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今週末行きたいイベント10選 in 関西 11月13日(土)~11月21日(日)

今週末行きたいイベント10選 in 関西 11月13日(土)~11月21日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、11月13日(土)~11月21日(日)に関西で開催されるイベントをまとめました。週末のお出かけの参考にしてみてくださいね。

※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。

特別企画展 SHOKUNIN pass/path

今週末行きたいイベント

「職人」という言葉や、職人たちが受け継いできた思想を通してこれからの工芸を考える
本展は、伝統的な木桶の製作技法を用いて木製品をつくる「中川木工芸」の中川周⼠と明治時代から手法を守りながら茶筒作りを行なってきた「開化堂」の⼋⽊隆裕が2017年に行なった展示を起点に始まった取り組みです。中川木工芸、開化堂のほか、「⼩嶋商店」「金網つじ」「朝⽇焼」の計5つの工房が作品を出展。英語で“職人”を指す「Craftsman」や「Artisan」とは異なる意味や性格を持つ日本語の「職⼈」という⾔葉と、職⼈による「職⼈性」への探求を通してそれぞれの作り手としての現在地を示すことによって、これからの工芸の座標を映し出す展覧会です。

特別企画展 SHOKUNIN pass/path
開催日:2021年11月6日(土)〜2022年1月23日(日)
開催時間: 9:00〜17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:11月29日、12月21日、12月29日〜1月3日
開催場所・会場:京都伝統産業ミュージアム 企画展示室
京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1 京都市勧業館みやこめっせ 地下1階
入場料:800円 ※18歳以下無料
URL:https://kmtc.jp/special/2021/09/12/4739/

髙木智子「きのうとよくにてるきょう」

今週末行きたいイベント

コロナ禍での発見から生まれた新作に注目。アートコートギャラリーでは初となる画家・髙木智子の個展
京都市立芸術大学大学院に在学中の頃から「京展」や「新鋭選抜展 琳派400年記念」で受賞し注目を集め、現在も国内外で精力的に活動を行う画家・髙木智子の、アートコートギャラリーでは初となる個展。「私は(あなたは)一体何を見ているのか?」という素朴な問いを背景に作品を製作する髙木。描く対象と自らの認識の間に潜むズレと、「イメージと絵具の物質性が互いを作り出すと同時に抑圧し合う」という絵画上の矛盾を重ね合わせ、「見えるようで見えない」「バラバラなようでひとまとまりの」絵画世界を生み出しています。この個展では、コロナ禍のなかで目に留まるようになった「身近な世界を形づくる“類似と差異”、そして、“昨日とよく似ている今日”という時間の連なり」に注目し、新たな手法も取り入れた新作が発表されます。

髙木智子「きのうとよくにてるきょう」
開催日:2021年11月13日(土)〜2021年12月18日(土)
開催時間: 11:00〜18:00 ※土曜日は17:00まで
休館日:日曜日、月曜日、祝日 
開催場所・会場:アートコートギャラリー
大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F
入場料:無料
URL:https://www.artcourtgallery.com/exhibitions/14719/

Still, life — まだ、生きてます 栗田咲子、菱木明香、リース直美

今週末行きたいイベント

「静物画」を切り口に「“生”とは何か」を考える3名の作家による展示
静物画は英語で「still life」(動かない生命)、フランス語では「nature morte」、イタリア語で「natura morta」(死んだ自然)と表現されるように、西洋では古来、動くものが生と見なされてきました。しかし、日本では「still life」が「静かな物」と訳されました。それは、自然物や自然現象を八百万の神々として神格化し、万事に命が宿るとされてきたことが関係していると考えられるかもしれません。本展タイトル「Still, life」は二語のあいだにコンマを入れることによって「まだ、そこに命がある」「まだ、生きている」という意味に転じています。人や動物、植物など身近なものを題材に脈絡なく集めたモチーフによって心地よい絵画空間をつくりだす栗田咲子、絶滅危惧種の植物から冷蔵庫の中で腐りかかった野菜まで身近な自然のかけらを淡々と描く菱木明香、紙や布、のりなどの日常的な素材を使い平面作品を制作するリース直美という3人の作品を通して「現代の人々は“生”をどのように捉えているのか」「“生”とは何か」を考える展示です。

Still, life — まだ、生きてます 栗田咲子、菱木明香、リース直美
開催日:2021年11月13日(土)〜2021年12月5日(日)
開催時間: 11:00〜19:00
休館日:月曜日 
開催場所・会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
京都府京都市中京区押油小路町238-1
入場料:無料
URL:https://gallery.kcua.ac.jp/archives/2021/7245/

