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一夜限りのアートの祭典!「六本木アートナイト2017」が開催!
六本木の街を舞台に繰り広げられる「未来ノマツリ」
こんにちは。あいぽんです。
すっかり秋の気候になりました。秋と言えば、やっぱりアートの秋ですね。
ということで、この秋、もっとも見逃せない秋のアートイベント「六本木アートナイト2017」を紹介したいと思います。
今年で8回目を迎える「六本木アートナイト2017」は六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの祭典。六本木の街中や屋内の至る所に作品が展示され、夜通し巡ることができる、まさに眠らない街、六本木でしかできないアートイベントなのです。
メインプログラム・アーティスト 蜷川実花
今年は「未来ノマツリ」がテーマ!メインプログラム・アーティストを写真家・映画監督にして幅広く活躍する蜷川実花さんが務めます。美しく妖艶な世界に浸れる特別な時間を過ごせること間違いなしです!
蜷川さんの他、国内外で活躍する気鋭のアーティストたちの作品がたくさん展示される「六本木アートナイト2017」。その見どころを少しご紹介したいと思います。最後には、「六本木アートナイト2017」をもっと楽しむための特別なプレゼントもご用意しているので、お見逃しなく!
蜷川実花さんによるメイン・プログラム
六本木ヒルズ アリーナイメージ
まず蜷川実花さんのメイン・プログラムをご紹介します。六本木ヒルズアリーナ、東京ミッドタウン、国立新美術館の3会場で展開される「Tokyo Followrs1」は、極彩色に彩られた東洋と西洋のさまざまなモチーフが混ざり合う万華鏡のような世界観を体験できるインスタレーションです。
蜷川マジックにかかったような幻想的な写真を撮ることができるフォトスポットも満載!
コアタイム*のスタートには、六本木ヒルズアリーナで蜷川さんが演出を手掛けるスペシャルパフォーマンス「TOKYO道中」が開催されます。メインステージを舞台に繰り広げられる蜷川実花版「花魁道中」は必見です。
*コアタイム: 9月30日(土)17:27(日没)〜10月1日(日)5:36 (日の出)
蜷川さんの作品は街なかでも楽しむことができます。六本木の名物カフェの「アマンド」のウィンドウに蜷川さんのヴィジュアルが出現。六本木の中心地に、ビビッドな色彩を添えるインスタレーションです。
フォトジェニックな作品もたくさん
今回のイベントは「Tokyo Followrs1」の他にもフォトジェニックな作品が揃っているのもポイント!
エネス「ソニック・ライト・バブル」
六本木ヒルズ66プラザには、オーストラリアを拠点に活動する注目のマルチメディア・デザイン・スタジオ「エネス」による大型インスタレーションが登場!バルーンの表面に触れることで振動や光が変化するインタラクティブ作品です。
Angono Higantes,Big and Small/photo by :photo walk Philippines/whatsnewph.com
2004年からフィリピンを拠点に活動するアーティスト集団「ネオ・アンゴノ・アーティスト・ コレクティブ」の代表作である異彩を放つ巨人彫刻「ヒガンテス」。今回は六本木の街や人々とコラボレーションしてオリジナルのヒガンテスを制作。公園や街なかに配置されたヒガンテスが、六本木を色鮮やかに彩っていきます。どんな顔のヒガンテスに会えるかも楽しみですね。
アニッシュ・カプーア/磯崎新「ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 2017 in 東京ミッドタウン」
東京ミッドタウンの芝生広場には、移動式コンサートホール「アーク・ノヴァ」が登場。伝統あるスイスの音楽祭「ルツェルン・フェスティバル」と音楽事務所「KAJIMOTO」が東日本大震災の復興支援のために発案し、世界的建築家の磯崎新氏と英国人彫刻家のアニッシュ・カプーア氏によってデザインされた「アーク・ノヴァ」。
高さ18m、幅30m、奥行36mの巨大な移動式コンサートホールは、外観だけでなく内部空間も圧巻のインパクト!アートナイト当日は、東京で初展示となる「アーク・ノヴァ」の内部を公開し、トークイベントやコンサートを実施します。特別な空間でコンサートやトークを楽しめる貴重な機会。必見です。
※トークイベントの詳細はこちら
アートを体験・体感しよう
幸田千依「絵画の冒険」
画家の幸田千依さんによる「絵画の冒険」は、公開制作のほか、展示してある絵が街の中に移動するパフォーマンスがあったり、公園に来る人たちによる参加型の作品が増殖したり予測不能な展示。参加者も作品にコミットして楽しめそう。
木村崇人(たかひと)「木もれ陽プロジェクト」
木村崇人の代表作である「木もれ陽プロジェクト」は自然現象を利用し、星のこもれびの世界を遊ぶ作品。もしも太陽が星の形をしていたら…という「地球と遊ぶ」をテーマに活動をする木村さんならではのワークショップや参加型作品を楽しむことができます。
岡本憲昭「見る/見るを見る リミックスツアー」
映像作家、岡本憲昭による感覚拡張ツアーは、公園の中を歩きながら、目の前の風景を集め、頭の中でリミックスし、自分の中に内蔵されている「映像の作法」を見つけていくワークショップです。国内だけでなくアジアの都会で表現領域を広げている新進気鋭の映像作家と共に、新しい映像体験を探してみては?
