EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント9選 11月6日(土)~11月14日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。
肌寒い日が続き、あったかい食べ物が美味しい季節になってきましたね。今回は、11月6日(土)〜11月14日(日)に関東で開催されるイベントをまとめました。週末には、アートなお出かけをしてみてはいかがでしょうか?
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
世界最大の個人収集家が選りすぐった、全48点にもおよぶゴッホの作品展
今日、世界中で絶大な人気を誇るフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。その世界最大の個人収集家がヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)です。ファン・ゴッホに魅了され、画家がまだ評価の途上にあった1908年からおよそ20年間で、90点を超える油彩画と約180点の素描・版画を収集しました。
本展では、ヘレーネが初代館長を務めたクレラー=ミュラー美術館のコレクションから、選りすぐりのファン・ゴッホの油彩画28点と素描・版画20点を展示。新印象派の影響を色濃く見せるパリ時代の《レストランの内部》、黄と紫の対照がまばゆいアルル時代の《種まく人》などで、その初期から晩年までの画業をたどります。さらに、ファン・ゴッホ美術館から《黄色い家(通り)》を含む4点を展示し、20世紀初頭からファン・ゴッホの人気と評価が飛躍的に高まっていく背景にも注目です。
開催日:2021年9月18日(土)~12月12日(日)
休館日:月曜日
※ただし11月8日(月)、11月22日(月)、11月29日(月)は開室
開催時間:9:30~17:30
※入室は閉室の30分前まで
※10月15日(金)より、毎週金曜日20:00まで開室
開催場所・会場:東京都美術館
東京都台東区上野公園8-36
入場料:一般 2,000円、大学生・専門学校生 1,300円、65歳以上 1,200円
URL:https://gogh-2021.jp
ミニマル/コンセプチュアル
1960年代に誕生した、ミニマル・アートとコンセプチュアル・アートを中心とした貴重な作品を展示
ミニマル・アートは、1960年代に主にアメリカで展開した美術の潮流として知られています。本展では、故フィッシャー夫妻のコレクションを収蔵したノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館の全面的な協力のもと、1960年代から70年代のミニマル・アートとコンセプチュアル・アートを中心とした貴重な作品や、その生成を紐解くアーカイブを展覧。さらに、国内所蔵の主要作品を加え、異なる主張や特性を有しながらも、芸術とは何かを問い直し、今日のアートにも多大な影響を与えたこれらの芸術動向を振り返ります。
開催日:2021年10月9日(土)~2022年1月10日(月・祝)
休館日:月曜、(ただし1月3日、1月10日は開館)、12月25日(土)〜1月1日(土)
開催時間:10:30〜16:00
入館は閉館の30分前まで
開催場所・会場:DIC川村記念美術館
千葉県佐倉市坂戸631
入場料:一般 1,300円、学生・65歳以上 1,100円、小中学生・高校生 600円
URL:https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/exhibition-past/2021/minimal/
ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?
