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2/5~14開催!器の祭典「テーブルウェア・フェスティバル オンライン」で買える、haconiwaおすすめ窯元・作家7選

こんにちは、haconiwa編集部です。
毎年東京ドームで開催されている国内最大級の“器の祭典”「テーブルウェア・フェスティバル」が2021年2月5日(金)〜2月14日(日)の10日間、今年ははじめてオンラインで開催されます!
・日本最大級の器の祭典「テーブルウェア・フェスティバル2021」が、今年はオンラインで開催決定!
・器の祭典「テーブルウェア・フェスティバル」が2/5〜2/14に開催!オンラインならではの楽しみ方を担当者に聞きました!
250以上のショップがオンライン上に集結!
器の祭典「テーブルウェア・フェスティバル」とは?
「テーブルウェア・フェスティバル」は、国内外の有名ブランドや人気国内産地の多彩な器が集まる超大規模イベントで、これまでは毎年この時期に東京ドームにて開催されてきました。
今年は、初のオンライン開催!国内外の有名ブランドや国内産地協力のもと、テーマ毎のテーブルセッティングの展示やWEBセミナー、配信コンテンツなど東京ドームの会場とは異なる、オンラインならではの魅力あるプログラムが盛り沢山。今まで遠方のため来場できなかった方も気軽に参加することができるのは嬉しいですよね。
中でも特に注目なのが、出展者紹介コーナー。
全国各地の陶磁器やガラス、漆器、木工品など器好きにはたまらない、種類豊富な250を超えるショップがオンライン上に出店します。一部ショップでは「ライブ配信ツール」を使用して、ショップと直接コミュニケーションをとることもできるんですよ〜!リアルイベント時の良さをそのままに、やきもの産地の窯元・作家さんが一堂に集まる年に一度の貴重な機会です。
250ものショップの中から、どのお店を見たら良いか迷う方も多いのではないでしょうか?ということで本日は、今回出展する窯元・作家の中から、haconiwa編集部が「素敵!」「欲しい〜!」と思ったおすすめの窯元・作家さん7選をご紹介します。
フチの装飾がかわいい!ケーキやお菓子を乗せたくなる「土本製陶所」
まず始めにご紹介したいのが、三重県四日市市にある萬古焼の窯元「土本製陶所」。古いものと新しいもの、日本と異文化など、異なるイメージをミックスさせた器を、ご夫婦二人で制作されています。
土本製陶所の特徴のひとつは、かわいらしいフチのデザイン。
真ん中の「ポンポンプレート」は、アンティークホワイトの色味にぷっくりとした膨らみが華やかなシリーズです。ケーキやお菓子を乗せれば、絵本の世界のようなキュートな一皿が完成しそうですね〜!
他にも、渦のようにお皿の中心に目線を集める「ウズシリーズ」や、ひらひらとした装飾がお料理を華やかに彩る「レリーフシリーズ」など、種類・サイズも豊富に展開中。
今年のテーブルウェア・フェスティバルでは、大幅に新作を用意して出品予定なんだとか。土本製陶所が生み出す、新たな色や形に注目です!
落ち着いたデザインに、白磁の美しさが際立つ「小田陶器」
次にご紹介したいのが、今年で創業100周年を迎える白磁メーカー 小田陶器。
美濃焼の産地 岐阜県瑞浪市にて、明治初期から洋食器を生産・販売しています。形状の美しさと使い勝手の良さを併せ持つ、様々な器を制作されています。
そんな小田陶器から、今回新作商品として登場する3つのシリーズがどれもかわいいんです!
