EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント8選 1月8日(土)~1月16日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。
2022年1回目の今回は、1月8日(土)~1月16日(日)に関東で開催されるイベントをご紹介。今年も、週末のアートなお出かけの参考にしてみてくださいね。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
「2121年 Futures In-Sight」展
デザインとともに、明日を創造していくための豊かな洞察を考える
本展では、「Future Compass」(未来の羅針盤)というツールをきっかけに、未来を思い描くだけでなく、現在を生きる私たちの所作や創り出すものに内在する未来への視座を、デザイナーやアーティスト、思想家、エンジニア、研究者など、多様な参加者たちとともに可視化していくことを試みます。展覧会ディレクターには、テクノロジーが人類の文化やライフスタイルをいかに変えるのか、その未来を見据えた数多くの書籍や雑誌を手がける編集者の松島倫明を迎えます。身近な存在からまだ見ぬ他者、それらを巡るさまざまな時間軸へ思いを馳せる中から生まれた未来にまつわる視座は、繁茂する草木のごとく「複数形の未来」を形成していくものとなるでしょう。
開催日:2021年12月21日(土)〜2022年5月8日(日)
開催時間:10:00〜19:00
※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:火曜日(12月21日、5月3日は開館)
開催場所・会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
東京都港区赤坂9-7-6
入場料:一般1200円、大学生800円、高校生500円
URL:http://www.2121designsight.jp/program/2121/
奇想のモード
現代の私たちからみた<奇想>をテーマに、モードの世界を展覧
20世紀最大の芸術運動であったシュルレアリスムは芸術の枠を超えて、人々の意識の深層にまで影響力を及ぼしました。革新的な意匠を生み出し、時代を先駆けようとする優れたクリエーターたちの表現は、時にシュルレアリスムの理念と重なり合うものであり、モードの世界にもシュルレアリスムに通底するような斬新なアイデアを垣間見ることができます。
本展ではさらに、シュルレアリスムの感性に通ずるような作品群にも注目し、現代の私たちからみた<奇想>をテーマに、16世紀の歴史的なファッションプレートからコンテンポラリーアートに至るまでを、幅広く展覧します。シュルレアリスムがモードに与えた影響をひとつの視座としながら、その自由な創造力と発想によって、モードの世界にセンセーションをもたらした美の表現に迫ります。
開催日:2022年1月15日(土)〜2022年4月10日(日)
開催時間:10:00〜18:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
※ただし3月21日は開館、3月22日(火)は休館
開催場所・会場:東京都庭園美術館
東京都港区白金台5-21-9
入場料:一般1400円、大学生 1120円、高校生・中学生 700円、65歳以上 700円
URL:https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/220115-0410_ModeSurreal.html
「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展
日本で開催される大英図書館史上初の国際巡回展
現代のファンタジー文学として、20年にわたり世界的な人気を誇る「ハリー・ポッター」シリーズ。その物語の背景には、イギリスをはじめ世界各国に伝わる魔法や呪文、占いなどが数多く存在します。本展では原作に基づき、ハリーが通ったホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って、大英図書館の所蔵品を中心に、古くは4世紀にまで遡る貴重な資料の数々を展示します。
本展は、大英図書館が2017年に企画・開催した展覧会”Harry Potter : A History of Magic”の国際巡回展で、2018年のニューヨークに続き、ついに日本で開催。大英図書館による大規模な展覧会が日本に巡回するのは初めてのことで、その充実したコレクションの一端をご覧いただけます。
開催日:2021年12月18日(土)~2022年3月27日(日)
開催時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、1月11日(火)
開催場所・会場:東京ステーションギャラリー
東京都千代田区丸の内1-9-1
入場料:一般2500円、大学生・高校生1500円、小中学生500円
※要予約制
URL:https://historyofmagic.jp
ジャポニスム―世界を魅了した浮世絵
日本が西洋に影響を与えたジャポニズム作品を約220点展示
本展は、ジャポニスムの画家たちの作品が浮世絵から取り入れた視点をきっかけとして、浮世絵の特性と魅力を再発見しようとするもの。19世紀後期〜20世紀初めにかけて、大量に海を渡った日本の美術工芸品は、西洋の美意識に大きな影響を与え、ジャポニスムという動向として広がっていきます。中でも浮世絵版画は、多くの西洋画家たちに直接影響を与えたことが知られています。西洋の芸術家たちが浮世絵に出会った時、何を新しいと感じ、感動し、自らの芸術に取り入れようとしたのでしょうか。浮世絵の名品を中心に、欧米、ロシアからジャポニスムの作品を加えた約220点を展示する、これまでにないユニークなテーマの浮世絵展です。
開催日:2022年1月12日(水)〜2022年3月6日(日)
