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今週末行きたいイベント10選 in 関西 2月11日(金)~2月20日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、2月11日(金)~2月20日(日)に関西で開催されるイベントをまとめました。週末のお出かけの参考にしてみてくださいね。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
⼤阪中之島美術館 開館記念 Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―
構想から約40年の時を経てついにオープン!大阪中之島美術館の開館を記念するコレクション展
1983年に構想が発表されてから約40年に月日が経った今年2月2日、満を持してオープンした大阪中之島美術館。本展はその開館を記念したコレクション展で、中之島美術館コレクションの特徴や魅力をたっぷりと味わうことができます。みどころは強烈な個性が垣間見える山本發次郎が蒐集した作品や、国内外の企画展に度々出品される20世紀美術の名作、大阪市が収集してきた希少な家具の数々。6000点を超える収蔵作品から厳選した約400展が一堂に公開されます。コレクションに親しみを持ってもらえるよう作品にまつわる99のものがたりとあわせて紹介されていて、来館者など一般の方から募集する100個目の物語によって完成する展覧会になっているそう。99のものがたりは展覧会特設サイトからもご覧いただけます。
⼤阪中之島美術館 開館記念 Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―
開催日:2022年2月2日(水)〜2022年3月21日(月)
開催時間:10:00〜17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日 (3月21日を除く)
開催場所・会場:⼤阪中之島美術館 4、5階展⽰室
大阪府大阪市北区中之島4-3-1
入場料:一般1500円、大学生・高校生1100円、中学生以下無料
URL:https://nakka-art.jp/untold-99-stories/index.html
山本理恵子「semilattice セミラティス」
hitotoでは3年ぶり2回目となる山本理恵子の個展が開催
大阪のギャラリー・hitotoで3年ぶり2回目となる山本理恵子の個展が開催されます。図像同士の関係性と境界そのものに着目し、筆触により逸脱すること/留まることを繰り返しながら、図と地の共振する絵を描く山本。人口都市(ツリー)に対して自然にできた都市構造を意味する「semilatticeセミラティス」をタイトルに掲げた本展では、大川の風や水の流れ、橋から眺めた構造物、人の蠢きなど、この都市にみつけた形状から夢想したモチーフを編むことを試みています。
山本理恵子「semilattice セミラティス」
開催日:2022年2月5日(土)〜2022年2月26日(土)
開催時間:13:00〜19:00
休館日:火曜日、水曜日
開催場所・会場:hitoto
大阪市北区天神橋5-7-12 天五共栄ビル301
入場料:無料
URL:https://hitoto.info/semilattice/
アール・ブリュット‐日本人と自然- BEYOND
2020年に滋賀県からスタートした巡回展が、アップデートして戻ってくる!
2020年2月に滋賀県からスタートし、全国7地域を巡回した「アール・ブリュット-日本人と自然-」展。各地に独創的な表現を届けてきた展覧会が「Beyond」という言葉を加えて、はじまりの場所にして最終目的地でもある滋賀県に戻ってきます。巡回の旅路で出会った各地域20名のアーティストを紹介する「Traveling―巡り合いの中から」、これから先=Beyondを見据える創造の形を浮かび上がらせる6組の表現で構成する「共同創造―新しいクリエイションのかたち」の2つのセクションで構成され、150点に及ぶ作品が展示される予定です。
アール・ブリュット‐日本人と自然- BEYOND
開催日:2022年2月11日(金・祝)〜2022年3月21日(月・祝)
開催時間:11:00〜17:00
休館日:月曜日(3月21日は除く)
開催場所・会場:
第1会場 ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上16[旧野間邸])
第2会場 旧増田邸(滋賀県近江八幡市仲屋町中4)
第3会場 まちや倶楽部(滋賀県近江八幡市仲屋町中21)
入場料:共通券500円、大学生・高校生450円、一館チケット200円、中学生以下無料
URL:https://www.no-ma.jp/artbrut2022
感覚の領域 今、「経験する」ということ
視覚だけでない様々な感覚を体験。現代美術家7名による「感覚の実験室」
人々を取り巻く環境が大きく変化する中で、現代美術は、全身の感覚を伴う経験、瞼の内側に起こる生理的な反応へ訴えかける経験、記憶や想像力を動員する経験など、人々に多様な経験の機会を提供する媒体として注目を集めています。現代美術は今や、視覚だけではない身体を含めた全感覚的な存在となり、美術とは、私たちのあらゆる感覚器官を稼働させることで出会うあたらしい世界のイメージを開拓すること(=「感覚の領域」の拡大)であると考えられるようになりました。こうした状況を踏まえながら本展では、現代美術の分野で独自の視点と手法をもち、実験的な創作活動を展開する7名の美術家を紹介。美術家たちのユニークな作品とそこに託されたメッセージを、さまざまな感覚の交錯する場の中で体験することができる展覧会です。
感覚の領域 今、「経験する」ということ
開催日:2022年2月8日(火)〜2022年5月22日(日)
開催時間:10:00〜17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで ※金曜・土曜は20:00まで
休館日:月曜日 (ただし、3月21日(月・祝)、5月2日(月)は開館し、3月22日(火)は休館)
開催場所・会場:国立国際美術館
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
入場料:一般1200円、大学生700円、高校生以下・18歳以下無料
URL:https://www.nmao.go.jp/events/event/sense/
林青那『KUROMONO』 出版記念展
墨汁と筆でプリミティブな図を描く画家・林青那の作品集『KUROMONO』出版記念展