こちらは、輪郭が目にも楽しい新シリーズ「meimei-ware」。手触りの質感と落ち着いた色味にこだわった、反射のないマットな見た目が特徴です。
古陶磁のようなフチがかわいい4種類のラインナップ。食卓に馴染む淡い色味は、和洋中どんなお料理にも使いやすそう。電子レンジ、食洗機対応なのも嬉しいですね〜。
伝統的な鎬(しのぎ)文様に、切り替えのレリーフのアクセントが美しい「さざなみ」シリーズも気になりました。
こちらの「猪口カップ」サイズは、デザートの盛り合わせや付け合わせの小鉢、湯呑にも◎
お部屋に彩りを与えてくれる、一輪挿し「花色」シリーズも新たに登場しました。
白磁の美しさが際立つ白のラインナップは、小ぶりなサイズ感で7種類を展開中です。
食器も花器もさっぱりと落ち着いたデザインで、どんなシーンにも活躍しそうなものばかりでしたね。普段使いしやすい器をまだまだ展開していますので、ぜひお気に入りの一皿を見つけてみてください!
日本の技術とモダンなデザインが融合した「POTPURRI」
POTPURRI(ポトペリー)は、岐阜の窯元で約9年間学んだ岡見宏之さんが2012年にスタートしたブランド。昔から伝わる職人の技術と、自分たちのデザインを混ぜ合わせたオリジナルの食器を作りたいという思いから、スウェーデン語で“混ぜ合わせ”という意味の“POTPURRI”と名付けられたんだそう。
日本の陶芸技術と北欧を連想させるモダンなデザインが魅力的な器が数多く並びます。
特に気になったのが、こちらの「vag」シリーズ。
波をイメージしたゆるやかな曲線ときれいな色味が効いた、柔らかい印象が特徴です。シンプルなデザインは器同士の重なりが良く、コンパクトに収納できる機能美にも優れています。
そんなvagシリーズから、今回のテーブルウェア・フェスティバル限定カラー(ブルー、ピンク)のパスタプレートを販売。パスタはもちろんのこと、カレー、オムライス、サラダボウルとしても使える、一皿持っておくと便利な器です。ペアで10セットのみの販売だそうですので、ぜひお早めにお買い求めください〜!
細かな絵付けが美しい。職人の手わざが光る「源右衛門窯」
お次は、築窯260 年を誇る有田の窯元「源右衛門窯」。古伊万里の伝統を継承しながら、現代の生活に合った物づくりを行っています。
職人がひとつひとつ手作業で描いた銘々皿は、細かな線の美しさはもちろん、和風すぎない現代的でポップな絵付けが魅力的。
種類豊富な絵柄の中で目に止まったのが、こちらの「緑豆文シリーズ」。
全体に散りばめられた枝豆がかわいらしく、優しい丸みを帯びた形が使いやすそう。“料理を選ばず盛り付けやすい、毎日使える使い勝手のいい器”をテーマにして、サイズ、形状、デザインにこだわって作られていますよ。
また、以前源右衛門窯のショールームでのみ販売を行った酒器「高台杯」を一部数量限定で販売予定!こちらは百貨店や専門店での展開や追加生産の予定もない、今回のテーブルウェア・フェスティバル限定商品。お酒をより美味しくしてくれそうな、大胆な絵柄と柔らかな曲線が素敵ですね。
自然の色味や釉薬の表情を楽しむ、瀬戸窯元「翠窯」
翠窯は、千年以上の歴史がある陶都・愛知県瀬戸市に開窯した新しい窯元。新しさと同時に懐かしも感じる、素材そのものの良さを引き出した美しい器を手掛けています。
翠窯で一番人気なのがこちらの「カレー皿」。職人の手仕事を感じるロクロでの成形が魅力的で、素材の土や釉薬の表情などそれぞれの個体差を楽しみたい一皿です。お皿と鉢のちょうど良いところを合わせたようなサイズ感が使いやすく、炒め物や煮物にもぴったり。
中でも最近登場した新色「鉄錆」が特におすすめなんだとか。
深い味わいのある色味は、どんなお料理でも美味しそうに包み込んでくれそう!
