EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント8選 1月24日(土)・1月25日(日)
こんにちは、箱庭編集部です。
今週は最強寒波到来中ですが、気になる展示・イベントが目白押しです。
開催期間が長い展示もあるので、今週末行けないイベントも来週以降に足を運んでみてください。
グラフィズム断章:もうひとつのデザイン史
20世紀日本のグラフィックデザイン史を概観、注目されるべきと考える作品や人物、出来事を提示
日本のグラフィックデザインは、今後どのような方向に向かうのでしょうか。
この問題について考えるためには、歴史への意識が不可欠です。日本のグラフィックデザイン文化は、20世紀を通じて西洋のデザイン文化とは異なる独自の美学や方法を発展させてきました。21世紀を迎えた現在、その歩みは豊かな歴史的源泉となっています。
そこで本展は1953年から半世紀以上にわたって国内外のグラフィックデザインの最前線を追いかけてきた雑誌『アイデア』(誠文堂新光社)を手がかりに、現代グラフィックの第一線で活躍するデザイナーたちがそれぞれの視点から20世紀日本のグラフィックデザイン史を概観、注目されるべきと考える作品や人物、出来事を提示します。
- グラフィズム断章:もうひとつのデザイン史
期間:2018年1月23日(火)~2月22日(木) ※日曜・祝日休館
時間:11:00~19:00
場所:クリエイションギャラリーG8
東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
入場料:無料
URL:http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8exh_201801/g8exh_201801.html
平野甲賀と晶文社展
平野甲賀氏が手がけた約600冊の晶文社の装丁本
装丁家、グラフィックデザイナーの平野甲賀は1964年から1992年にわたり、晶文社の本の装丁を一手に担ってきました。ひとりの装丁家が30年近く、ほぼ一社の装丁をすべて手掛けるのは稀なことで、当時のカウンター・カルチャーの旗手でもあった晶文社のスタイルを作り上げ、出版界に旋風を巻き起こしてきました。本展では、平野甲賀が半世紀かけて7,000冊以上手がけた装丁作品の中から、晶文社の装丁本を中心に約600冊を展示します。
装丁本を手に、本と出版と時代と装丁家の密月な関係に思いを馳せてみませんか。
- 平野甲賀と晶文社展
期間:2018年1月22日(月)~3月17日(土) ※日曜・祝日休館
時間:11:00~19:00
場所:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F
入場料:無料
URL:http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000713
谷川俊太郎展
谷川俊太郎氏のエッセンスを探るべく、詩人の現在に焦点をあてた展示
谷川俊太郎氏は1952年に詩集『二十億光年の孤独』で鮮烈なデビューを果たしました。86歳を迎えた現在も、わかりやすく、読み手一人一人の心に届くみずみずしい言葉によって、子どもからお年寄りまで、多くの人々を魅了し続けています。
谷川俊太郎氏のエッセンスを探るべく、本展では詩人の現在に焦点をあてています。実生活の喜びやいたみから詩を紡ぎ出し、社会とつながろうとしてきた谷川氏。その暮らしの周辺をさまざまに紹介します。影響を受けた「もの」や音楽、家族写真、大切な人たちとの書簡、コレクション、暮らしの断片や、知られざる仕事を織り交ぜ、谷川俊太郎氏の詩が生まれる瞬間にふれる試みです。本展のために書き下ろされる詩や、音楽家・小山田圭吾(コーネリアス)とインターフェイスデザイナー中村勇吾(tha ltd.)とのコラボレーションも!
