こんにちは、haconiwa編集部の山北です。
デジタル化が加速する今、家庭にも近未来感を感じるプロダクトが登場しました！本日は、人の指示で決められた場所に家具を動かしてくれるロボット「カチャカ」をご紹介します。

住空間をもっと便利にしてくれる “スマートファニチャー”を実現！

自律移動ロボットの開発に取り組む株式会社Preferred Roboticsから、人の指示で家具の自動運転を行う家庭用自律移動ロボット「カチャカ」と専用家具「カチャカシェルフ」が誕生しました。
カチャカは、PFRoboticsと親会社である株式会社Preferred Networksの技術を駆使した、PFRobotics初の家庭用自律移動ロボットです。これまで業務用ロボット領域で培ってきた技術を応用し、人の指示通りに自動で動く家具「スマートファニチャー」の実現を目指して開発されました。

カチャカは、自己位置推定とマッピング（SLAM）、ナビゲーション、画像認識、音声認識、ハードウェア設計を高度に融合し、これまでむずかしいとされてきた環境変化の激しい居住空間でのスムーズな自律移動を実現しています。
また、人の声や専用アプリの指示でスムーズに室内を移動しながら、ドッキングしたカチャカシェルフを指定された場所まで運ぶことが可能です。

カチャカの無駄を削ぎ落とした滑らかなデザインは、プロダクトデザイナーの鈴木元さんとデザインイノベーションファームTakramとのコラボレーションで生まれました。家庭内で動き回っても生活に溶け込むことのできる、人とロボットが自然に共存できるよう設計されています。

名もなき家事の削減や、習慣化のサポートも。カチャカの活用方法は？

カチャカは、片付けをはじめとした家事や習慣化のサポートなど、ユーザーのアイデアや創意工夫によって、多様化するライフスタイルに合わせた様々な使用が可能です。

例えば、読書の習慣を身に付けたいとき。仕事が終わったタイミングや寝る前に、カチャカのタイマー機能で積読本を持ってきてくれるよう設定します。そうすることでついつい後回しにしてしまいがちな物事を忘れず自然に取り組むことができます。

また、調理中などの忙しいとき。食卓へ食器や調味料を運んでくれたり、料理の配膳、下膳を手伝ってくれたりします。
他にも、帰宅時間に合わせてカチャカが玄関でお出迎えすることで、子供のランドセルや荷物を受け取り、子ども部屋に運んでくれます。子どもたちがカチャカと一緒に楽しく片付けを覚えられるのは魅力的ですね。

このようにアイデア次第でカチャカの可能性は無限大！「家の中でもっとこんな風に過ごしたい」「この家具が自動で動いてくれたら便利なのに」など生活の不便を解決し、日々の暮らしをアップデートしてくれること間違いなしです。

現在、都内の店舗ほか、オンラインストアで先行予約販売を受付けています。店舗では実際にカチャカを体験することができるので、気になる方はぜひ足を運んでみてください！