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こんにちは、箱庭編集部です。
早いもので今年も半分が終わろうとしていますね。
2018年後半も気になるイベント目白押しですよ!

チャペック兄弟と子どもの世界

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チェコのチャペック兄弟が紡ぎ出す子どものための芸術
「ロボット」という言葉の生みの親として知られるチェコの作家カレル・チャペック(1890-1938)は、造形作家として活躍する兄のヨゼフ・チャペック(1887-1945)とともに、多彩な才能を発揮しました。
本展は、チェコで開催された「子どもたちを描いたチャペック兄弟の創作」展を基に開催されます。日本でもファンの多いヨゼフの絵本原画に加え、これまで日本でほとんど紹介されなかった油彩やパステル画、ドローイングを公開。さらにカレルによる『ダーシェンカ』の写真やデッサンなど幅広い作品がやってきます。
今もなお多くのファンを魅了し続けるチャペック兄弟の作品をぜひ堪能してくださいね!

    チャペック兄弟と子どもの世界
    開催日:2018年7月1日(日)〜2018年9月9日(日) 休館日:月曜 ※ただし7月16日は開館、7月17日は休館
    開催時間:10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
    開催場所・会場:芦屋市立美術博物館
    兵庫県芦屋市伊勢町12-25
    入場料:一般800円、大高生600円
    URL:http://ashiya-museum.jp/exhibition/exhibition_next/11682.html

絵本作家 いわむらかずおの世界

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子どもたちを魅了し続ける「14ひきシリーズ」が関西にやってきます!
自然のなかで暮らすヒメネズミの大家族の四季折々のいとなみを描いた「14ひきシリーズ」をはじめ、小さな生き物たちを同じ目線でいきいきと描く、いわむらかずおさんの絵本の世界は、世代や国境を越えて愛され続けています。今回は、絵本とその舞台である里山の自然をともに経験できる場所を栃木県那珂川の美しい丘の上に作られた「いわむらかずお絵本の丘美術館」から、珠玉の名作の原画の数々が姫路にやって来ます。
今夢中になっている子どもから、かつて愛読した皆さんまで、世代を超えて楽しめますよ!

    絵本作家 いわむらかずおの世界
    開催日:2018年6月23日(土)〜2018年9月2日(日) 休館日:月曜 ※ただし7月16日は開館、7月17日は休館
    開催時間:10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
    開催場所・会場:姫路文学館
    兵庫県姫路市山野井町84
    入場料:一般700円、大学・高校400円、中学・小学200円
    URL:http://www.himejibungakukan.jp/events/event/iwamurakazuo2018/

赤と青のひ・み・つ 聖なる色のミステリー

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「赤」と「青」に見る、人と色との関わり方とは
太古の人々にとって、「色」は自然そのものであり「色」を何かに施すことは、一種の呪術であり、象徴的な意味を加えることでした。中でも「赤」と「青」は、いずれも信仰と深く結びつき「聖なる色」と捉えられていました。一般的にあらゆる色のなかで最も強いイメージがあるとされる2色であると同時に、一方は動的で他方は静的である、両極の側面を持つ色だとも言えます。
本展では、古代から近世における世界の美術品に表されたこの2色を取り上げることで、古より「色」とどのように関わってきたかを考えられるきっかけになっています。

    赤と青のひ・み・つ 聖なる色のミステリー
    開催日:2018年6月30日(土)〜2018年8月26日(日) 休館日:月曜 ※ただし7月16日は開館、7月17日は休館
    開催時間:10:00〜17:00 ※入館は閉館の1時間前まで
    開催場所・会場:MIHO MUSEUM
    滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
    入場料:大人1100円、高校・大学生800円、小学・中学生300円
    URL:http://www.miho.jp/exhibition/2018red_and_blue/

川島小鳥写真展「つきのひかり あいのきざし」~尾野真千子と川島小鳥~

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写真家・川島小鳥さんが女優・尾野真千子さんを初のモノクロ写真で撮り下ろし!
独特の空気感のある作品で支持を集める写真家・川島小鳥さん。
今回は、奈良県出身の女優・尾野真千子さんと2人だけで巡った台湾と奈良を本展のために自身初のモノクローム写真で撮り下ろし。色彩にとらわれることのない陰影の世界に光を求め、新しい世界へと一歩踏み出す展覧会です。

    川島小鳥写真展「つきのひかり あいのきざし」~尾野真千子と川島小鳥~
    開催日:2018年6月30日(土)〜2018年8月26日(日) 休館日:月曜 ※ただし7月16日は開館、7月17日は休館
    開催時間:9:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
    開催場所・会場:入江康吉記念 奈良市写真美術館
    奈良県奈良市高畑町600-1
    入場料:一般500円、高校・大学生200円(高校生のみ土曜日無料)、小・中学生100円
    URL:http://irietaikichi.jp/news/exhibition/190

横山雄 ホノアカリ『新版 宮澤賢治 愛のうた』刊行記念展

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『新版 宮澤賢治 愛のうた』刊行記念!横山雄さんによる挿絵の数々
宮澤賢治の知られざるラブ・ストーリーを作品と証言から読み解く異色の文芸エッセイ『新版 宮澤賢治 愛のうた』。刊行を記念し、本の中で恋のきらめきと葛藤を表現している、横山雄さんによる繊細で美しい挿絵原画を展示します。新作も展示予定!
7月1日夜には、本の著者・澤口たまみさんがベーシスト石澤由男さんと盛岡から来場、賢治の恋の謎を解き明かすトーク&ジャズライブ「百年の謎解き」も開催されますよ〜。

