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今週末行きたいイベント10選 in 関西 7月4日(土)~7月12日(日)

今週末行きたいイベント10選 in 関西 7月4日(土)~7月12日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。
約3ヶ月ぶりの関西のイベントまとめをお届けします。バーチャル展示なども多数公開されていますので、無理のない範囲でお出かけを楽しんでみて下さいね〜。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。

杉本博司 瑠璃の浄土

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京都市京セラ美術館リニューアルオープン記念展
86年の長きにわたり市民の皆様に愛されてきた京都市美術館が、京都市京セラ美術館としてリニューアルオープン。美術館の再生を記念し、新たにオープンする新館「東山キューブ」の開館記念展として、現代美術作家・杉本博司氏の個展「杉本博司 瑠璃の浄土」が開催されます。本展は、新たに制作された京都蓮華王院本堂(通称、三十三間堂)中尊の大判写真を含む「仏の海」や、世界初公開となる「OPTICKS」シリーズといった写真作品の大規模展示が行われます。また、「京都」「浄土」「瑠璃ー硝子」にまつわる様々な作品や考古遺物に加え、屋外の日本庭園には《硝子の茶室 聞鳥庵 モンドリアン》も設置。写真を起点に創造活動の現在について考え直すとともに、長きにわたり浄土を希求してきた日本人の心の在り様を再考します。

杉本博司 瑠璃の浄土
開催日:2020年5月26日(火)〜2020年10月4日(日)
休館日:月曜 ※祝日の場合は開館
開催時間:10:00〜18:00
開催場所・会場:京都市京セラ美術館
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
入場料:一般 1500円、大学・高校生 1100円
URL:https://kyotocity-kyocera.museum/
※事前予約制となっています。予約についてはこちらをご覧ください。

ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ

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新作、近作も公開。ヤン・ヴォーの日本初個展
世界で最も注目を集めているアーティスト、ヤン・ヴォーの日本の美術館では初となる個展「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」(読み:ヤン・ヴォー)が開催されます。ヤン・ヴォーは1975年、ベトナムに生まれ、4才の時に、父親の手製のボートに乗って家族とともにベトナムから逃れ、難民キャンプを経たのちデンマークに移住しました。彼は、自身の経験や家族の歴史等を取り込みながら作品化しています。それらを通じ、アイデンティティ、権力、歴史、覇権主義、エロティシズムといったテーマが直接的にあるいは比喩的に顕れ、鑑賞者にも一つの事物に対して異なる角度からの視線を持つことを誘います。本展は、巡回展の予定はないそう。ヴォーにより丹念に考え抜かれた展示空間への作品配置にも注目してみて下さいね〜。

ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ
開催日:2020年6月2日(火)〜2020年10月11日(日)
休館日:月曜 ※ただし8月10日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館し、翌平日休館
開催時間:10:00〜17:00 ※入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:国立国際美術館
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
入場料:一般1200円、大学生700円
URL:http://www.nmao.go.jp/exhibition/2020/danh_vo.html

日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ポーランドの映画ポスター

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世界の優雅なポスターアートを展覧
第二次世界大戦終結以来、コミュニズムの道を歩むこととなったポーランド。新世代のアーティストによる自由な表現が推進されたのが映画とグラフィック・デザインという2分野でした。
本展では、日本とポーランドの国交樹立100年を記念し、1950年代後半から1990年代前半までに制作された、映画ポスターをご紹介。ポーランド映画のポスターのほか、ヨーロッパ各国の作品やアメリカ映画、さらには日本映画のポスターにも着目します。映画とグラフィックの出会いから生まれた、ポスターアートの数々を会場でじっくりご覧ください。

日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ポーランドの映画ポスター
開催日:2020年3月17日(火)〜2020年7月12日(日)
休館日:月曜日
開催時間:9:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
開催場所・会場:京都国立近代美術館 4F コレクション・ギャラリー内
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
入場料:一般 430円、大学生 130円
URL:https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2019/437.html