- 谷川俊太郎展
期間:2018年1月13日(土)~3月25日(日)※月曜日休館(2月12日(月)は開館/翌日振替休館)、2月11日(日)休館
時間:11:00~19:00 (金・土は11:00~20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
場所:東京オペラシティ アートギャラリー[3Fギャラリー1, 2]
東京都新宿区西新宿3-20-2
入場料:一般 1,200円、大学・高校生 800円、中学生以下無料
URL:http://www.operacity.jp/ag/exh205/
ギフト デザインの贈りもの展 -永井敬二コレクション-
インテリアデザイナー永井敬二氏の膨大なプロダクトデザイン・コレクションの中から、ギフトをテーマにセレクト
本展では、福岡在住のインテリアデザイナー、永井敬二氏が50年にわたり自分自身の目と手と足で世界中から集めた、暮らしを豊かにする膨大なプロダクトデザイン・コレクションの中から、ギフトをテーマにセレクトしました。
永井氏のコレクションは、ものとして美しく、道具として優れていることはもちろんですが、デザインとは、人間や暮らしにとって何か、という根本的な問いに答えをもたらす物語が、ひとつひとつのプロダクトにこめられています。
- ギフト デザインの贈りもの展 -永井敬二コレクション-
期間:2018年1月26日(金)~4月15日(日)
時間:10:00~21:00
場所:無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町2F
入場料:無料
URL:https://www.muji.com/jp/events/11221/
Craft Chocolate Market 2018
チョコレートで繋がるクラフト・ネットワーキングの場
2016年に東京・蔵前で最初に始まったBean to Bar イベントが、この度新たに『Craft Chocolate Market 2018』として、 2018年1月27日(土)〜 28日(日)の間、東京・清澄白河にて再び開催されます。本場アメリカを始めとする各国からたくさんのBean to Barメーカーが参加し、日本未発売のクラフトチョコレートも多数限定発売される予定です。
さらに、世界的にますます注目を集めているBean to Barだけでなく、食の分野全般において広がりを見せているクラフトムーブメントにも焦点をあて、「チョコレートで繋がるクラフト・ネットワーキング」の場を、参加者のみなさまと楽しみながら創造する2日間限定のマーケットです。
- Craft Chocolate Market 2018
期間:2018年1月27日(土)~1月28日(日)
時間:11:00~18:00
場所:The Fleming House
東京都江東区三好2-6-10
入場料:1,000円– 1ドリンク付き(当日限り有効)
URL:http://fleminghouse.jp/event/chocolate-market-2018/
東京藝術大学卒業・修了作品展
今回66回目を迎える、学生生活の集大成となる卒業・修了作品展
東京藝術大学 美術学部全科が上野に一堂に会し、東京都美術館、大学美術館、陳列館や正木記念館、大学会館、また、学内の各科の特徴のあるアトリエのスペースや屋外のロケーションなどを活用しながら、見応えのある展覧会を構成していきます。展覧会を通して本学の恵まれた制作・研究環境を楽しみながら、本学卒業・修了生のこれまでの質の高い成果と、これからの更なる成長の兆しを感じ取っていただけることでしょう。
- 東京藝術大学卒業・修了作品展
期間:2018年1月27日(土)~2月3日(土)
時間:9:30~17:30 ※最終日は12:30まで。入場はいずれも30分前まで。
場所:
○学部:東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)
○大学院:東京藝術大学大学美術館 ・ 大学構内(東京都台東区上野公園12-8)
入場料:無料
URL:https://diploma-works.geidai.ac.jp/
pot and tea exhibition「waltz of the flowers」
花のワルツをテーマに、一点ものを中心にお花の世界を表現した、特別な展示
クラフト感を大切にものづくりするブランド「pot and tea」。今回は花のワルツをテーマに、一点ものを中心にお花の世界を表現した、特別な展示を開催します。
- pot and tea exhibition「waltz of the flowers」
期間:2018年1月26日(金)~2月11日(日)※火曜定休
時間:12:00~20:00
場所:dessin | デッサン
東京都目黒区上目黒2-11-1
入場料:無料
URL:http://dessinweb.jp/hpgen/HPB/entries/83.html
MJ’s FES みうらじゅんフェス!マイブームの全貌展 SINCE 1958
これまでもブームを牽引してきたみうらじゅんの「マイブーム」の起源と全貌を明らかにする展示
「マイブーム」「ゆるキャラ」などの命名者であり、現在の「仏像ブーム」を牽引してきたみうらじゅんは、2018年2月1日で還暦を迎えます。
本展では、みうらじゅんの生誕60年を記念し、「MJ’s FES みうらじゅんフェス!」と銘打って膨大かつ深遠な創作活動に迫り、「マイブーム」の起源と全貌を明らかにします。
- MJ’s FES みうらじゅんフェス!マイブームの全貌展 SINCE 1958
期間:2018年1月27日(土)~3月25日(日) ※休館日:毎週月曜日(ただし2月12日は開館)、2月13日(火)、3月22日(木)
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
場所:川崎市市民ミュージアム
神奈川県川崎市中原区等々力1−2
入場料:一般 800円、学生・65歳以上 600円、中学生以下 無料
URL:https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/9910/
それでは、良い週末をお過ごしください。
風邪をひかないように、気をつけてくださいね。