コーヒーとものづくり展

ドレメル フィーノを使った、クリエーター5人の作品を一挙公開!

こんにちは、箱庭編集部です。
8月末から開催中の、café 1886 at Boschと箱庭がコラボした「café 1886 at Bosch×箱庭 コーヒーとものづくり展」。これまでは、ドレメル フィーノを使ってコーヒーに関連する様々なアイテムを箱庭が制作し展示していましたが、10/23(月)から新たに5人のクリエーターさんの作品が追加されました。

ドレメル フィーノ
ドレメル フィーノは、先日箱庭の記事でもご紹介したマルチな電動工具。先端のアクセサリーを変えることで、木材や金属、革などのあらゆる素材を加工したり彫刻したり出来る、一台で何役にもなってしまう優秀工具です。いよいよ11月1日から発売となりますが、それに先立って、箱庭が注目する人気クリエーター5人に作品をDIYしていただいたのです!

クリエーター5人の個性が、それぞれ表現された素敵な作品たち。

コーヒーとものづくり点
café 1886 at Bosch内の展示スペースはこんな感じ!箱庭メンバーがDIYした作品に加えて先日追加された5人のクリエーターさんの作品は、どれも個性が詰まった素敵なものばかりです。私たちが思いもよらない工夫が凝らされている作品を見ると、ますますドレメル フィーノの可能性を感じずにはいられません!

ここからは、そんな素晴らしい作品を作ってくださった5人のクリエーターさんと、それぞれの作品をご紹介したいと思います。作品についての説明や、作った時の感想にも注目です!

SAYURI NISHIKUBO『ステンレスのコーヒーポット』

SAYURI NISHIKUBO『ステンレスのコーヒーポット』
こちらは、以前箱庭でもインタビューしたイラストレーターのSAYURI NISHIKUBOさんの作品。コーヒーを淹れるのに使うステンレスのポットですが、よく見ると、コーヒーの起源に関するお話やご自身がハマっているという‪Yogee New Waves‬の曲名も掛けたというかわいいイラストが。‬‬

SAYURI NISHIKUBO『ステンレスのコーヒーポット』
反対側には、オリジナルの文字も細かく彫刻されています。イラストのかわいさにはもちろん、その繊細さにも驚く作品です。ぜひ実物を展示で見てくださいね!

-自己紹介
sayurinishikubo (ニシクボサユリ) illustrator / designer
1988年 三重県 誕生
2010年 三重県立看護大学卒業 名古屋の大学病院でオペ室に勤務
2015年 東京デザインプレックス研究所 空間デザインコース終了 、Instagramへイラストの投稿を開始
現在はSoftbankやadidas、資生堂など様々なブランドとのコラボ、雑誌、広告への寄稿、展示会の実施など幅広い分野で活動している。

-作品について
今回製作した作品について コーヒーポットへのデザインということで、 コーヒーの起源の一つである、ヤギ飼いの少年カルディのお話を盛り込みました。 そこに、最近はまっている‪Yogee New Waves‬の曲名も 掛けています。‬‬‬

-ドレメル フィーノを使ってみて
革製品を掘る場合は、それほどムラになりませんでしたが ステンレスに関しては、少しムラが残ってしまいました。 ただ、『掘る』という作業はとても楽しく、完全に1点もの しか作れないため、ガラスやプラスチックなど色々試したい と思いました。普通に欲しいです。笑

-使用アクセサリー
超硬カッター9910

青池茉由子『ガラスのお皿』

青池茉由子『ガラスのお皿』
次は、札幌在住で、以前素敵なアトリエをご紹介したガラス作家の青池茉由子さんです。作品は、ガラスのサンドウィッチ皿。手作業で彫刻されたとは思えない、でも温もりを感じる柄が魅力的!

青池茉由子『ガラスのお皿』
こちらのお皿、1枚でも素敵なのですが、2枚重ねると別の柄のように見えるという仕掛けが!クリエーターさんならではのオリジナルなアイデアに驚きです。

-自己紹介
デザインアトリエ “BLUEPOND ”
ガラス素材を使った作品制作を中心に様々なデザインやアートワークの制作を行っている青池茉由子の個人プロジェクトです。 目に見えないもの(想いや願い)を目に見える形に目に見えるもの(作り出すモノコト)を目に見えない心地よさにつながるような 良い”めぐり”を生み出すような仕事を重ねていきたいと想っています。

-作品について
作品名 LINEseries サンドイッチ皿for CAFE BOSCH ”ORIGAMI” 150×150mm 4種 ストライプ模様 2種(点ver・手描き風ver) 四辺模様 2種(点ver・磨りガラスver)
最近板ガラスを窯で溶かして制作しているガラスの平皿にお皿の表面をDREMELさんのリューターでも加工し4種類作りました!4つの角のうち1つは、持ちやすくなるように少し浮き上がった形にしてあります。スタッキングした時に場所を取りにくくなるようデザインしたものです。 今回は箱庭さんとcafé 1886 at Boschさんによる“コーヒーとものづくり”展ということで、コーヒーと楽しめるものとしてサンドイッチ皿を制作。 それぞれを2枚重ねたときの見え方が1枚の時と違って見えるのも、ささやかながら楽しんで頂けたら嬉しいです。

-ドレメル フィーノを使ってみて
握った時に指の当たる場所がフィットし、持ち心地のよいリューターでした。 先端を回転させた時にブレが少ないので、細い線で削る時もしっかり的を射ることができますし、変速ボタンでスピードも自由にかえることができて作品の幅が広がりそうです! まだ使っていないアクセサリーもぜひ使ってみたいです。色んな発想が生まれそうです。実際に使っている様子や装着する道具の使い方もまだわからないものもあるのでぜひ知りたいです。

