EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント10選 12月29日(土)〜1月6日(日)
こんにちは、箱庭編集部です。
早くも2018年最後のイベントまとめとなりました。今回は1月6日(日)までの2週分お届けします。
以前ご紹介したイベントの中から年末年始も楽しめるものも再度ピックアップしてご紹介していきますよ〜!
フェルメール展
日本美術展史上最多!フェルメール作品9点が観られる贅沢な機会
寡作で知られ、現存作35点ともいわれるフェルメール作品の中から、日本初公開作品を含む9点が日本にやってきます。フェルメールの他にも、オランダ同時代の絵画傑作約50点を通して、17世紀オランダ絵画の広がりと独創性をご紹介。さらに、来場者全員に音声ガイドを無料で提供!より快適に展示を楽しむことができますよ。
ただし、チケットは「日時指定入場制」となっているので事前の購入を忘れずに〜!
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フェルメール展 ※期間中休館日なし
開催日:2018年10月5日(金)〜2019年2月3日(日)
開催時間:9:30〜20:30 ※入館は閉館の30分前まで ※1月1日(火・祝)~2月3日(日)は9:00〜20:30
開催場所・会場:上野の森美術館
東京都台東区上野公園1-2
入場料(前売日時指定券):一般 2500円、大学・高校生 1800円、中学・小学生 1000円
URL:https://www.vermeer.jp/
カタストロフと美術のちから展
カタストロフ(大惨事)から再生させる「美術のちから」の可能性とは?
日本大震災やアメリカ同時多発テロ、リーマンショックなど世界各地で絶えず発生するカタストロフ(大惨事)を主題に、多くのアーティストが、惨事を世に知らしめ、後世に語り継ごうと作品を制作しています。その記録は、マスメディアの記録とは異なり、世論の影に隠れたもう1つの事実を私たちに提示します。
テロや環境破壊など、危機的な問題が山積する今日において、美術は私たちが再生を遂げるためにどのような役割を果たすことができるのか、負を正に転ずる力学としての「美術のちから」の可能性を問いかけます。こちらの記事も読んでみてくださいね!
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カタストロフと美術のちから展 ※期間中休館日なし
開催日:2018年10月6日(土)〜2019年1月20日(日)
開催時間:10:00〜22:00 ※火曜日のみ17:00まで(ただし1月1日は22:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:森美術館
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
入場料:一般 1800円、学生(高校・大学生) 1200円、子供(4歳~中学生) 600円、シニア(65歳以上) 1500円
URL:https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/catastrophe/index.html
ムンク展―共鳴する魂の叫び
約100点のムンク作品が東京・上野で楽しめる!
近代絵画の巨匠、エドヴァルド・ムンクの多彩な作品が東京に大集合。
オスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、約60点の油彩画に版画などを加えた約100点が展示されますよ。代表作≪叫び≫には複数のバージョンがありますが、ムンク美術館所蔵の油彩・テンペラ画の≪叫び≫は今回が初来日!この機会をお見逃しなく〜。
こちらのレポート記事も併せてチェックしてみてください〜。
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ムンク展―共鳴する魂の叫び ※12/31(月)、1/1(火・祝)休館
開催日:2018年10月27日(土)〜2019年1月20日(日)
休館日:月曜日(ただし1月14日は開室)、12月31日(月)、1月1日(火・祝)、1月15日(火)
開催時間:9:30〜17:30 ※金曜は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)
開催場所・会場:東京都美術館
東京都台東区上野公園8-36
入場料:当日券 一般 1600円/大学生・専門学校生 1300円/高校生 800円/65歳以上 1000円
URL:https://munch2018.jp/
ヘスス・ラファエル・ソト「Pénétrable BBL Bleu」
ベネズエラ出身アーティスト・ソトの作品をぜひ
