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2日間ありがとうございました!
箱庭5周年記念イベント『アナログとデジタル祭』レポート〈展示編〉
レポート第一弾は、写真やイラストを“アナログ”と“デジタル”で魅せた、展示の様子をお伝えします!
こんにちは、箱庭編集部です。
箱庭の5周年を記念し、5月20・21日の2日間に渡って開催したイベント『アナログとデジタル祭』。当日は、5月とは思えないほど太陽がさんさんと降り注ぐ素晴らしいイベント日和となり、たくさんの方にご来場いただきました。さらに、ボランティアスタッフや、出展者・登壇者のみなさんも含めると、ほんとにたくさんの方に支えてもらったイベントだったなと感じています。様々な形でイベントを盛り上げて下さったみなさんに、心から感謝をお伝えしたいです。本当に、ありがとうございました!
盛りだくさんなコンテンツでお届けした2日間は、本当にどこを切り取っても楽しいものばかり。来られなかった方にもその様子を少しでもお伝えしたいという気持ちと、参加した方にはアルバムのように当日を思い出して欲しいという想いのもと、箱庭では、何回かに渡ってイベントの様子をレポートしていきたいと思います。
IID世田谷ものづくり学校にて、5月20・21日の2日間開催しました。
今回のイベントが開催されたのはIID世田谷ものづくり学校。廃校となった中学校を活かした、どこか懐かしさとあたたかみのある素敵な会場です。普段からデザイン系のお店やオフィスがたくさん入っているのですが、今回箱庭では空いているお部屋を全て使用。館内のいろんなお部屋を巡って、展示、マーケット、ワークショップ、エンターテイメント等の様々なコンテンツを楽しめるイベントになりました。
今日は、その中の一つで、今回のイベントの世界観を作り上げた「展示会場」の様子をレポートしていきたいと思います。
“アナログ”と“デジタル”で作り上げた展示空間
1Fのギャラリースペースを使って行われた展示は、今回のイベントのメインとなるコンテンツのひとつ。写真とイラストを箱庭ならではの視点で切り取った展示に加え、箱庭のヒストリー等を詰め込んで、見どころ盛りだくさんの内容となりました。
箱庭オリジナルインスタレーション
まずは、こちらのインスタレーションでお出迎え!会場の真ん中に置かれたのは、イベント名を施した箱たちです。こちらは箱庭編集部のメンバーがROOMBLOOMのペイントを使用して、アナログな作業で作りました。ROOMBLOOMは同じ青や黄色でもたくさんの種類があって、よく見るとそれぞれの箱で微妙な色の違いがあるんですよ。
クリエーターと読者による『写ルンです』写真展
写真は私たちにとって欠かせないものですが、今回はアナログの良さを楽しめる『写ルンです』を使い、展示を作り上げました。箱庭とつながりのある20名のクリエーター、箱庭読者、そして箱庭スタッフによる展示した写真の枚数は、なんと全部で約130枚!「日常」をテーマにそれぞれの視点で撮られた写真が並びました。
その展示方法は、もちろんアナログとデジタルな展示です!
アナログな展示としては、L版にプリントした写真を貼り付けるという定番であり写真を綺麗に見せてくれる展示方法。これだけズラリと並ぶと圧巻!ちなみに、この展示にはShacollaという画鋲もテープも接着剤も使わずに写真を飾れるフォトパネルを使用しています。
デジタルな展示は、『写ルンです』で撮った写真をデータにして、プロジェクターで投影しました。このように簡単にデジタル化出来るのは、今の楽しみ方のひとつかもしれません。
アナログとデジタルどちらで表現されても、それぞれの日常が垣間見える素敵な写真で、あたたかみのある展示となりました。
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◆協賛|写ルンです

◆参加クリエイター
hokuri 上間美絵(ネイリスト)
たのしいカメラ学校
寺島由里佳(フォトグラファー)
Boojil(アーティスト・イラストレーター・エッセイスト・漫画家)
東野唯史・華南子(株式会社ReBuilding Center JAPAN 代表取締役・取締役)
菊地徹(栞日 店主)
稲垣晴代(料理人 MOMOE主宰)
松本野々歩(音楽家)
大久保綾(ilo itoo代表兼デザイナー)
TOKIIRO(グリーンスタイリスト)
CHALKBOY(黒板描き)
星 文香(株式会社CINRA広報)
大槻優美(テキスタイルデザイナー)
ナカムラクニオ(6次元店主)
近 一志(フォトカノン戸越銀座店店長)
佐藤亜沙美(ブックデザイナー)
鉱物アソビ・フジイ キョウコ(鉱物の魅力と可能性を提案する鉱物コーディネーター)
佐藤ねじ(アートディレクターとプランナー)
栗崎洋(グラフィックデザイナー)
村田絵理菜(グラフィックデザイナー)
アナログとデジタルなイラスト展
もともとイラストが大好きな私たちだけど、最近気になっているのは手書きイラストで作られるGIFアニメ。そこで、箱庭がこれまでに出会ったイラストレーターさん5人による展示は、手書きイラスト(アナログ)と、GIFアニメ(デジタル)を組み合わせて作り上げました。
イラストは、やはり原画を見るとワクワクします!そんなイラスト原画が入ったフレームが並んでいるな~と思いきや、一つだけiPadが!そう、そのiPadでGIFアニメを展示していたんですね。5人の方それぞれ、イラストの原画とiPadを組み合わせた展示がとっても素敵でした。手描きならではのイラスト世界に引き込まれる、特別な空間となりました。
さらに、こんなフォトフレームのようなものも展示しましたよ。実はこれ、6枚のGIFアニメが映し出されるフォトフレーム!どれか一枚のイラストがランダムに動くという面白い仕掛けのこちらは、映像制作などを手掛けるMINIMUMOVIEにご協力いただきました。
動いている様子はこちらで少しご覧いただけます。
そして、忘れちゃいけないのが、イラストのフォトブース!
こちらは村田絵理菜さんによるイラストで、デジタルなPCモチーフをアナログな手描きで表現しています。PC作業のお供であるコーヒーもセット。このコーヒーカップは木で出来ていて、黒板になっているからチョークで描くことも出来るという力作でした。顔ハメも出来るので、来てくださったみなさんは、思わず写真に収めたくなってしまったのではないでしょうか?箱庭メンバーもたくさん写真撮って楽しんじゃいました。
イラストは表現の仕方でいろんなことが出来るんだ!と思わせてくれる、楽しい展示になったんじゃないかなと思います。
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◆参加クリエイター
柿崎サラ
SAYURI NISHIKUBO
角 祐美
さかいまおり
村田絵理菜
箱庭の5年間
そして、本イベントは箱庭5周年記念ということで、5周年を迎えた箱庭の想いとともに、箱庭の歴史や仕事の内容もご紹介させていただきました。
みなさんのおかげで形になった、アナログとデジタルな展示でした!
以上、盛りだくさんの展示の様子をお届けしました。楽しんでいただけたでしょうか?この展示を通して、あらためてアナログもデジタルもどっちの世界も素敵でおもしろいなぁ~と感じていただけたら嬉しいです。そして、これらの展示はたくさんの方々のご協力あってのもの!ご来場のみなさま、ご協力いただいた企業のみなさま、クリエーターのみなさま、本当にありがとうごいざいました!
アナログとデジタル祭レポートは、まだまだ続きます。
マーケットやエンターテイメント、ワークショップの様子などの様子もお届けしますよ。お楽しみに!