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく

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ミナ ペルホネンと皆川明氏のものづくりにまつわる過去最大規模が関西上陸
デザイナーの皆川明氏(1967-)が設立したブランド「ミナ ペルホネン」。流行に左右されない「特別な日常服」をコンセプトに、日本各地の生産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けています。本展のタイトル「つづく」には、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出す様子も込められています。多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、今回は、生地や衣服、インテリア等のプロダクトに加え、原画、映像など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も大公開。ミナ ペルホネンと皆川明のものづくりとその思考から、日常生活やその先にある社会の仕組みの見え方が変わるかもしれません。東京展の様子はこちらの記事でチェックできますよ〜!

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
開催日:2020年7月3日(金)〜2020年11月8日(日)
休館日:月曜日 ※ただし8月10日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館し、翌平日休館
開催時間:10:00~18:00 ※金・土曜は20:00まで ※最終入場は、閉場の30分前まで
開催場所・会場:兵庫県立美術館
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
入場料:一般 1400円、大学生・専門学校生 1000円、70歳以上 700円
URL:https://mina-tsuzuku.jp/
※日時指定による事前予約での入場となります。詳しくはチケットページをご覧ください。

ムーミン展 THE ART AND THE STORY

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世界中のファンを魅了するムーミン。約500点の展示品からさらなる魅力に迫る
フィンランドを代表する芸術家、トーべ・ヤンソン(1914年~2001年)が生みだした「ムーミン」シリーズ。小説、絵本、アニメなどを中心に世界中から愛され続けています。本展では、その多彩なアートと奥深い物語の魅力をご紹介。ムーミンの小説、絵本の挿絵や表紙の原画やスケッチ、イースターカード、銀行の広告など、小説や絵本では見たことがないムーミンたちの多彩な表情に出会えます。フィンランドにある世界唯一の「ムーミン美術館」から小説の原画やスケッチのほか、トーベがムーミン小説を手がける前に描いていた挿絵など貴重な資料も来日していますよ〜。

ムーミン展 THE ART AND THE STORY
開催日:2020年7月4日(土)〜2020年8月30日(日)
休館日:7月6日(月)、7月13日(月)、7月20日(月)
開催時間:火〜金曜 10:00〜20:00、土〜月曜 10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
開催場所・会場:あべのハルカス美術館
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F
入場料:一般 1500円、大学・高校生 1100円、小・中学生 500円
URL:https://moomin-art.jp/

アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命

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建築家・アアルト夫妻の曲げ木の技術に注目
フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトとその妻アイノは、フィンランドの環境特性に基づき、自然のモチーフを取り入れたデザインで、モダニズムに対する独自の回答を模索していました。「パイミオ サナトリウム」(1933)など、コンペで実現した作品は、2人を一躍世界の建築家の舞台へと押し上げ、建築のためにデザインされた家具は、後のアルテック設立の道筋となりました。本展では、アアルト夫妻の曲げ木の技術にフォーカス。無垢材をL 字型に曲げる「L – レッグ」と、積層合板による「ラメラ曲げ木」の開発について、成形から商品化までの道のりを辿ります。
サイトでは、バーチャル展示も公開されていますので、こちらもチェックしてみて下さいね〜。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命
開催日:2020年3月28日(土)〜2020年8月30日(日)
開催時間:9:30〜16:30 ※入館は閉館の30分前まで
開催場所・会場:竹中大工道具館1Fホール
兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1
入場料:一般 500円、大学・高校生 300円、65歳以上の方 200円
URL:https://www.dougukan.jp/special_exhibition/aalto