    横山雄 ホノアカリ『新版 宮澤賢治 愛のうた』刊行記念展
    開催日:2018年7月1日(日)〜2018年7月15日(日)
    開催時間:11:00〜20:00 ※最終日・イベント開催日は18:00まで
    開催場所・会場:誠光社
    京都府京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437
    入場料:無料
    URL:http://www.seikosha-books.com/event/3498

三つの体、約百八十兆の細胞

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異なる素材を扱う3人のアーティストによる共同制作実験
彫刻、絵画、写真という異なるメディウムの混合による制作実験を3年以上に渡り断続的に展開してきた3人のアーティストによる共同制作実験です。タイトルの「三つの体、約百八十兆の細胞」とは、制作している3人のアーティストの身体を180兆の細胞の集合(一人あたりの細胞は約60兆)として捉えることで、モノである作品を含めた制作現場全体がひとつの現象となる瞬間のイメージを表しているんだとか。今回は、これまでの共同制作作品や制作プロセスで発生したもの、またそこから各々新たに展開させた作品が一堂に集まっていますよ!

    三つの体、約百八十兆の細胞
    開催日:2018年6月30日(土)〜2018年7月8日(日) 休館日:月曜
    開催時間:11:00〜19:00
    開催場所・会場:フラッグスタジオ
    大阪府大阪市西区江之子島2-1-37 阿波座ライズタワーズ フラッグ46 1F
    入場料:無料
    URL:https://enokojima.info/event/2056

華やかなフランス・ポスター ベル・エポックを中心に

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19世紀末から20世紀のパリ文化を伝えるフランス・ポスター
ポスター・デザインというと真っ先にその名があがるほど、19世紀末から20世紀前半にかけてのフランスはポスター生産の中心地でした。街じゅうに貼られたポスターはパリの風物詩であると同時に、パリの風俗を色鮮やかに伝えてくれる証言でもあります。本展ではアール・ヌーヴォーからアール・デコまでのベル・エポックのポスターを中心に、商品や観劇、博覧会や戦争といった時代の諸相を切り取った鏡としてのポスターをご紹介。
デザイナーたちが1枚のポスターに込めた思いと、文化の都パリの華やぎ、そして近代を生き抜いてきたポスターの表現の豊かさを感じ取ってみてくださいね〜!

    華やかなフランス・ポスター ベル・エポックを中心に
    開催日:2018年6月25日(月)〜2018年8月11日(土・祝) 休館日:日曜・祝日 ※ただし8月11日(土・祝)は開館
    開催時間:10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
    開催場所・会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館2F
    京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町
    入場料:一般200円、大学生150円
    URL:http://www.museum.kit.ac.jp/20180625h.html

DESIGN SETTA SANGO POPUP

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暮らしに「SETTA」(雪駄)を取り入れませんか
「鼻緒のある履き物を現代の日常に取り戻したい」という想いから始まったプロジェクト・DESIGN SETTA SANGO。100年以上もの間、奈良県三郷町で培われた技術に、現代のスタイルに合うデザイン性を加え、これまでに無い全く新しい履き物としての「SETTA」(雪駄)を発信しています。
今回のPOP UP SHOPではモダンで個性のあるラインナップが揃っていますよ。夏のお出かけに「SETTA」を取り入れてみてはいかがでしょうか〜?

松田月香 個展「迷路の中で」

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若手作家・松田月香 さん個展
自分が出会った印象深い人たちや、テレビや本で知った話、人から聞いて忘れられない話などをきっかけに制作する松田月香 さんによる個展です。
家にあったものや生活している街で拾ったもの、友人からプレゼントしてもらったもの、バイト先でいらないからと分けてもらったものなど、身近にあるものを素材にした作品が並びます。

    松田月香 個展「迷路の中で」
    開催日:2018年6月30日(土)〜2018年7月16日(月)
    開催時間:11:00〜19:00
    開催場所・会場:ホホホ座浄土寺店
    京都府京都市左京区浄土寺馬場町71 ハイネストビル
    入場料:無料
    URL:http://hohohoza.com/news/3109

Yuko Kan Solo exhibition 「SHOKISAN」

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ユーモアが込められた木彫作品を制作する・菅祐子さん個展
京都の町家で屋根に魔除けとして置かれている小さな瓦人形は親しみをこめて“しょうきさん”と呼ばれています。悪いものから守ってくれる存在。
見た目は異なりますが菅祐子さんの作品からもふとそんなことを感じることがあります。
彼女ならではのユーモアが込められた表情豊かな作品たちをぜひ見てみてくださいね!

    Yuko Kan Solo exhibition 「SHOKISAN」
    開催日:2018年6月16日(土)〜2018年7月1日(日) 定休日:火曜
    開催時間:11:00〜19:00
    開催場所・会場:Community Store TO SEE
    京都府京都市中京区衣棚通竹屋町上ル玉植町244
    入場料:無料
    URL:http://t-o-s-e-e.jp/exhibition

いかがでしたか?
傘を忘れず、お出かけしてくださいね!
よい週末をお過ごしください〜。