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今週末行きたいイベント11選 7月10日(土)~7月11日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。近頃、雨模様が多くなり、家でゆったりすることが多くなる時期になってきましたね。今回は、気分をリフレッシュするのにぴったりな、関東で7月10日(土)、7月11日(日)に開催されるイベントをまとめました。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
ルール?展
私たちがこれからの社会でともに生きるためのルールを、デザインでどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探る
21_21 DESIGN SIGHTでは、法律家の水野 祐、コグニティブデザイナーの菅 俊一、キュレーターの田中みゆきの3名が展覧会ディレクターチームとなり、企画展「ルール?展」を開催します。本展では、私たちがこれからの社会でともに生きるためのルールを、デザインでどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探ります。例えば、時代に合わせて法や規則を更新すること、ルール形成からこぼれがちな少数意見を取り入れる方法を考えます。また、データを読み解いて社会を俯瞰すること、市民がテクノロジーを活用して社会課題の解決に取り組むシビックテック、さらには、新たな創造や可能性のきっかけとなる制約や、人々の振る舞いによって生まれる法則や習慣にも着目。私たち一人ひとりが未来をかたちづくる一員として、ルールとポジティブに向き合う力を養う展覧会です。
ルール?展
開催日:2021年7月2日(金)〜11月28日(日)
開催時間:平日11:00〜17:00、土日祝11:00〜18:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日:火曜日
開催場所・会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
東京都港区赤坂9-7-6
入場料:一般 1,200円、大学生 800円、高校生 500円
URL:http://www.2121designsight.jp/program/rule/
フジター色彩への旅
藤田嗣治の旅と、それにともなう色彩の変遷に焦点をあてた展示
世界的な画家になることを夢みて1913年、26歳で渡仏したレオナール·フジタ(藤田嗣治、1886-1968)は、旅先で目にした風景や人物、異国の歴史や風俗などに創作のインスピレーションを求めました。1920年代にパリの女性をモデルに「乳白色の肌」を完成させ、パリ画壇の寵児となったフジタは、その後、旅によって新たなモティーフや群像表現のための構図と、色彩豊かな表現手法を開拓していきます。1929年の日本への一時帰国の後、パリを離れて南米へと旅立ったフジタは、中米から北米へと移動し、太平洋を渡って再び日本へとたどり着きました。東北や沖縄をはじめとする日本各地、そして中国大陸や東南アジアへと移動をつづけ、1949年にニューヨークに渡るまでは、旅先こそがフジタのアトリエでした。本展では、フジタの旅とそれにともなう色彩の変遷に焦点をあて、フジタの生涯の旅路と画業の展開をあらためてご紹介します。
フジター色彩への旅
開催日:2021年4月17日(土)〜9月5日(日)
開催時間:9:00〜17:00
※入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:ポーラ美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
入場料:一般 1,800円、大学・高校生 1,300円
URL:https://www.polamuseum.or.jp/sp/foujita/
蜷川実花展―虚構と現実の間に―
表現のジャンルを限定することなく時代の先端を鮮烈に示し続ける、蜷川実花の世界観に迫る
写真家の枠を超え、映画、デザイン、ファッションなど多彩な活動をしている蜷川実花。本展では、「虚構と現実」をテーマに、アーティストの写真の本質に迫ります。色鮮やかな花々を撮影した《永遠の花》や《桜》をはじめ、著名人やスポーツ選手を撮影した《Portraits of the Time》、新境地となった《うつくしい日々》など、多様な方向から制作された作品が一堂に会します。表現のジャンルを限定することなく時代の先端を鮮烈に示し続ける〝蜷川実花〟の作品世界を全身で体感してみてください。
蜷川実花展―虚構と現実の間に―
開催日:2021年7月10日(土)〜8月29日(日)
開催時間:9:00〜17:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日:2021年7月12日(月)・19日(月)・26日(月)、8月2日(月)・16日(月)・23日(月)
開催場所・会場:山梨県立美術館
山梨県甲府市貢川1-4-27
入場料:一般 1,000円、大学生 500円
URL:https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/2021/171.html
新・晴れた日 篠山紀信
写真家・篠山紀信の60年間にわたる116作品を展覧