コントラプンクト タイプ Kontrapunkt Type

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Kontrapunkt の書体をインタラクティブに表現
Kontrapunkt の今までの書体を集めた、インタラクティブな個展です。音に反応する書体や、浸食されていくような書体など、北欧にルーツも持つデザインエージェンシーならではの書体の背景には、それぞれのブランドのユニークなストーリーが詰まっています。床のペダルとギャラリーの壁に投影された映像の動きの変化により、まったく新しい方法でのタイプデザインが体験できますよ。
バーチャル展覧会も併せてお楽しみ下さい〜。

コントラプンクト タイプ Kontrapunkt Type
開催日:2020年6月9日(火)〜2020年10月3日(土)
休館日:日・月曜、祝日
開催時間:11:00〜19:00 ※土曜日は18:00まで
開催場所・会場:京都dddギャラリー
京都府京都市右京区太秦上刑部町10
入場料:無料
URL:http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=2&seq=00000759

≒department store 常本若菜作品展

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京都在住の作家・ 常本若菜さんによるコラグラフ
コラージュを語源とした版画手法の一種の「コラグラフ」。コラージュされた紙の凸凹部分にインクを刷り込み、凹版プレス機で刷りあげる技法です。
今回は、コラグラフを用いて作品を制作する京都在住の作家・常本若菜さんの展示を開催。原画作品だけではなく、CDや本、布などのプロダクトへと展開され、包装紙を手掛けたお茶、お菓子の販売もありますよ〜。

≒department store 常本若菜作品展
開催日:2020年7月1日(水)〜2020年7月15日(水)
開催時間:10:00〜20:00 ※最終日・イベント開催時は18:00まで
開催場所・会場:誠光社
京都府京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437
入場料:無料
URL:https://www.seikosha-books.com/event/5492

曽田朋子「部分の服を着る途中」

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曽田朋子(ミミヤマミシン)さんによる”着る遊具”
曽田朋子(ミミヤマミシン)さんの展示が開催されます。ミミは端っこ、ヤマはジグザグ縫いを示すカタチです。布の端をかがるミシンを使って「端っこ」をつくり、できた端っこをジグザグと螺旋状に縫っていく方法で、作品を制作しているそう。今回は、帽子などの商品と並行して作り続けている、着る遊具のシリーズ「ブブンウェア(bubun wear)」を公開。ぜひ会場で見てみて下さいね〜。

曽田朋子「部分の服を着る途中」
開催日:2020年7月4日(土)〜2020年7月18日(土)
休廊日:火・水曜
開催時間:13:00~19:00 
開催場所・会場:hitoto
大阪府大阪市北区天神橋5-7-12 天五共栄ビル301
入場料:無料
URL:https://hitoto.info/bubun/

ひぐちよしまさ ほりぐちよしてる 展

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2作家の創造世界を体感してみては
ラジカセや時計などの身近にある「物」やテレビ番組、新聞、広告などから得た「情報」の断片をもとに、ドローイングやコラージュで構成した作品を制作する、樋口慶雅さん。バスやひとの顔をはじめ、特殊車両、楽器、生物などのイメージを、ニードルを使い白いボール紙に刻む版画作品を手掛ける堀口好輝。両者の氏名に「ぐちよし」が含まれていることや、制作過程における「原版」を「うつす」などの共通点が結びつ機、今回の2人展となりました。互いの創造世界が作用する空間を体感してみてはいかがでしょうか。

ひぐちよしまさ ほりぐちよしてる 展
開催日:2020年3月31日(火)〜2020年7月19日(日)
休館日:月曜
開催時間:10:00〜18:00
開催場所・会場:art space co-jin
京都府京都市上京区河原町通荒神口上ル宮垣町83 レ・フレール1F
入場料:無料
URL:http://co-jin.jp/exhibition/1734/

気になるイベントは見つかりましたか?
体調管理に気をつけて、素敵な週末をお過ごしください〜。

◆メインビジュアル
llustration & Design:岡口房雄(WEB,Instagram
グラフィックデザイナー。東京都在住のフリーランス。ロゴや展覧会が好き。
著書「わくわくロゴワーク」をBNN新社より刊行。

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