現代美術家ロニ・ホーンの約40年間におよぶ実践の数々や、ガラスの彫刻作品などを紹介
本展は、アメリカの現代美術を代表するアーティスト、ロニ・ホーンの国内の美術館における初の個展。テムズ川の水面やアイスランドの温泉、島の地図、水鏡を思わせるガラスなど、ロニ・ホーンの作品の多くは自然と密接に結びつきながら、極めてシンプルに削ぎ落された形式で展開されています。作品は、写真、彫刻、ドローイング、本など多岐にわたりますが、一つの概念が多様な作品へと形を変えて現れる様は、環境や周囲との関わりによって姿を変える、「水」の性質を想起させます。
本展では、近年の代表作であるガラスの彫刻作品をはじめ、1980年代から今日に至るまでの約40年間におよぶ実践の数々を紹介しながら、水のようにしなやかに多様な解釈を受け入れる彼女の作品のあり方を探ります。
開催日:2021年9月18日(土)〜2022年3月30日(水)
休館日:無休
開催時間:9:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
開催場所・会場:ポーラ美術館 展示室1、2 遊歩道
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 小塚山1285
入場料:一般 1,800円、シニア 1,600円、大学・高校生 1,300円
URL:https://www.polamuseum.or.jp/sp/roni-horn/
「ル・パルクの色 遊びと企て」ジュリオ・ル・パルク展
メゾンエルメスのビル全体を使った、ル・パルクの「色」を主題とした個展
ル・パルクの日本での初個展となる本展は、70年を超える継続的な制作活動の中でも、常に鮮明な印象をもたらす「色」を主題として取り上げています。黒と白、そのグラデーションを出発点に、1959年より自ら構想した14色のみを用いた作品を展開しています。
本展では、アーティストの問題意識に迫るため、初期のモノクロ絵画や色彩探求のドローイングから始まり、代表作である《La Longue Marche(ロング・ウォーク)》や《Lames réfléchissantes(反射ブレード)》、またGRAVの時代から展開してきたモビールの新作までを紹介します。また、展示はファサードやウィンドウ・ディスプレイ、エレベーターにもおよび、20周年を迎えるメゾンエルメスのビル全体を使いながら、ル・パルクが目指す鑑賞者との開かれた出会いに挑みます。色を通じて希求された彼の試みや企て、また遊びの要素を通じて、92歳となる現在も精力的に制作を続けるル・パルクの作品をお楽しみください。
開催日:2021年8月13日(金)~11月30日(火)
休館日:無休
開催時間:11:00〜19:00
※入館は閉館の30分前まで
開催場所・会場:銀座メゾンエルメス フォーラム 8・9階
東京都中央区銀座5-4-1
入場料:無料
URL:https://www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/210813/
サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史
創業60周年のサンリオの歴史と、「カワイイ」文化の発展を掘り下げる
本展では、2020年で創業60周年を迎えた株式会社サンリオの歴史を辿ると同時に、のちに世界でも注目されることとなる「カワイイ」文化がどのように生まれ、発展していったのか、またその裏にある「サンリオの想い」を、貴重なデザインや商品とともに、深く解説していきます。
また、企業としてサンリオがどのような戦略でファンシービジネスを築きあげていったのかといったビジネス視点や、「やなせたかし」「水森亜土」「内藤ルネ」など日本を代表するアーティストとサンリオとの関係から、世界的アーティストのレディ・ガガが着用したことで話題を集めた、ハローキティのドレスの再現展示まで、サンリオの魅力を余すことなく体験できる展覧会です。そして、サンリオがこれまでに制作した450以上のキャラクターのうち、ハローキティやマイメロディから、パティ&ジミーまで、懐かしいキャラクターにもスポットを当て、サンリオ史上最大となる800点以上の商品および貴重な原画や資料を展示されます。
開催日:2021年9月17日(金)~2022年1月10日(月・祝)
休館日:無休
開催時間:10:00〜21:00
※入館は閉館の30分前まで
開催場所・会場:東京シティビュー
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
入場料:
【平日】
一般 2,100円(1,900円)
高校・大学生 1,500円(1,300円)
4歳~中学生 850円(650円)
シニア(65歳以上) 1,800円(1,600円)
【土日祝】
一般 2,300円(2,100円)
高校・大学生 1,700円(1,500円)
4歳~中学生 1,050円(850円)
シニア(65歳以上) 2,000円(1,800円)
※( )内は前売り料金。※事前予約制(日時指定券)
URL:https://tcv.roppongihills.com/jp/exhibitions/sanrio-museum-ex/index.html
日本のアートディレクション展 2020-2021
日本を代表するアートディレクターが選ぶ、ADC賞受賞作品展