AIR2 SCG

今週末行きたいイベント

アートホテルBnA Alter Museumでの1ヶ月に及ぶ滞在制作の成果展。5組のアーティストが作品を公開
気鋭のアーティストが制作する泊まれる空間型アート作品31部屋、ギャラリースペースや、ミュージアムショップ等が併設されるアートスペースBnA Alter Museum。本展はこのアートホテルで今年8月から9月にかけて行われたアーティスト・イン・レジデンスの成果展。GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE、Nukeme、小宮りさ麻吏奈、藤倉麻子、冬木遼太郎の5名のアーティストが1ヶ月に及ぶ滞在制作で制作した作品を展示します。

AIR2 SCG
開催日:2021年10月9日(土)〜2022年2月13日(日)
開催時間: 11:00〜20:00 
開催場所・会場:BnA Alter Museum SCG
京都府京都市下京区天満町267
入場料:500円 ※宿泊の場合、宿泊代金に人数分のチケット代金を含む
URL:https://bnaaltermuseum.com/exhibition/air2-scg/

草間喆雄 個展 80年代から2021年まで

今週末行きたいイベント

繊維を素材にしたファイバーアートの第一人者・草間喆雄のこれまでの活動を幅広く捉えた展覧会
日本におけるファイバーアートの第一人者として知られ、ファイバーアート黎明期である1970年代から繊維を素材に国内外で作品を発表してきた草間喆雄(くさまてつお)。その作品は、幾何学的で秩序だった織と鮮やかな色彩、異素材との組み合わせから生み出すダイナミックな造形が特徴です。本展は2018年に続き2回目の個展。会期が前後期に分けられ、10月30日から始まった後期では2000年代以降から現在に至るまでの作品が展示されます。存在感のある色彩の一つ一つの色を並列させたり交差させたりすることで、鑑賞者の目を通して色が混ざり合うという手法を取り入れた、近年の制作テーマ「OPTICAL ILLUSION」シリーズや大作<Rainbow>に注目です。

草間喆雄 個展 80年代から2021年まで
開催日(後期):2021年10月30日(土)〜2021年11月27日(土)
開催時間:13:00〜18:30
休館日:日曜日、月曜日 
開催場所・会場:⾋居アネックス
京都市中京区⼀之船⼊町375 SSSビル3階
入場料:無料
URL:http://gallery-sokyo.jp/exhibitions/exhibitions-4665/

MIHO MUSEUM世界の古代美術コレクション

今週末行きたいイベント

MIHO MUSEUNコレクション3000点から厳選した古代オリエント、エジプト、ギリシア、中国の作品65点を展示
滋賀県甲賀市信楽町で1997年に開館したミホ・ミュージアム。ギリシア、ローマ、エジプト、中近東、ガンダーラ、中国、日本など、幅広い地域・時代にわたる作品およそ3000点ものコレクションを所蔵しています。本展ではそんなMIHO MUSEUNコレクションの中から古代オリエント、エジプト、ギリシア、中国の作品にスポットを当て、厳選した作品65点を紹介します。何世代にもわたり受け継がれ、異文化間の交流を通して洗練されてきた古代の美術品には人々の永遠の至福を求める心、美しいものを希求する心が息づいています。作品一点一点に込められた声に耳を傾けてお楽しみください。

MIHO MUSEUM世界の古代美術コレクション
開催日:2021年9月18日(土)〜2021年12月12日(日)
開催時間:10:00〜16:00 ※最終入場は15:00まで
休館日:月曜日 
開催場所・会場:MIHO MUSEUM 南館
滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
入場料:一般1300円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料
URL:https://www.miho.jp/exhibition/%e6%b0%b8%e9%81%a0%e3%81%ae%e8%87%b3%e7%a6%8f%e3%82%92%e6%b1%82%e3%82%81%e3%81%a6-2/

ANIMISM

今週末行きたいイベント

全て新作の絵画10点を展示。ぬいぐるみをモチーフにコラージュ技法のような絵画を制作する高橋知裕による個展
ぬいぐるみなどの子供向け玩具を主なモチーフとし、コラージュ技法を思わせる絵画作品を制作する高橋知裕による個展です。高橋はぬいぐるみを「生命を持たず言葉を発さないがゆえに、却って豊かな包容力で自分自身を見守ってくれる大切な家族や友達のような存在」だといいます。本展のタイトル「アニミズム」は、そんなぬいぐるみの存在と、万物に魂が宿るとするアニミズムの概念との共通性に由来しています。抱く品を通してモチーフのぬいぐるみと対話し、画面の中に理想像を描くことで、鑑賞者の心にも寄り添う作品を追求しており、今回の個展では全て新作の絵画作品10点余りを展示。注目の若手作家の作品が一堂に会する貴重な機会です。