開催時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:2月7日(月)
開催場所・会場:千葉市美術館
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
入場料:一般300円、大学生220円
URL:https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/22-1-12-3-6/
奈良美智と版画のなかの子どもたち
子供をモチーフとした奈良美智の版画作品を展示
奈良美智は1959年に青森県に生まれ、1988年以後は留学、活動拠点として12年間ドイツで制作活動を行ってきました。日本のみならず欧米やアジア各国で個展が開かれ、世界の人々を魅了する日本を代表するアーティストのひとりです。
本展では、子どもを描いた作品で知られる奈良の版画作品10点をご紹介します。あわせて藤田嗣治、岸田劉生、相笠昌義、野田哲也、横尾忠則、村上暁人、金子國義、南桂子が手がけた子どもが登場する版画作品も展示し、全29点の作品をお楽しみいただきます。
開催日:2021年12月8日(水)~2022年4月10日(日)
開催時間:平日10:00〜17:00、土日祝10:00〜17:30
※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
※1月10日(月祝)、3月21日(月祝)は開館し、1月11日(火)、3月22日(火)は休館。
開催場所・会場:町田市立国際版画美術館
東京都町田市原町田4-28-1
入場料:無料
URL:http://hanga-museum.jp/exhibition/index/2021-489
MONDO 映画ポスターアートの最前線
映画ポスターを生み出しているMONDOが手がける、宣伝とは一線を画したオルタナティブ・ポスター
一世紀以上にわたって映画宣伝の核となってきたポスター、それは時代や地域によってスタイルを変えながら、映画館に向かう私たちの心を絶えず躍らせてきました。現代では、広報メディアの主軸はインターネットに移りつつあるが、今世紀に入って、宣伝という枠にとらわれない、アートフォームとしての映画ポスター復権の動きも生まれています。
その最先端にいるのが、アメリカはテキサス州オースティンを本拠地に、鋭い感性を持つデザイナーやイラストレーターに委嘱、旧作・新作映画の垣根を超えたオリジナル・ポスターを生み出しているMONDO(モンド)。2004年に映画館「アラモ・ドラフトハウス」系列のTシャツ店として生まれ、映画のサウンドトラックやオブジェなども制作してきましたが、何よりも、スクリーンプリント技法で印刷される限定版の映画ポスターはオンラインショップを通じて各国に熱狂的なファンを獲得。本展では、このアート集団自身の提供による無声映画から最新作までのポスター71点を展示。ぜひ、宣伝とは一線を画した“オルタナティブ・ポスター”の世界を、豊かな質感をたたえた実物のポスターで確認してみてください。
開催日:2021年12月7日(火)~2022年3月27日(日)
開催時間:11:00~18:30 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、3月8日〜3月13日
開催場所・会場:国立映画アーカイブ
東京都中央区京橋3-7-6
入場料:一般250円、大学生130円
URL:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/mondo2021/
⼤⽵寛⼦「Invisible Things」
日本画家・⼤⽵寛⼦による、蝶や花をモチーフにした個展
⼤⽵寛⼦は、古典を基礎にした⽇本美術に関する深い造詣と、岩絵具や箔を使った技法の作品で、東京・パリ・ニューヨークなどを舞台に国際的に活躍をしている現代⽇本画家。ファッション界やジュエリーのグランメゾン、北欧家具ブランド、⾷品など、幅広いジャンルとのコラボレーションを展開。これらの制作を通して⽣活をより豊かにするその活動に、注⽬が集まっています。
⼤⽵は、蝶や花など伝統的な⽇本画のよりどころのひとつであるテーマを、現代の⽂脈と感覚で描く作家です。「Invisible Things」と題した本展⽰では、彩り豊かに⾃然の⽣命の動きを捉えた⾒応えのある⼤型作品から、室内を彩るに相応しい20センチメートル四⽅の⼩型作品までの様々な⼤きさが展⽰される予定です。
開催日:2022年1月8日(土)〜2022年1月28日(金)
開催時間:10:30~22:30
開催場所・会場:銀座 蔦屋書店アートウォール・ギャラリー
東京都中央区銀座6丁目10−1 SIX6階
入場料:無料
URL:https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/24013-1706001220
ジェスパー・ジャスト「Seminarium」
デンマーク人アーティスト、ジェスパー・ジャストによる日本初個展
ジェスパー・ジャストは、映像作品とマルチ・プロジェクションによるビデオインスタレーションで国際的に知られるデンマーク人のアーティスト。本展では2つの作品シリーズ《Seminarium》と《Interpassivities》(インターパッシビティーズ)が再構成され、空間や鑑賞者との新たな対話を生み出します。
開催日:2021年12月1日(水)〜2022年1月29日(土)
開催時間:11:00〜19:00
休館日:月曜、日曜
開催場所・会場:ペロタン東京
東京都港区六本木6丁目-6-9ピラミデビル1F
入場料:無料
URL:https://leaflet.perrotin.com/view/121/seminarium
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感染症対策や防寒をしっかり行なって、充実した週末をお過ごしください〜!
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