年に続き、学校案内のデザインを担当したのは、卒業生のThereThere 渡辺和音氏。今回のデザインは、バーチャルな要素を含みつつ読者の身体に訴え、楽しめるをコンセプトにしているそう。
一目見た、この佇まいから素敵ですが、驚きは実際に中身を見てみようとした時にやってきました……!
なんとパッケージから本誌を引き出すと、「2023」の文字と「KUWASAWA」の文字が動くように見えるんです! 自分の動作によって動き出すので、面白くて思わず何度も動かしてしまいます。
桑沢デザイン研究所をより知ってもらうと共に、デザインの一部を体験してもらうことを念頭に置いた表現・仕様にしているそう。
パッケージから取り出すところで心を奪われてしまいますが、取り出して現れたこちらのデザインも素敵です。
情報量が多い学校案内ですが、それぞれの情報をひろいやすくするために内容毎に分冊とし、各冊子は一目で内容がわかるようシンプルな佇まいに。
また、本誌の紙は本文デザインの考え方であるグリッドを視認しやすくするため、少し裏写りする通常よりも薄いものあえて選んだのだとか。
学校案内はしっかりした表紙のものが多いイメージですが、このように少し透けるほどの薄さです。大切にページをめくりたくなりますね。
もう一つ面白いのは、パッケージのような、読者の手で引き出すことによりアニメーションが現れるギミックが、本誌の中にもちりばめられていること。こちらは、カラフルな模様にフィルムを重ねたら、別の形が現れました。他にもたくさん隠されているので、本誌を手に取った方は探してみてくださいね。
学校の魅力を、プロダクトとしての魅力とともに伝えてくれる桑沢デザイン研究所の学校案内資料。2023年版は、桑沢デザイン研究所のWEBサイトから資料請求が可能です。入学を考えている方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
桑沢デザイン研究所 学校案内資料 2023
https://www.kds.ac.jp/request/
ThereThere
http://therethere.tokyo/
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