キネティック彫刻や大規模なインスタレーションで最もよく知られたベネズエラ出身アーティスト、ヘスス・ラファエル・ソト。ソトはすべての作品を通じて純粋な抽象性、色彩理論、そして背景と前景との間に働く力を表現しながら、一貫して工業的に複数生産される作品の問題と視覚的な動きを通して空間を変容させる可能性に関心を向けてきました。
本展ではソトの象徴的な作品「Pénétrable BBL Bleu」を通して、私たちに空間は空虚な場所ではないことを想い出させ、また実際に素材に触れる体験によって目に見えないものを感じとらせます。
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ヘスス・ラファエル・ソト「Pénétrable BBL Bleu」 ※1/1(火・祝)休館
開催日:2018年12月7日(金)〜2019年5月12日(日)
開催時間:12:00〜20:00 ※12/31(月)は18:00まで
開催場所・会場:ESPACE LOUIS VUITTON TOKYO
東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F
入場料:無料
URL:http://www.espacelouisvuittontokyo.com/
『DEAD STOCK PORCELAIN MARKET ‐有田焼・波佐見焼 デッドストック陶器市‐』
九州・肥前地区の陶磁器を扱う‘西海陶器’の倉庫に眠る、デッドストック品を蔵出し
日本を代表する産地のひとつ「波佐見」を拠点に、約400年の歴史を誇る‘西海陶器’。今回は、その倉庫に眠る、1980年代後半から1990年代に生産された「有田焼」「波佐見焼」の和食器のデッドストック品を蔵出しし『陶器市』を開催します。
日本経済のバブル期の最盛をもの語る華やかな絵付や金彩、近年なくなりつつある加工技術を駆使した、およそ600種、3000点の上質で豪華絢爛な和食器が並びますよ。生産体制、技術、コストなどあらゆる面で再生産ができない一点ものも多数、在庫限りの貴重なラインナップですのでお見逃しなく〜。
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『DEAD STOCK PORCELAIN MARKET ‐有田焼・波佐見焼 デッドストック陶器市‐』 ※期間中休館日なし
開催日:2018年12月29日(土)〜2019年1月27日(日)
開催時間:11:00〜21:00 ※日曜・祝日は20:00まで、12/31(月)は19:00まで、1/1(火・祝)〜1/3(木)は10:30〜20:00
開催場所・会場:PASS THE BATON GALLERY
東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F パスザバトン表参道店内
入場料:無料
URL:https://www.pass-the-baton.com/news/8554/
創作展「感じるパッケージデザイン」展 言葉はなくても伝わる
パッケージデザイナーによる、「言葉はなくても伝わる」をテーマにした創作展
「言葉はなくても伝わる」をテーマにパッケージデザイナーが創作展を開催します。例えば、日本語を知らない海外の方にもとどくデザイン、目の不自由な方にも響くフォルムやテクスチャー、見ただけで柔らかさや硬さが伝わるカラーリング、など。
商品名やキャッチコピーがなくても、国・文化・年齢を超えてコミュニケートできるようなパッケージを感じてみてくださいね!
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創作展「感じるパッケージデザイン」展 言葉はなくても伝わる ※1月1日(火・祝)休館
開催日:2018年12月18日(火)〜2019年12月30日(日)
開催時間:11:00〜20:00 ※最終日は17:00まで
開催場所・会場:渋谷ヒカリエ8F CUBE 1, 2, 3
東京都渋谷区渋谷2-21-1
入場料:無料
URL:http://www.hikarie8.com/cube/2018/11/post-64.shtml
建築 × 写真 ここのみに在る光
建築がどのように写されてきたのか
現存する最も古い写真は1827年頃にジョセフ・ニセフォール・ニエプスによって撮影された、窓から見える「たてもの」の一角だったそう。
都市開発が進み、街の変貌が著しかった19世紀末。過去の建築や出来たばかりの建築を記録するために、写真という新しい技術が盛んに使用され、そして現在にいたるまで、多くの建築が撮影されています。
今回は東京都写真美術館のコレクションを中心として、さまざまな建築を捉えた写真を展示。写真が発明された頃からどのような建築が写されてきたのか、そして現代の写真家がどのように建築を捉えてきたのかをご紹介しますよ。
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建築 × 写真 ここのみに在る光 ※12月29日(土)〜1月1日(火・祝)休館
