こんにちは、シオリです。
ここ最近、旅先としてだけでなく、文化やカルチャーの面でもグッと距離が近くなってきている台湾。今日は、そんな台湾のプロダクトに注目し、デザイン好きなhaconiwa読者のみなさんに耳寄りな情報をお届けしたいと思います！

世界に台湾デザインを届ける！国際見本市のためのブランド「Fresh Taiwan」

今日ご紹介するのは、世界に台湾のデザインを届けるために発足した、国際見本市のためのブランド「Fresh Taiwan」。2012年にスタートして以来、台湾国内の優れたデザインプロダクトを世界各国のデザイン見本市で披露してきました。そんなFresh Taiwanが、展示会シーズンを迎えた東京で気になる展示を開催しているんです…！

日台をつなぐ“泊まれるギャラリー”「NIBUNNO」とコラボ！
テーマ展「Live In Taiwan Design (台湾のデザインに暮らす)」を開催。

会場となっているのは、以前haconiwaでもご紹介したことのある日台をつなぐ“泊まれるギャラリー”「NIBUNNO」。こちらの1F/3F/5F の３フロアを使い、Fresh Taiwan が厳選した台湾ブランドのプロダクトを実際に手に取ることができる展示が7月17日(水)～7月21日(日)まで開催されています。

蛍光ペンが印象的なFresh Taiwan 2019年のロゴのテーマは「HIGHLIGHT」。強調したいところを蛍光ペンでなぞるように、台湾のデザインにも注目してほしいという思いが込められています。展示会場にも、蛍光ペンをモチーフにしたデザインが施されていて素敵でした！

展示は３フロアに分かれていますが、１階には今回参加しているブランドのアイテムがずらっと並ぶ展示が。

私が気になったのは、こちらのキャンドル！まるで本物のような猫や犬の表情がたまりません。吸い込まれるようなリアル感のある瞳は、ガラスが使われているそう。世界的なハイブランドともコラボしている「eye candle」のプロダクトです。

こちらは、デザイン性はもとより、新聞紙や木屑を再利用して作られたエコなプロダクトでもある「STUDIO LIM」のトレイ。日本の漆と似た手法で作られているというから驚きです！日本統治時代に漆産業が盛んだった台中出身のクリエイターが、漆職人だった親戚の影響で子供のころから漆に興味を持っており、ユニークな素材として研究を重ねて創り上げたプロダクトなんだそう。素材を追求しているからこそ生まれるデザインにうっとりしてしまいますよ！

３階へ移動すると、普段はお客様が宿泊するお部屋が展示会場となっていました！
今回の展示テーマである「Live In Taiwan Design (台湾のデザインに暮らす)」を表現するために、テーブルに文房具が置かれていたり、窓際にモビールが吊るされていたりと、実際に使われるシーンを想定して展示がされているんです。

お部屋でこんな風に何気なくバッグを椅子にかけることってありますよね？生活の中で使っているシーンをイメージした展示は、いきいきとしたプロダクトの魅力を感じることができます。

NIBUNNOの最上階である５階は、普段は宿泊者だけが入ることができるラウンジスペース。ここにも蛍光ペンをイメージした装飾があるなかに、何気なくプロダクトが置かれていてなんともおしゃれな空間になっていました。

プロダクトそれぞれのデザイン性を、存分に感じられる本展。台湾好きな方だけでなく、デザイン好きの方にもぜひご覧いただきたい内容でした！

NIBUNNOでの展示は、２部構成で楽しめます。

現在開催中の３フロアにまたがった展示「Live In Taiwan Design (台湾のデザインに暮らす)」は7月21日(日)までとなっていますが、その後も１階のみに限定したPop-Up Storeは9月15日(日)までの土日のみ開催されますよ。

NIBUNNOの外観で印象的な可愛いらしい窓も、この通り。Fresh Taiwan使用になっていて素敵です！気になった方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。