ANIMISM
開催日:2021年11月5日(金)〜2021年11月26日(金)
開催時間:13:00〜18:00
休館日:日曜日、月曜日、祝日 
開催場所・会場:COHJU contemporary art
京都市中京区毘沙門町557江寿ビル
入場料:無料
URL:https://www.cohju.com/ja/exhibitions/40/overview/

気仙沼漁師カレンダー2022写真展

今週末行きたいイベント

漁師のかっこよさを伝えるため企画された「気仙沼漁師カレンダー」2022年版の写真展
宮城県気仙沼市を女性目線で発信する「気仙沼つばき会」が漁師のかっこよさを伝えるため企画した「気仙沼漁師カレンダー」プロジェクト。2014年版から始まり2022年版で8冊目となります。浅田政志、川島小鳥、奥山由之など毎年名だたる写真家が撮影を担当しており、今年は初の女性写真家となる市橋織江が撮影を担当。そこで撮影された写真から厳選された写真と、カレンダーの紙面を彩る外山夏緒さんのイラスト原画がTOBICHI京都で展示されます。「気仙沼漁師カレンダー2022」も販売されるため、入手したい方は要チェックです。

気仙沼漁師カレンダー2022写真展
開催日:2021年10月30日(土)〜2021年11月17日(水)
開催時間:12:00〜19:00
休館日:木曜日 
開催場所・会場:TOBICHI京都
京都府京都市下京区河原町通り四条下ル市之町251-2 寿ビルデイング5階
入場料:無料
URL:https://www.1101.com/tobichi_kyoto/event.html?id=434712

濱口健「ポスカ、その愛の不透明度」

今週末行きたいイベント

濱口健による、「POSCA」の素晴らしさを讃えるドローイングシリーズの新作270点。
イラストレーター/美術作家である濱口健の個展が大阪のギャラリーPOLで開催されます。三菱鉛筆の製品のポスターカラーマーカー「POSCA」の素晴らしさを讃える目的で濱口が始めたドローイング・シリーズ「Salute to the Uni-POSCA!」の6年ぶりとなる新作展となる本展。シルクスクリーンのような、不透明インクの鮮やかな発色などPOSCAの魅力を存分に引き出す作品約270点の新作を壁一面にぎっしり展示。その迫力と熱量に圧倒されること間違いなしです。

濱口健「ポスカ、その愛の不透明度」
開催日:2021年11月6日(土)〜2021年11月14日(日)
開催時間:12:00〜19:00
休館日:11月11日 
開催場所・会場:POL
大阪市中央区谷町6-18-29 2F
入場料:無料
URL:http://pol2020.jp/posca2021/

shunshun exhibition 『素的』

今週末行きたいイベント

広島在住の素描家・shunshunの約4年ぶりとなる個展が名古屋の本屋on readingで開催
書籍や広告のイラストレーションなどを手がける広島在住の素描家・shunshunの約4年ぶりとなる個展。名古屋の本屋on readingのギャラリースペースにて、フィンランドの光のモビール「HIMMELI」からインスピレーションを受けた新作ドローイングのほか、おだやかな線を引き続けた「sen」シリーズが展示されます。またブックショップスペースでは福島県三春町の風景や出来事を二十四節気のこよみの流れに沿って綴った「三春タイムズ」(文・長谷川ちえ 素描・shunshun)の原画展を同時開催。shunshunが描き出すおだやかな世界をお楽しみください。

shunshun exhibition 『素的』
開催日:2021年11月13日(土)〜2021年11月29日(月)
開催時間:12:00〜20:00
休館日:11月16日(火)、17(水)、18日(木)
開催場所・会場:ON READING / ON READING GALLERY / ELVIS PRESS
名古屋市千種区東山通5-19 カメダビル2A & 2B
URL:https://onreading.jp/category/exhibition/

◆メインビジュアル
llustration & Design:岡口房雄(WEB,Instagram
グラフィックデザイナー。東京都在住のフリーランス。ロゴや展覧会が好き。
著書「わくわくロゴワーク」をBNN新社より刊行。

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