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こんにちは、箱庭編集部です。
早くも2月になりますね。週末の予定はお決まりですか?
今週は、寒くても行きたい、気になるイベント10選です!

岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟

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コラージュ作家・岡上淑子さん個展。米国から貴重なコレクションの初里帰りも!
1950年代に彗星のごとく登場した岡上淑子さん。日本におけるシュルレアリスム運動を先導した瀧口修造さんに見出され、写真媒体を活用したフォトコラージュ作品によってその才能を開花させました。
戦後復興期の時代を反映した報道写真による背景と、前景に浮かび上がる当時最先端のモードは、鮮やかな対比を描きながら独特の美や世界観を導き出します。近年再注目されているその活動は、今や国際的な評価を得ており、現代のコラージュ作家たちにも影響を与えています。
本展では、国内所蔵に加えて米国ヒューストン美術館の貴重な作品が里帰り。貴重な機会をお見逃しなく!

    岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟
    開催日:2019年1月26日(土)〜2019年4月7日(日)
    休館日:第2・4水曜日
    開催時間:10:00〜18:00 ※3/29、3/30、4/5、4/6は、20:00まで開館 ※最終入場は閉館の30分前まで
    開催場所・会場:東京都庭園美術館(本館+新館ギャラリー1)
    東京都港区白金台5-21-9
    入場料:一般 900円、大学生 720円、中学生・高校生 450円、65歳以上 450円
    URL:https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/190126-0407_okanoue.html

鈴木康広 近所の地球 旅の道具

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日常を独特の視点で観察するアーティスト・鈴木康広さんの仕事に迫る!
箱庭でもご紹介した「ファスナーの船」を手がけたアーティスト・鈴木康広さんの仕事にスポットを当てる展覧会。
日常の風景や現象を独特の視点で観察し、作品へと昇華させるアーティストとして、注目を集める鈴木さん。
およそ20年に亘る創作活動の中で作り出された数々の作品を振り返ります。
思わず微笑んでしまう、心あたたまる世界観を体感してみてくださいね!

    鈴木康広 近所の地球 旅の道具
    開催日:2019年1月23日(水)〜2019年2月17日(日)
    開催時間:10:00~20:00 ※最終日は17:00まで
    開催場所・会場:デザインギャラリー1953
    東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座7F
    入場料:無料
    URL:http://designcommittee.jp/2019/01/20190123.html

INSULA LUX 光の島アントニ タウレ展覧会

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国際的に高く評価されているアーティスト、アントニ・タウレを展覧できる贅沢な機会
バルセロナ出身のアーティスト、アントニ・タウレ。スペインのフォルメンテーラ島、ロンドン、パリを拠点に、絵画、写真、舞台装飾の制作活動を行っており、、世界各地の美術館やギャラリーで数々の個展を開催してきました。
今回のテーマは、タウレが1970年代から拠点のひとつとしているインスピレーションの源、フォルメンテーラ島を描いたシリーズ「光の島」。作品に漂う独特のオーラを楽しみましょう!

    INSULA LUX 光の島アントニ タウレ展覧会
    開催日:2019年1月16日(水)〜2019年2月14日(木)
    開催時間:12:00~19:30
    開催場所・会場:CHANEL NEXUS HALL
    東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
    入場料:無料
    URL:https://chanelnexushall.jp/program/2019/antonitaule/

MOMATコレクション

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20世紀はじめから今に至る日本の近現代美術の流れを時代順にご紹介
20世紀はじめから今日までの日本の近現代美術の流れを、国際的な繋がりも含めてご紹介する企画。選りすぐりの名品が凝縮されています。
おおよそ時代順ですが、各時代の美術と社会の関係を色々な角度から見ることができますよ。
3月19日からは「美術館の春まつり」として、川合玉堂《行く春》(重要文化財)をはじめとする花を描いた名作が揃うんだとか。千鳥ヶ淵の桜と合わせて春を感じたいですね。

    MOMATコレクション
    開催日:2019年1月29日(火)〜2019年5月26日(日)
    休館日:月曜(ただし2月11日、3月25日、4月1日、4月29日、5月6日は開館)、2月12日(火)、 5月7日(火)
    開催時間:10:00〜17:00 ※金・土曜は20:00まで ※最終入場は閉館の30分前まで
    開催場所・会場:東京国立近代美術館本館所蔵品ギャラリー(4F-2F)
    東京都千代田区北の丸公園3-1
    入場料:一般 500円、大学生 250円
    URL:http://www.momat.go.jp/am/exhibition/permanent20190129/

JAGDAつながりの展覧会 Part 2 チャリティ・アート・タンブラー

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障害のあるアーティストとパラリンピアンを応援するプロジェクト。お気に入りのタンブラーを見つけてみては?
デザインの“つなぐ力”を使って、障害のあるアーティストとパラリンピアンを応援する日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)。今回は、スポーツ観戦などに持っていくことができ、エコにもつながる「タンブラー」を取り上げます。障害のあるアーティストの作品ライブラリー登録作品(一部を除く)を会員デザイナーが選び、タンブラーのカバーをデザインしました。
タンブラーは、1年をかけて全国で展示・チャリティ販売されるそう。ぜひ皆さんのお気に入りを見つけてみてくださいね〜。

