DESIGN クリエイティブなモノ・コト
個性あふれる日本酒を一合瓶で楽しめる「きょうの日本酒」

こんにちは、haconiwa編集部のシオリです。
今日は、日本酒を一合瓶で気軽に楽しめる「きょうの日本酒」をご紹介したいと思います。もともと日本酒が好きだという方も、これから日本酒の魅力を知りたいと思っている方も必見ですよ。
日本酒を、もっと日常で楽しむきっかけを作りたい。
「きょうの日本酒」は、一合瓶(180ml)の日本酒専門店。立ち上げたのは、学生時代に日本酒の美味しさに感動して以来、たくさんの日本酒に魅了されてきたという代表の濱道佐和子さん。様々な日本酒に出会い、全国各地の酒蔵を訪問する中で感じたのは、日本酒は「もったいない」ということ。美味しくて、ストーリーがあって、魅力あふれる日本酒が日本各地にあるにも関わらず、それが十分に伝わっていないのでは?と実感したそうです。
現に、日本酒の消費量は年々減少。平均して毎月3つの酒蔵が廃業しているんだとか。一方で、旅先やお寿司屋さんなど、ちょっと特別なときに日本酒を飲む方が多いことや、20代から30代を中心としたインタビューからは、日本酒が好きでも「飲みきれないから買いにくい」「選び方がわからない」という声が多いことを知ったそうです。
そんな現状の中で、もっと日本酒を身近なものにして、魅力をたくさんの人に知ってもらいたい、そう思って誕生したのが「きょうの日本酒」。そのネーミングからも、なんだか日本酒に親しみが湧いてきますよね!
全国の蔵を回って出会った、個性溢れる6種類の日本酒。
一合瓶の構想ができあがってから全国の酒蔵を回り、日本酒づくしの半年間を経て、共感・協力してくれることになったのが6つの酒蔵。秋田県・大納川、兵庫県・龍力、群馬県・土田、島根県・天穏、岩手県・南部美人、富山県・富美菊の6つの個性あふれる日本酒が、「きょうの日本酒」の最初のラインナップとなりました。
こうしてみると、日本酒といっても精米歩合やアルコール度数、使っているお米なども様々な個性があることがわかります。注目したいのは、「きょうの日本酒」初出しのものや、限定ブレンドがあること。他では味わえない日本酒に出会えるのも、嬉しいポイントですね。
日本酒の選定は、日本酒のプロフェッショナルである、湯島天神下「すし初」四代目・山内祐治氏とともに、繰り返し行ったんだとか。日本酒の多様な魅力、様々なシーンや気分に寄り添ってくれる幅の広さを感じられるセットになっているそうです。
ギフトや手土産にしたくなるパッケージデザイン!
そして見逃せないのは、パッケージデザイン。白を基調にしたすっきりとしたデザインが素敵ですよね!
3本ずつ化粧箱に箱詰めされているので、1箱は自分用、もう1箱は友人や実家へのギフトとしても良さそうです。
もっと日本酒が楽しくなる仕掛けも。
さらに、「きょうの日本酒」には、日本酒をもっと楽しめる仕組みも。注目して欲しいのは、瓶の首部分。各銘柄の個性が140文字にまとめられているんです。「今日はどれにしようかな?」と思った時、それを読んで選んでみたり、飲みながら「そんな香りがするな」と確かめてみたりと、いろいろ楽しめそう。
さらに詳しく知りたい場合は、添えてあるQRコードから詳細ページを見ることも可能。日本酒と飲み手の距離を縮めるための“お酒を読む”ツールとなっているんです。
「きょうは日本酒」が叶う世界を目指して。
「きょうの日本酒」は今後、提供できる銘柄数を増やしていくことや、フードデリバリーサービスでの販売、そして、好みにあった日本酒が届く、一合瓶のサブスクの提供も検討中だそう。目指すのは、お家の冷蔵庫に一合瓶を並べて、「きょうは日本酒」と思った時に、気軽に手に取ってもらえること。
そんな未来を叶えるべく、現在は応援購入サービス「Makuake」にて応援購入を実施中。最初のラインナップ6本を楽しめるセットや、試飲会イベントなどのリターンも設定されています。プロジェクトは7月3日(日)18時まで。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
NEWS 最新記事
PICK UP
注目記事
EXHIBITION
いまオススメの展示・イベント