開催日:2018年11月10日(土)〜2019年1月27日(日)
休館日:月曜(ただし1月14日(月・祝)は開館)、12月29日(土)〜1月1日(火・祝)、1月15日(火)
開催時間:10:00〜18:00 ※木・金曜は20:00まで ※最終入館は閉館の30分前まで
開催場所・会場:東京都写真美術館
東京都目黒区三田1-13-3
恵比寿ガーデンプレイス内
入場料:一般 600円、学生 500円、中高生・65歳以上 400円
※1月2日(水)は観覧無料、3日(木)は2割引
URL:http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3108.html
天文学と印刷 新たな世界像を求めて
天文学の進展に大きな役割を果たした学者と印刷者の関係とは
天動説から地動説への転換が起こるきっかけとなったコペルニクスの『天球の回転について』。
15世紀のヨーロッパに登場した活版および図版印刷は、新たな世界像を再構築していく上で大きな役割を果たしました。学者と印刷者は共同で出版を行うのみならず、学者の中には自ら印刷工房を主宰した人物も存在するそう。
学問の発展に果たした印刷者の活躍を天文学を中心に扱う、貴重な展示です。
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天文学と印刷 新たな世界像を求めて ※12月29日(土)~1月3日(木)休館
開催日:2018年10月20日(土)〜2019年1月20日(日)
休館日:月曜(ただし1月14日(月・祝)は開館)、12月29日(土)~1月3日(木)、1月15日(火)
開催時間:10:00〜18:00 ※入場は閉場の30分前まで
開催場所・会場:印刷博物館
東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル
入場料:一般800円、学生500円、中高生300円
URL:https://www.printing-museum.org/exhibition/temporary/181020/
Like A Daydream
3名のクリエイターによる“写真×音楽”の展示会
現実と空想の境界線を詩的に写し出す作風で注目を集める新鋭写真家、武川裕喜さんを中心に、映像や写真、空間演出などさまざまな場面への楽曲提供を担うサウンドクリエイターの慕情(ぼじょう)さん、そして映像・舞台を中心に活動している俳優、生越千晴さんの3名による、“写真×音楽”の展示会。
作品制作のテーマは”完璧な瞬間からの決別”。1年前から制作をスタートし、今回、“写真×音楽”という異なるジャンルの芸術を掛け合わせた共同作品を初めてお披露目しますよ〜。
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Like A Daydream ※1月4日(金)開始
開催日:2019年1月4日(金)〜2019年1月9日(水)
開催時間:11:00〜21:00 ※1/5は19:00まで(19:00-21:00は新年会)、1/6は20:00まで、1/9は18:00まで
開催場所・会場:表参道ROCKET
東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F
入場料:無料
URL:https://karasuyamagroove.com/likeadaydream_info
富士屋ホテルの営繕さん -建築の守り人-
「営繕さん」の仕事から見る、富士屋ホテルのおもてなし空間
明治11年、日本初の本格的リゾートホテルとして箱根に開業した「富士屋ホテル」。この老舗ホテルには「営繕さん」と呼ばれるスタッフが在任し、建築物の営造や修繕を行っています。現在進行中の大規模改修をきっかけに開催される本展では、営繕さんの仕事を通して、歴史を受け継いで守られてきたおもてなしの空間の魅力をご紹介。会場には、建物の内外の撮り下ろし写真や、ホテルから移設した富士屋の象徴である営繕作の朱赤の欄干など、貴重な展示が並びますよ。
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富士屋ホテルの営繕さん -建築の守り人- ※12月28日(金)〜1月4日(金)休館
開催日:2018年12月6日(木)〜2019年2月23日(土)
休廊日:水曜、12月28日(金)〜1月4日(金)
開催時間:10:00〜18:00
開催場所・会場:LIXILギャラリー
東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル
入場料:無料
URL:http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g-1809/
2018年最後の週末、素敵な思い出を作ってくださいね〜。
それでは、よい年末年始を!
来年もお楽しみに〜。