ピロ

大阪で大盛況だった「ピロ・世界のお札折り紙展」が東京にもやってきたよ!

こんにちは。箱庭編集部のみさきです。

2018年2月3日(土)~3月1日(木)の期間中、渋谷駅から徒歩9分の場所にあるBinowa Café・郷土菓子研究社にて、「ピロ・世界のお札折り紙展 at BinowaCafe」が開催されています。

お札折り紙作家・ピロは、紙幣の柄や人物をうまく活かしたユーモア満載の作品を生み出すクリエイター。千円札から作られる「ターバン野口」などの作品は、これまでTVや雑誌にもたくさん取り上げられてきました。本展は、東京に先駆けて大阪展からスタートしており、箱庭編集部内でも「東京でやったら行きたい!」と話題になっていました。

ピロ

実は私、先日SUSONOのイベントで大阪に行きまして…「ピロ・世界のお札折り紙展 【大阪展】」に最終日に駆け込みで行くことができました!今日は展示の様子をちょっぴりお伝えします。

お札折り紙作家・ピロの作品で、世界を旅しよう!

ピロ

本展は世界中のお札を使って作ったピロの新作や人気作品が一堂に並ぶ、とても貴重な機会。その作品を一目見ようと、会場には連日多くのお客さんが来場したそうです。私が訪れた日も、たくさんのお客さんがいました!ピロさんが実際に講師となってレクチャーしてくれるお札折り紙ワークショップは、すぐ定員いっぱいになったそうですよ。

ピロ

今展で最も注目すべきなのはこちら。これまでにも様々なシリーズを発表してきたピロさんですが、新シリーズの「お散歩&お座り ヒト型シリーズ」は、なんと足の関節を動かすことでお散歩したり、座ったりすることができる3D仕様の作品なんです!

ピロ

※こちらの作品は東京展での展示はありません
※こちらの作品は東京展での展示はありません

るんるん気分でお散歩しているジョージ・ワシントンや、ちょっと澄ましたオシャレ樋口一葉。お札にプリントされた人の表情はかたいのに、なんだか感情が伝わってくるような気がします。

※こちらの作品は東京展での展示はありません
※こちらの作品は東京展での展示はありません

ピロさんの作品は、例えば同じような帽子を被った作品だったとしても、お札によって紙のサイズや顔の位置が違うので、折り方が全く違うそうです。裏側がどうなっているのか、とても気になりますよね!

ピロ

会場内にはその他にもたくさんの作品が展示されていて、お札一枚でこんなに表現の幅を広げていくピロさんが普段どんなふうに作品を生み出していくのか、そして一つ一つの作品はどういうプロセスで完成するのか、興味深かったです。

ピロ

ちなみに、大阪展で見た中で私が一番気に入ったのは、「A Whole New World」というアラジンと魔法のランプをモチーフにした作品です。野口さん・樋口さんの“和”なお顔でアラビアンな世界を表現していて、なんともシュール。
絶妙なニュアンスでなびいている魔法のじゅうたんは、インドのガンジー紙幣を使用しているそうですよ。

ピロ

ちなみに、会場では「お散歩&お座り ヒト型シリーズ」の作品が並んだちょっと大きめのポスターや、

ピロ

様々な種類の帽子を被ったエリザベス女王2世の作品の、小さめサイズなポスターが販売されていましたよ!

いかがでしたか?大阪の展示はすでに終わってしまいましたが、東京では3月1日まで開催しています。
今回掲載した作品の中には東京展で展示されないものも含まれていますが、カフェで世界の郷土菓子を食べながら世界のお札折り紙を楽しむことができ、味覚でも視覚でも世界を楽しめるというところは、大阪展にはない楽しみ方です。ぜひ足を運んでみてくださいね。

    ピロ・世界のお札折り紙展 at BinowaCafe

    開催期間:2018年2月3日(土)~3月1日(木)(月・火曜日はお休み)
    時間:平日14:00~21:00/土日祝 12:00~19:00
    場所:Binowa Cafe・郷土菓子研究社
    東京都渋谷区神宮前6-24-2 原宿芳村ビル2F
    インテリアパーツ&アウトドア日用品「Elgot内」
    URL:http://www.saa-studio.com/posts/3529622