ADC(正式名称:東京アートディレクターズクラブ)は1952年に結成、日本を代表するアートディレクター81名により構成されています。この全会員が審査員となって行われる年次公募展が日本のアートディレクション展で、ここで選出されるADC賞は、日本の広告やグラフィックデザインの先端の動向を反映する賞として、国内外の注目を集めています。
今年は2019年5月から2021年4月までの2年間に発表、使用、掲載された約10,000点の応募作の中から、ADC会員よる約2カ月にわたる厳正な審査により、受賞作品と年鑑収録作品を選出。ここで選び抜かれた受賞作品、優秀作品を、『ART DIRECTION JAPAN / 日本のアートディレクション』(旧称『ADC年鑑』)刊行に先駆け、ggg[会員作品]とG8[一般作品]の2つの会場でご紹介します。
開催日:2021年11月1日(月)~11月30日(火)
休館日:日曜・祝日
開催時間:11:00〜19:00
開催場所・会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1
入場料:無料
URL:https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/jp/00000782
Found MUJI展 いいものに巡り会う旅
日常のよいものを見つける活動「Found MUJI」による、世界中から集められた名品を展示
Found MUJIでは、これまでに30以上の国や地域を訪れ、その土地その土地の生活や文化に触れ、日常の道具や手仕事、その地特有の技術を探してきました。「見出されたMUJI」と名付けられたこの活動は、世界の細部にまで入り込み、よいものを見つける旅を現在も続けています。道端のベンチ、軒先に干されたモップ、屋台で使っているアルミのレンゲ。それらどれもが、その土地で当たり前のように使われている道具たちばかりです。
私達の日常も同様に、たくさんのものがいつでもあるかのように存在しています。 それらのものは、はたしてどんなきっかけでいつから使い始めたのでしょうか。どこで出会ったものだったでしょうか。普段からある、生活の道具/日用品に改めて目を向けてみると、なぜ惹かれるのか、心躍るのか、いとおしいのか、が見えてくるはずです。この展覧会は、世界中から集められた魅力的なもの60点の中から選りすぐった名品をご覧いただけます。
開催日:2021年11月12日(金)~12月12日(日)
休館日:無休
開催時間:11:00〜20:00
開催場所・会場:無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2
東京都中央区銀座3-3-5
入場料:無料
URL:https://atelier.muji.com/jp/exhibition/3912/
増田光 個展「そこにいる」
思わず微笑んでしまう優しい作品を生み出す陶芸家・増田光による個展
くまをモチーフにした食器や置物、動物の絵付けの器、こけしの徳利、だるまのぐい呑、挙げ始めたらきりがないほどのバリエーションを持つ陶芸家・増田光。増田さんの描き出す動物たちは、どこかで出会ったことがあるような気がしてくる不思議な存在です。それは動物だけでなく、こけしやだるま、カップに浮きあがる人の顔…。増田さんが作品に吹き込んだ命たちは皆同様に、いつもどこかで出会ったことがあるような懐かしさと新鮮さ、そしてなにものにも囚われない自由な姿で、観る者を驚きと歓喜で魅了していきます。展示台にもこだわり、作者自身が在廊しているかのような人形も展示予定だそう。“そこにいてくれる”作品たちとともに、増田さんの世界観をぜひお楽しみください。
開催日:2021年10月29日(金)~11月14日(日)
休館日:日曜日
開催時間:12:00〜20:00
開催場所・会場:六本木ヒルズA/Dギャラリー
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウェストウォーク3階
入場料:無料
URL:https://art-view.roppongihills.com/jp/shop/adgallery/masudahikari2021/
「DETOXIFICATION」Yoshiya Taguchi Exhibition
アーティスト・Yoshiya Taguchiによる、鑑賞者参加型のインスタレーション
Yoshiya Taguchiさんは、1992生まれ、大分県臼杵市出身のインスタレーションアーティスト。水、植物、鉱石などを主なマテリアルに、鑑賞者をはじめとした人々の行動が介在することによって成る空間を構成しています。直島 (2019)、福岡 (2020) に続いての発表となる「DETOXIFICATION」。解体済みの建物一棟を用い、数千個に及ぶ浮玉によって構築された空間は、人との出会いや情報の在り方と対峙するきっかけを与えてくれるでしょう。本作品は会場内に配置された浮玉の中から鑑賞者自身が好みのものを選び、ある行為を行うことで成立する参加型のインスタレーションです。
開催日:2021年10月30日(土)~11月14日(日)
休館日:無休
開催時間:月〜金 12:00〜16:00
土日祝 10:00〜16:00
開催場所・会場:東京都武蔵野市吉祥寺某所
※予約時に展示会場をご案内
入場料:無料
※完全予約制
URL:https://yoshiyataguchi.com/
気になるイベントは見つかりましたか?
感染症対策や防寒をしっかり行なって、充実した週末をお過ごしください〜!
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