時代の熱量をとらえた写真によって、1960年代から活躍を続ける篠山紀信。数多くの雑誌の表紙やグラビアを手がけ、写真家として時代をつくり出してきました。1974年に『アサヒグラフ』誌で連載され、後に写真集にまとめられた『晴れた日』は、篠山紀信の特徴を凝縮した一冊で、「写真はうまれながらにして大衆性を背負っているメディア」と自身で語るように長嶋茂雄や輪島功一、オノ・ヨーコなど、誰もが知るアイコンをちりばめながら、広範に社会の動きを捉え、昭和という時代の尖鋭な批評となっています。「新・晴れた日」と題した本展は、この『晴れた日』の構造を使って、二部構成で60年間にわたる篠山紀信の116作品を展覧します。
新・晴れた日 篠山紀信
開催日:2021年5月18日(火)〜8月15日(日)
開催時間:10:00〜18:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合は開館、翌平日休館)
開催場所・会場:東京都写真美術館
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
入場料:一般 700円、大学生 560円、中・高校生 250円
URL:https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4019.html
グローバル化時代の現代美術──“セタビ”のコレクションで楽しむ世界旅行
世界旅行気分が味わえる、海外および日本の現代美術の作家たちの大型作品たち
本展は「ミュージアム コレクション特別篇」として、「グローバル化時代」をキーワードに、普段はあまり目にすることの少ない大型作品を中心に収蔵品を見つめなおした展覧会です。自国を離れて異国でも創作を展開したロバート・ラウシェンバーグやデイヴィッド・ナッシュ 、ジャン=ミシェル・バスキア など、ワールド・ワイドに活躍する作家たちの作品をご紹介いたします。
グローバル化時代の現代美術──“セタビ”のコレクションで楽しむ世界旅行
開催日:2021年7月3日(土)~8月22日(日)
開催時間: 10:00〜18:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(祝・休日の場合は開館、翌平日休館)
開催場所・会場:世田谷美術館 1・2階展示室
入場料:一般 200円、大学・高校生 150円
URL:https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00113
草間彌生「私のかいたことばに あなたのナミダをながしてほしい」
2009年から継続して制作を続けてきた〈わが永遠の魂〉の新作33点を含む、草間彌生の魂に触れる展示
本展では、〈わが永遠の魂〉シリーズより最新作を含む絵画33点と、インスタレーション作品の《CLOUDS(雲)》を出展します。〈わが永遠の魂〉は、同時期にヴィクトリア・ミロ(ロンドン)、デビッド・ツヴィルナー(ニューヨーク)でも展覧され、コロナ禍においてもたゆまず制作を続けてきた作家渾身の101点を全世界に紹介。ぜひ、その芸術作品を通じて、草間彌生の魂に触れてみてください。
草間彌生「私のかいたことばに あなたのナミダをながしてほしい」
開催日:2021年6月22日(火)〜7月31日(土)
開催時間:12:00〜19:00
休館日:日曜・月曜・祝日
開催場所・会場:オオタファインアーツ東京
東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル 3F
入場料:無料
※完全予約制
URL:https://www.otafinearts.com/jp/
目「ただの世界」
現代アートチーム目[mé]による、独自の量子論的世界観を象徴する作品たち
本展は、目[mé] の活動コンセプトを表出するいくつかの作品と状況によって構成される展覧会です。展示されるのは、時間の概念を物質の移動と捉え、鳥の群れのように小さな時計を空間に配置した《movements》、人間が認識できる「物質の移動の果て」の一つのあり様を提示する《matterα》《matterβ》など、「この世界は、私たちの肉体も含めた物質の粒がただひたすら漂い移動し続けている」と言う目[mé] 独自の量子論的世界観を象徴する作品たちです。現代アートチーム目[mé]による弊ギャラリー初個展となる本展。虚と実の間に、圧倒的な訴求力で見ることを迫る「ただの世界」を是非ともご高覧ください。
目「ただの世界」
開催日:2021年7月6日(火)〜8月7日(土)
開催時間:12:00〜18:00
休館日:日曜・月曜・祝日
開催場所・会場:SCAI THE BATHHOUSE
東京都台東区谷中 6-1-23 柏湯跡
入場料:無料
※事前予約制
URL:https://www.scaithebathhouse.com/ja/exhibitions/2021/07/me_just_a_world/
伊藤彩展「Where is banana?」
アーティスト・伊藤彩による、「フォトドローイング」を用いた極彩色で開放感あふれる世界観
「フォトドローイング」と呼ぶ独自の制作プロセスを経た絵画や立体作品で注目を集める伊藤彩さん。本展では、ファッションブランドとのコラボレーションやARなど、新たな表現に挑戦します。今回の個展「Where is banana?」では新作と、LA発のストリートファッションブランド「XLARGE」とのコラボレーションのために制作した作品を発表「XLARGE」とのコラボレーション作品は、「ストリートファッション」というブランドのイメージから「ストリート」を意識し、スプレーでの着彩に挑戦。さらに、宇宙船のような近未来的な展示空間を活かすため、初めてARを使った体感型の作品も展示する予定だそう。極彩色で開放感あふれる世界観をぜひご覧ください。