もちろん、カレー皿以外にも注目商品が盛り沢山。
こちらの小皿は、縁起物の鶴・亀をそれぞれ描いたオーバル皿。じっくり眺めたくなる上品な柄と渋い色味がたまりません…!昨年のテーブルウェア・フェスティバルでも大人気だったそうですよ。
美しいブラックの器。伊万里鍋島焼窯元「青山窯」
明治16年創業の伊万里鍋島焼窯元「青山窯」。鍋島焼の美しさを現代の暮らしに溶け込ませた、和モダンな器づくりが特徴です。
昨年のテーブルウェア・フェスティバルでも大人気だった「古紋シリーズ」は、今年も注目の一皿。
2種類の壺型シルエットに、昔ながらの和柄「七宝」や「雪輪」が描かれています。特に、光の加減によって黒にもシルバーにも見える釉薬の輝きが美しい…!おまんじゅうや干菓子など、シンプルなお料理をブラックの器が引き立ててくれそうですね。
また、今回登場する新作商品「NUOVO 雪輪シリーズ」も見逃せません。
伊万里鍋島焼窯元の有志で以前共同制作した「鍋島小皿」の雪輪形状が大変好評だったとのことで、今回リクエストにお応えして新たに大きめサイズを制作。フチのメリハリある形と絶妙なマットな質感は何度も試作を重ねた自信作だそうですよ〜!
今回のオンライン開催に合わせて、器ごとに“映える”盛り付けをレクチャーしたコンテンツも公開予定なんだとか。黒系以外のお皿も多数制作されているので、気になった方は青山窯のページを覗いてみてくださいね。
特別な日に使いたい!華やかで品のある器が並ぶ「芦屋 貴兆陶家」
最後にご紹介するのは、磁器発祥の地 有田に本店を構え、芦屋の静かな住宅街にひっそりと佇む「芦屋 貴兆陶家」。有田焼、三川内焼、伊万里焼、波佐見焼をはじめ、全国の作家の器、骨董などを扱っている器のセレクトショップです。
こちらの「mayuhako」シリーズは、真ん中で結ばれた真田紐が可愛らしい、陶器でできたまゆ形の器です。おうちごはんを詰めてお弁当風にしたり、特別な日には器を重ねてお重として使用することもできますよ。パカっとひらく蓋を使って取り皿代わりにしたり、お茶やお菓子を置くトレーとしても使うことも可能です。
他にも、重厚感溢れる陶器のお膳や段重、ツヤっと光る金継ぎ風の器など、芸術品のような器を数多く販売されています。この機会に、芦屋 貴兆陶家で晴れの日を彩る器を探してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたか?
こちらにご紹介したショップは、出展者さんのごく一部です。他にも様々な魅力あふれる250以上の窯元・作家が出展されるので、ぜひ自分好みの器を探してみてくださいね。
また、テーブルウェア・フェスティバルではお買い物以外にも、器を見て学べるオンラインコンテンツが盛り沢山!
特におすすめなのが、海外ブランドの美しい器が並ぶ特集企画「SAKURA彩る ~悦びの食卓~」。“桜”をテーマとしたテーブルセッティングを、360度カメラを使用したバーチャル映像で展開するなど、新たな試みに注目の企画です。
また、例年開催されていた器のサロンセミナーやアリーナ特設ステージで行われていたトークイベントはオンライン配信で実施。様々な業界の講師やテーブルコーディネーターさんによる、器で暮らしが豊かになるようなプログラムを10日間見ることができますよ。
一枚のチケットで期間中何度でも入場できるので、おうちでゆったり器の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?チケットの購入など、詳しくは公式サイトも併せてチェックしてみてくださいね〜。
テーブルウェア・フェスティバル2021 Online 〜暮らしを彩る器展〜
開催期間:2021年2月5日(金)〜2月14日(日) ※24時間閲覧可能(初日は10時から)
入場料:800円(税込)※開催期間中有効 ※各種WEBセミナーチケットは別途有料
URL:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
公式SNS:Facebook、Twitter、Instagram
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