美術館展示も見逃せない!
アートナイト期間中は、六本木にある美術館も開館時間を延長!森美術館、国立新美術館では、ASEAN設立50周年を記念する過去最大規模の東南アジア現代美術展「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」が開催中。東南アジアにおける1980年代以降の現代アートの発展を9つの視点から掘り下げ、そのダイナミズムと多様性を2館共同で紹介する大規模な展覧会です。
24時間人間時計のためのドローイング
「六本木アートナイト2017」でも東南アジア・プロジェクトとして、東南アジアのアーティストや東南アジアにゆかりのある日本人アーティストを招聘し、様々な人々と協働しながら作品を制作・発表するプロジェクトを実施するので、ぜひ合わせて観たい展示です。
新国立美術館では「国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展-挑戦-」も開催中。建築家 安藤忠雄の過去を振り返る壮大な挑戦の軌跡と未来への展望を6つのセクションに分けて紹介。
野外展示場には代表作「光の教会」を原寸大で再現したものも!展示室内では彼の原点と言える住宅作品や直島での活動の30年間を俯瞰する空間インスタレーションの展示も行われ、見どころたっぷりの展覧会となっています。
その他、サントリー美術館では「六本木開館10周年記念展 天下を治めた絵師 狩野元信」、21_21 DESIGN SIGHTでは「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」が開催中。
今回はアートナイト期間中この4館を無料で鑑賞できるスペシャルチケットを5組10名様にプレゼントしちゃいます。記事の最後からご応募ください。
いろいろと紹介してきましたが、まだまだ全然紹介しきれていないくらい盛りだくさんな「六本木アートナイト2017」。展示はもちろんワークショップや参加型作品、ライブパフォーマンスやトークイベントなど、一晩中熱狂とアートに浸れること間違いなしのイベントです。
事前に行きたいプログラムをチェックして、一夜限りの熱い祭りをお楽しみください。
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六本木アートナイト2017
- 日時:2017年9月30日(土)10:00〜10月1日(日)18:00
- 【コアタイム】9月30日(土)<日没>17:27〜10月1日(日)<日の出>05:36
- ※コアタイムはメインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯です。
- 開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
- お問い合わせ:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
- 入場料:無料(ただし、一部のプログラム及び美術館企画は有料)
- 主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、港区、六本木アートナイト実行委員会【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】
- 公式サイト:http://www.roppongiartnight.com
- Facebook: https://www.facebook.com/RoppongiArtNight/
- Twitter:https://twitter.com/r_artnight
- Instagram:https://www.instagram.com/roppongi_art_night_official/
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スペシャルチケット 読者プレゼント
- 「六本木アートナイト2017」開催期間中、森美術館、国立新美術館、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT をお楽しみいただける「4館共通チケット」を5組10名様にプレゼント!
- こちらのプレゼント応募ページより、必要事項をご記入の上ご応募下さい。
- ◆プレゼント応募締切:9/27(水) ※応募受付は終了しました!たくさんのご応募ありがとうございました。
- ※当選は、商品発送をもってかえさせていただきます。(チケット送付予定日:9月28日)