伊藤彩展「Where is banana?」
開催日:2021年7月7日(水)〜7月19日(月)
開催時間:10:00〜19:00
※最終日は17:00終了
開催場所・会場:日本橋三越本店 本館6階 コンテンポラリーギャラリー
東京都中央区日本橋室町1-4-1
入場料:無料
URL:
https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0156.html
ホンマタカシ「Tokyo and my Daughter」
写真家・ホンマタカシの写真集『Tokyo and my Daughter』の完全版を記念した展示
『Tokyo and my Daughter』は、2006年にスイスのインディペンデントパブリッシャーNievesより刊行され、このたび15 年の時を経て完全版として発行されました。この作品シリーズは、1999年よりホンマさんが東京とそこに暮らすひとりの少女の成長を記録したものです。ホンマさんの友人の娘をまるで実の娘かのように撮影し、トリックのあるタイトルをつけた今作品は、21世紀初頭の東京、日々変わりゆく風景、そして成長してゆく「娘」との距離感の微細な変化を繊細な眼差しで切り取り高い評価を得た名作です。ページ数も追加され、完全版として刊行された本作を記念した展示を、”Tokyo”と”my Daughter”をテーマに開催します。
ホンマタカシ「Tokyo and my Daughter」
開催日:2021年6月22日(火)~2021年7月18日(日)
開催時間: 11:00〜19:00
休館日:月曜日
開催場所・会場:POST
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
入場料:無料
URL:http://post-books.info/news
GREEN-EYED CREATION EXHIBITION 「空想植物園」&コラボレーションワークショップ
どこか意思のあるような架空の植物を描いたアートワークが目白押し
鎌倉のカフェギャラリー John Kamakuraにて点描画家GREEN-EYED CREATIONの個展「空想植物園」が開催されます。GREEN-EYED CREATIONの作品は全て、点描という手法を用いてペンで描かれており、ディティールまで描きこまれたモノクロームの作品は、軽やかかつ細密な美しさ、生命力を兼ね備えています。
その会期最終日にあたる7月11日(日)に、GREEN-EYED CREATION 鐘本幸穂さん&インテリアスタイリスト・さかのまどかさん(CORYO)のコラボレーションによるワークショップも行います。本展にて新発売するGREEN-EYED CREATIONのオーバルプレートを使ったテーブルスタイリングを、実際に手を動かしながら学ぶことができるそう。さらに、参加された方には、CORYO×GREEN-EYED CREATION オリジナルのミニカードセット、GREEN—EYED CREATION 大判ハンカチ、Johnのカフェで使える1ドリンクチケットの盛り沢山な特典付き!レッスンの参加概要はこちらの投稿をご覧ください。
GREEN-EYED CREATION EXHIBITION 「空想植物園」
開催日:2021年7月3日(土)〜7月11日(日)
開催時間: 11:00〜19:00 ※最終日は12:00〜18:00
開催場所・会場:-GALLERY- JOHN
鎌倉市材木座1-6-22
入場料:無料
URL:https://gallery-john.jp/blogs/exhibition/green-eyed-creation-exhibition-%E7%A9%BA%E6%83%B3%E6%A4%8D%E7%89%A9%E5%9C%92-july-3-11-2021
コラボレーションワークショップ
開催日:7月11日(日)
開催時間: 10:00〜
料金:税込10,000円
URL:https://www.instagram.com/p/CP9zalrM63B/?utm_medium=copy_link
添田奈那「地球観光ツアー 友の会」
ユーモア溢れる平面作品やアニメーションを制作するアーティスト・添田奈那による個展
アーティストの添田奈那による「地球観光ツアー 友の会」を開催致します。添田は、理不尽な事柄に対する憤りや悲しみをテーマに、どこか不穏な空気を感じさせるユーモア溢れるキャラクターが印象的な平面作品やアニメーションを制作しています。本展では、宇宙人の気分で味わえる“地球観光ツアー”のお土産となるノベルティや新作のシルクスクリーンドローイング、アパレルグッズが並びます。コロナウイルスが蔓延し遠出が制限されている今、地球観光ツアーグッズを探しにご来店下さい。
添田 奈那「地球観光ツアー 友の会」
開催日:2021年6月24日(木)〜7月18日(日)
開催時間:13:00〜19:00
休館日:月曜・火曜・水曜
開催場所・会場:NADiff a/p/a/r/t
東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
入場料:無料
URL:http://www.nadiff.com/?p=23669
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感染症対策をしっかり行なって、充実した週末をお過ごしください〜!
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