2010年に桑沢デザイン研究所を卒業後、イラストレーターとして墨一色の静物画を中心に、広告や書籍などのイラストレーションを手掛け、2016年からは画家としても活動する林青那。墨汁と筆による抽象画などを国内外で発表する林の、自身初となる大判作品集『KUROMONO』がブックレーベル・Baciにり刊行されたことを記念した展覧会が開催されます。衝動的な線の内に静けさが漂う作品をお楽しみください。
林青那『KUROMONO』 出版記念展
開催日:2022年2月5日(土)〜2022年2月20日(日)
開催時間:12:00〜20:00
休館日:火曜日
開催場所・会場:ON READING
愛知県名古屋市千種区千種区東山通5丁目19 カメダビル2A&2B
入場料:無料
URL:https://onreading.jp/category/exhibition/
佐伯慎亮 個展 「AWAJIMAN」
大阪と淡路島での生活をスナップした写真展「AWAJIMAN」
本展は、大阪と淡路島の二拠点生活を行う写真家・佐伯慎亮が、日々の暮らしをスナップした写真展です。東京のスタジオ35分にて開催された展示を、佐伯が拠点とする大阪で再考・再現。会場では約3年分の写真をまとめたZINE「AWAJIMAN」を販売するほか、作家によるプリントや超大判ポスターの販売も行われます。
佐伯慎亮 個展 「AWAJIMAN」
開催日:2022年2月11日(金・祝)〜2022年2月23日(火・祝)
開催時間:12:00〜19:00
休館日:2月16日、17日、21日
開催場所・会場:POL
大阪市中央区谷町6-18-29 2F
入場料:無料
URL:http://pol2020.jp/awajiman/
酒井建治 個展 BUILD・BREAK
シルクスクリーン作家・酒井建治の過去2年間と現在、そして未来を示す個展
シルクスクリーン作家・酒井建治の個展がギャラリーygionで開催されます。武蔵野美術大学院に在学し、東京を拠点に活動する酒井。昨年はANAGRAや有楽町OIOIの企画展示のキュレーションを任されグループ展を開催し、春に企画・参加したグループ展「Rabbit hole peeps」では10日間で700人以上の来場者が訪れました。本展では新作と過去2年間の作品を展示し、社会や生活の変化に伴う作品の変化など、これまでの2年間とこれからの動きを見ることができます。
酒井建治 個展 BUILD・BREAK
開催日:2022年1月29日(土)〜2022年2月20日(日)
開催時間:14:00〜20:00
休館日:月曜日、火曜日
開催場所・会場:ygion
京都府京都市東山区弁財天町19 4F
入場料:無料
URL:https://ygion.com/
SUPER SOLID
密度が高い部分と抜け感のあるアウトラインによって構成されるアーティストAICONの世界
京都のギャラリー・hakuで開催される、アーティストAICONの個展「SUPER SOLID」。無機質な線(ライン)を用いながら、相反する有機的なイメージを使用し「無」を体験できる作品を展開するAICONは、線を重ねながら密度を上げた部分と、すっきりとした抜け感のあるアウトラインで構成された作品によって一つの個体が集まった「SUPER SOLID(超個体)」としてのイメージを確立させています。本展では、モノクロで構成されたシリーズに絵画としてのペインティングシリーズも合わせて発表。来場者が作品に没入し、「SUPER SOLID(超個体)」というシンプルな状態を取り戻すことを目指しています。
SUPER SOLID
開催日:2022年2月11日(金)〜2022年2月20日(日)
開催時間:11:00〜19:00
休館日:火曜日、水曜日
開催場所・会場:haku
京都府京都市下京区中之町566
入場料:一般1200円、大学生・高校生700円、小中学生500円
URL:https://www.haku-kyoto.com/current
川人綾:斜めの領域
緻密ながら手業の温もりを感じる川人綾の作品を、京セラ美術館「ザ・トライアングル」で体験
京都を拠点に活動し、絵画だけでなく壁面全体を使用したインスタレーションにも取り組むアーティスト・川人綾は、「制御とズレ」をテーマに独自のグリット表現を追求しています。糸を紡いで一枚の布を織るように、塗り分けられた無数の色線を緻密に重ね合わせる川人の作品は、緻密でありながらも手作業の過程で否応なく生じる歪みやズレから手業の温もりを感じさせます。本展では手描きとデジタル・プリントによる、質感を異にしたグリッドを空間全体に展開。京セラ美術館リニューアルオープンに際して新設された「ザ・トライアングル」の三角形の展示スペースで、見る角度や距離によって垂線や斜線から形作られたグリッドの見え方が変化する様子を楽しむことができます。
川人綾:斜めの領域
開催日:2022年2月8日(火)〜2022年5月15日(日)
開催時間:10:00〜18:00
休館日:月曜日(ただし5月2日(月)は開館) ※祝日の場合は開館
開催場所・会場:京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル
京都市左京区岡崎円勝寺町124
入場料:無料
URL:https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20220208-20220515
LIGHT HERE, LIGHT NOW
イラストレーター矢吹純の作品集『LIGHT HERE,LIGHT NOW』を記念し原画を展示
昨年7月に刊行した、福島県在住のイラストレーター・矢吹純の2冊目の作品集『LIGHT HERE,LIGHT NOW』。「電話帳のような本にしたい」という矢吹の意向が306ページ、フルカラーという大きな本のなかで再現され、佐藤拓人のデザインによって、膨大な原画そのものの力を削ぐことなく本に落とし込み、開くたびに発見がある作品集に仕上げられています。その刊行を記念した展示が、京都の本屋・誠光社で2月16日からスタート。作品集に収められた原画だけでなく、新作も多数展示予定です。
LIGHT HERE, LIGHT NOW
開催日:2022年2月16日(水)〜2022年2月28日(月)
開催時間:10:00〜20:00
休館日:無休
開催場所・会場:誠光社
京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437
入場料:無料
URL:https://www.seikosha-books.com/event/7221
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