    JAGDAつながりの展覧会 Part 2 チャリティ・アート・タンブラー
    開催日:2019年2月1日(金)〜2019年3月10日(日)
    開催時間:11:00〜19:00
    開催場所・会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
    東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
    入場料:無料
    URL:http://designhub.jp/exhibitions/4445/

インポッシブル・アーキテクチャー

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アンビルドの建築に込められた刺激的なアイデアをぜひ
建築の歴史を振り返ると、完成に至らなかった素晴らしい構想や、あえて提案に留めた刺激的なアイディアにあふれています。アンビルト/未完の建築には、作者の夢や思考がより直接的に表現されているのではないでしょうか。本展では、20世紀以降の国内外のアンビルトの建築にスポットを当て、それらを「インポッシブル・アーキテクチャー」と名付けました。
およそ40人の建築家・美術家による「インポッシブル・アーキテクチャー」。図面や模型などを通して、未だ見ぬ新たな建築の姿に想いを馳せてみませんか。

    インポッシブル・アーキテクチャー
    開催日:2019年2月2日(土)〜2019年3月24日(日)
    休館日:月曜(2月11日は開館)
    開催時間:10:00〜17:30
    開催場所・会場:埼玉県立近代美術館
    埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
    入場料:一般 1200円、大高生 960円
    URL:http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=386

OBI KONBU

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MIYAKE DESIGN STUDIOの新作『OBI』『KONBU』をお見逃しなく!
イッセイ ミヤケのものづくりを支え、多様な広がりを生み出してきたのは一枚の布でした。今回は新作『OBI』と『KONBU』をご紹介。帯のように畳まれた平たい布を持ち上げると立体へと変化する『OBI』、肌触りの良い滑らかさと立体的な形状を保つ硬さを併せ持つ『KONBU』。
デザインへの飽くなき探求と、人々の生活に根ざしたものづくりが結実した『OBI』『KONBU』をぜひ実際に見てみてくださいね!

    OBI KONBU
    開催日:2019年1月19日(土)〜2019年2月18日(月)
    休館日:火曜
    開催時間:10:00〜19:00
    開催場所・会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
    東京都港区赤坂9-7-6
    入場料:無料
    URL:https://www.isseymiyake.com/ja/news/3790

WITHOUT THOUGHT BY NAOTO FUKASAWA DMN DESIGN WORKSHOP EXHIBITION VOL.16 「HAPPY MOMENT|幸せの瞬間」

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深澤直人氏ディレクション。企業デザイナーがチャレンンジしたデザインワークショッププロジェクト
深澤直人氏のディレクションによる、ワークショップ+展示会というプログラム構成で、日本のインハウスデザイナーのクリエイティビティを豊かに花開かせる、デザインワークショップ作品発表展です。
16回目を迎える今回は「HAPPY MOMENT|幸せの瞬間」がテーマ。第一線で活躍する様々なジャンルの企業デザイナーたちが各企業の枠を越え、ワークショップに全力で挑戦した作品群が並びますよ。
デザインの役割が変化している今、企業デザイナーの多様な魅力を感じてみませんか。

紙事、阿部寛文「紙が書く 記憶が書く」

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紙に携わる紙事とペインター・阿部寛文さんがコラボレーション
紙に纏わる活動をする紙事(かみごと)とベルリン在住のペインター・阿部寛文さんによる二人展。紙事がこれまで暮らした日本・香港・ベルリンで本展のために収集した紙を阿部さんに託し、絵を描きます。
イメージを表現するのではなく、ものそのものの存在をただ示すというこの実験的な共同作業は、多様なものの見方や予期せぬ風景を生み出すきっかけとなるそう。ギャラリーに広がるドローイングやインスタレーションを実際に体感しに行きましょう!

    紙事、阿部寛文「紙が書く 記憶が書く」
    開催日:2019年2月1日(金)〜2019年2月14日(木)
    休廊日:水曜
    開催時間:13:00〜20:00
    開催場所・会場:nidi gallery
    東京都渋谷区東2-27-14 ペガサスマンション#102
    入場料:無料
    URL:https://nidigallery.com/news/20190201

菊地和歌子写真展「潜る」

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“空想の世界”を落とし込んだ、どこか夢の中で見た景色のような写真展
フリーのフォトグラファーとして活躍する菊地和歌子さん。
今回の展示「潜る」では、子供の頃から心の中にあったという“空想の世界”を表現した作品が並びます。
現実世界でありながら、夢の中で見た景色のような、ぼんやりと優しい空気を纏う情景を彷彿とさせる作品には、懐かしい記憶を呼び起こすような感覚を覚えるかもしれません。
自然光の差し込む空間の中で、寛ぎながら楽しめる展示です!

    菊地和歌子写真展「潜る」
    開催日:2019年2月2日(土)〜2019年2月17日(日)
    休廊日:水曜
    開催時間:12:00〜19:00
    開催場所・会場:BOOK AND SONS 1F・2F
    東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番
    入場料:無料
    URL:https://bookandsons.com/blog/wakako-kikuchi-moguru.php

気になるイベントは見つかりましたか?
体調管理に気をつけて、楽しい週末をお過ごしください。
次回もお楽しみに!

    ◆メインビジュアル
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