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札幌で開催中!岩合光昭写真展「THE CATS ねこ科 ねこは野生動物だ。」に行ってきました。
動物写真家・岩合光昭氏初の屋外写真展
こんにちは、シオリです。
先日札幌へ立ち寄ったときに遊びにいった、とっても素敵な写真展をご紹介したいと思います。
訪れたのは、「札幌芸術の森」の中にある札幌芸術の森野外美術館と佐藤忠良記念子どもアトリエが会場となって開催されている岩合光昭写真展「THE CATS ねこ科 ねこは野生動物だ。」です。岩合さんと言えば、動物の様々な表情を引き出す写真が魅力的ですが、今回の展示のテーマとなったのはずばり「ねこ」。私は猫を飼っているので、猫に関するものには目が無いんです。。。
会場となっている「札幌芸術の森」は、札幌地下鉄南北線「真駒内(まこまない)駅」からバスで15分ほどの場所にあります。札幌の繁華街から少し離れただけなのに、こんなにも自然豊か。広い敷地の中に、美術館や工芸館、貸工房やホールなどもあり、自然に囲まれた素晴らしい環境の中で文化・芸術に触れることが出来る場所となっています。
屋外でいきいきと展示される!「ねこ」がテーマの写真展
今回ご紹介する展示は、動物写真家・岩合光昭氏がおよそ40年にわたって追い求めてきた「ねこ」をテーマとし、私たちの身近に暮らすイエネコのほか、ライオン、チーター、トラ、サーバルなど野生のネコ科動物の姿を捉えた写真が並ぶもの。そして、注目すべきは、岩合氏初となる屋外での写真展だということ!広々とした屋外のスペースを利用し、最大2m級の迫力ある大型写真作品を含む106点(うち屋内展示40点)が展示されています。
それでは、早速展示の様子をご紹介していきましょう。
会場は4つのゾーンによって構成されます。まず現れたのは、「ねこの橋」のゾーン。子猫の可愛らしい瞬間を収めた写真たちに悶絶でした!
次に目の前に広がっていたのは、「ねこの丘」。猫の体のしなやかさが際立つ写真が並び、まるでこの丘を駆け巡っているように生き生きとした展示になっていました。
ちょうど午後に訪れたので、写真の後ろか西日が差すような状態に。ねこ科の動物たちが、とても神々しく見えました!屋外だから、時間帯によっても印象が変わるのが面白いですね。
グリッド状に木々が整列する「ねこの森」では、自然に寄り添う穏やかな姿、時に見せる厳しい表情に着目した写真が並んでいました。
木に囲まれたスペースはなんだか落ち着く空間で、しばらく写真を眺めながら深呼吸。写真を見ながら清々しい自然も感じることが出来る展示なんて、なかなか無いですよね!
そして最後、屋内展示スペース「ねこの家」でも、同じポーズをしたイエネコとライオンが交互に並べられた展示が圧巻でした!
一日しかなかった札幌滞在の中で、こちらの展示を選んで正解でした。こちらは7月23日(日)までなので、会期はあと少し!気になった方は急いで遊びに行ってみてくださいね~
岩合光昭写真展「THE CATS ねこ科 ねこは野生動物だ。」
会期:2017年4月29日(土・祝)〜7月23日(日)
時間:午前9時45分〜午後5時30分まで(入館は閉館30分前まで)
会場:札幌芸術の森野外美術館
住所:〒005-0864北海道札幌市南区芸術の森2丁目75
観覧料:大人(高校生以上)700 (630)円、65歳以上560(500)円、中学生以下無料 ※( )は20名以上の団体料金
休館日:会期中無休
主催:札幌芸術の森美術館(札幌市芸術文化財団)
後援:北海道、札幌市、札幌市教育委員会
企画協力:クレヴィス
広報協力:STV札幌テレビ放送
URL:https://artpark.or.jp/