-使用アクセサリー
ダイヤモンドホイールポイント 7150N(7103+7144)

muumenna『ガラスのプランター』

muumenna『ガラスのプランター』
こちらは、箱庭の5周年イベントでフォトスポットを手掛けて下さったグラフィックデザイナーmuumennaさんの作品です。ころんとした形が印象的なガラスのプランターです。

muumenna『ガラスのプランター』
近寄って見てみると、プランターのかたちに合わせて施された細かな彫刻が!土の代わりにコーヒー豆を入れているのもユニークですね。お部屋に飾ったら、インテリアの主役になりそうな作品です。

-自己紹介
桑沢デザイン研究所 卒
デザイン事務所を経て、現在フリーランスでグラフィックデザイナー/イラストレーターとして活動。

-作品について
植物とコーヒーという自分の好きなものを飾って楽しめる作品を作りました。ガラスの器には、植物をイメージした模様を描いて、土の代わりにコーヒー豆を入れて遊んでみました。

-ドレメル フィーノを使ってみて
初めてでも、すぐに使いこなせるシンプルさ。力を入れなくてもスムーズに描けました。

-使用アクセサリー
ダイヤモンドホイールポイント7105N

iriki 『陶器のマグカップ』

iriki 『陶器のマグカップ』
次は、インタビューさせていただいたこともある木工作家のirikiさんの作品です。陶器のマグカップに、ドレメル フィーノでイラストを施しています。

iriki 『陶器のマグカップ』
ドレメル フィーノならこんな細かなイラストの表現も出来るのですね。彫った部分に色を入れているのも素敵です。シンプルなマグカップが、こんな風にオリジナルで可愛く生まれ変わったら嬉しいな~!

-自己紹介
irikiの作品は、木を糸のこで切り抜いて製作しています。自然の造形の不思議さを暮らしの景色に置いてみたら、 毎日がちょっと違って見えるかもしれない。
2014年より、プリント、イラストなどのほか、 主に木の作品を取り扱うプロジェクトとして、夫婦で活動をスタート。 長野のアトリエと東京を往復しながら、制作している。

-作品について
マグカップに、コーヒーをいれて休憩する時間。 頭の回転をとめて、少しひと呼吸、 カップに描いたような風景のなかでぼーっとしたいなあ。 そんなことを考えながら制作しました。

-ドレメル フィーノを使ってみて
実はもうひとつドレメルを持っていますが(有線のもの)、 フィーノはとても軽く、使用感としても手に伝わる振動が少ないので、 長い時間作業していても疲れることがありませんでした。 音も、素材を彫刻する音も含めて、以前のものより小さい音だったので、 家のなかで特に気にせずに作業することができました。 はじめは、ガラスではなく陶器だったので、 釉薬の厚みなどの関係でなかなかうまく線が彫れず、少し弱いかなあとも心配したのですが、 パーツを変えたり、力加減を調節したりしながらうまく形になり安心しました。

-使用アクセサリー
ダイヤモンドホイールポイント 7150、7105

川地あや香『真鍮のコーヒーメジャー』

川地あや香『真鍮のコーヒーメジャー』
お菓子作家であり、金工作家でもある川地あや香さんの作品は、真鍮のコーヒーメジャー。もともとご自身で作られているコーヒーメジャーに、ドレメル フィーノで素敵な柄を彫刻した作品です。

川地あや香『真鍮のコーヒーメジャー』
彫刻で削ったところが、角度によってキラキラと輝いて見えます。素材によっても、こんなに違った表現ができるんだ!と気づかされます。こんなメジャーを使ってコーヒーを淹れたら、一段と美味しくなりそう!

-自己紹介
山形県に住む、金工作家/お菓子制作家です。

-作品について
真鍮のコーヒーメジャーの持ち手を掘って模様をつけました。 普段は打ち出して模様を作ることが多いのですが、 今回はドレメルフィーノを使って削った表情も取り入れ、また違う雰囲気の道具ができました。 金属に彫ると、見る角度によってキラキラと見え方が変わる、さりげないテクスチャーになりました。

-ドレメル フィーノを使ってみて
何と言っても気軽に作業できるところがいいです。 見た目はスリムですが、思った以上にパワーもありましたし、 持ち運びもとても楽なので、1つ持っていると便利だと思いました。

-使用アクセサリー
エングレービングカッター 105N、191N


以上、5人のクリエーターさんの作品をご紹介しました。自分もこんなDIYしてみたい!と思わずDIY欲求が高まりそうな展示となっています。ものづくりとコーヒー好きの方には必見!気になった方はぜひ足を運んでくださいね。

毎月末にはワークショップも開催中!

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また、コーヒーとものづくり展が開催されている12月中旬まで、毎月末に「ドレメルフィーノ モノづくりナイト」と題したワークショップも開催中です!ドレメル フィーノを使ったDIYを箱庭メンバーと楽しみましょう。次回の参加募集は11月中旬予定。箱庭サイトやSNSでお知らせします。気になる方はこちらもチェックしてね!

    café 1886 at Bosch ×箱庭 「コーヒーとものづくり展」
    開催期間:2017年8月31日~12月中旬まで(予定)
    時間:店舗の営業時間に準ずる
    場所:café 1886 at Bosch
    住所:〒150-8360 東京都渋谷区渋谷3-6-7 1F
    電話番号:03-6427-3207
    URL:https://www.bosch-cafe.jp/