EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント8選 in 関西 2月26日(土)~3月6日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、2月26日(土)~3月6日(日)に関西で開催されるイベントをまとめました。週末のお出かけの参考にしてみてくださいね。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
コレクション2:つなぐいのち
人間の根源的なテーマ「生と死」にまつわる作品約110点を紹介
人間にとっての根源的なテーマ「生と死」は、芸術においても重要なテーマであり続けてきました。国立国際美術館で開催される本コレクション展は「つなぐいのち」と題し、人の誕生、成熟、老い、死、そこに流れる時間、記憶と忘却、生の可笑しみと哀しみなど、いのちにまつわるさまざまなテーマに関連する、選りすぐりの作品を展示。新収蔵作品を含む約110点もの作品を見ることができます。
コレクション2:つなぐいのち
開催日:2022年2月8日(火)〜2022年5月22日(日)
開催時間:10:00〜17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで ※金曜・土曜は20:00まで
休館日:月曜日 ※ただし、3月21日(月・祝)、5月2日(月)は開館し、3月22日(火)は休館
開催場所・会場:国立国際美術館
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
入場料:一般430円、大学生130円、高校生以下・18歳未満・65歳以上無料
URL:https://www.nmao.go.jp/events/event/collection_20220208/
ヨーロッパの演劇ポスター ポーランド、ドイツ、ブルガリアを中心に
第二次世界大戦後の東欧の演劇ポスターを紹介
第二次世界大戦後のポーランド、東ドイツ、ブルガリアは社会主義体制下にあり、商業的なグラフィックデザインや広告は制作されず、映画、演劇、展示会、コンサート等、文化ポスターのデザインが発展しました。本展では、これらの国で1960年前後から1990年頃までに制作された演劇ポスターを展示。第1部では1950年代から「ポーランド派」と呼ばれた芸術性の高いポーランドのポスター、第2部では東ベルリンの劇場ポスターを中心に、ポーランドの影響を受けて制作されたイラストレーション主体のポスター、第3部ではブルガリアの演劇ポスターが展示されます。特に日本国内でブルガリアのグラフィックデザインを大きく取り上げる展覧会は珍しく、貴重な機会となるでしょう。
ヨーロッパの演劇ポスター ポーランド、ドイツ、ブルガリアを中心に
開催日:2022年2月11日(金)〜2022年4月23日(土)
開催時間:10:00〜17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:日曜日・祝日、2月25日(金)、2月26日(土)、3月12日(土)
開催場所・会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
京都市左京区松ヶ崎橋上町
入場料:一般200円、大学生150円、高校生以下無料
URL:http://www.museum.kit.ac.jp/20220221y.html
安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション
画家・安野光雅の追悼展。作品を通して、考えることを楽しむ体験を。
2020年12月24日、94歳でこの世を去った画家・安野光雅の追悼展が美術館「えき」KYOTOで開催されます。1926年に島根県に生まれ、小学校で図画工作を教えるかたわら本の装丁や挿絵を手がけ活動の場を広げてきた安野光雅。『もりのえほん』『天動説の絵本』をはじめとする作品の独特な世界観は、幼少期島根の里山で触れた自然や教員時代の経験から生み出されました。本展では、文字や数学、風景まで、安野龍の楽しみ方が詰まった作品を授業に見立てて紹介。「インタレスト!」を合言葉に、安野先生の学校に入学した気分で作品を見ながら考え楽しんでみてください。
安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション
開催日:2022年2月25日(金)〜2022年3月27日(日)
開催時間:10:00〜19:30 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:展示入替期間
開催場所・会場:美術館「えき」KYOTO
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
入場料:一般1000円、大学生・高校生800円、小中学生600円
URL:https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2203.html
2021年度 第5回コレクション展
京都国立近代美術館、2021年度を締め括る第5回コレクション展
京都国立近代美術館での令和3年度最後となる第5回コレクション展。「冬の日本画2022」「芸術家とモデルの関係」「大正時代の工芸」「詩人・河井寛次郎」「岸田劉生の友と敵」「劉生が生きた時代の西洋美術」の6章から構成されています。中でも注目なのは岸田劉生に関連する作品として集められた作品です。「岸田劉生の友と敵」では梅原龍三郎、高村光太郎、清宮彬といった同士や、劉生とは対立する存在だった石井柏亭や萬鉄五郎の作品が紹介されています。京都国立近代美術館では現在企画展として「新収蔵記念:岸田劉生と森村・松方コレクション」を開催しており、一緒に見るとさらに楽しめそうです。
2021年度 第5回コレクション展
開催日:2022年1月20日(木)〜2022年3月13日(日)
開催時間:9:30〜17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで ※ただし金、土曜日は20:00まで開館
休館日:月曜日
開催場所・会場:京都国立近代美術館
京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
入場料:一般430円、大学生130円、高校生・18歳未満・65歳以上無料
URL:https://www.momak.go.jp/Japanese/collectionGalleryArchive/2021/collectionGallery2021No05.html
川田知志 「彼方からの手紙」
伝統的なフレスコ画の技法と現代の素材を融合させた壁画を描く川田知志の個展
都市における空間と人、そして美術表現の関わりを、壁画を軸とする表現によって問い直しながら制作・発表を行う川田知志。漆喰と顔料で描く伝統的なフレスコ画の技法に現代の造形素材を融合させ、特定の壁・空間からの自立や、それによって生まれる時間の流れを取り込むことで、新たな表現の可能性を探っています。アートコートギャラリーで2018年に続いて2度目の個展となる本展では、「郊外の景色」をモチーフにしたフレスコ画から、壁画の移設技法を応用してその描画層のみを引き剥がし、カンヴァスの上に移し替えた新作群を発表。200号大の作品を中心に、展示空間と作品、身体の関係を見極める川田ならではの構成です。
川田知志 「彼方からの手紙」
開催日:2022年2月26日(土)〜2022年3月26日(土)
開催時間:11:00〜18:00 ※土曜日は17:00まで
休館日:日曜日、月曜日、祝日
開催場所・会場:アートコートギャラリー
大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F
入場料:無料
URL:https://www.artcourtgallery.com/exhibitions/14830/
Nathalie Guarracino Beyond The Surface
アメリカと京都を拠点に活動する南フランス出身の画家・Nathalie Guarracinoの個展
1963年に南フランスのセヴェンヌ地方に生まれ、アメリカで絵画と彫刻を学んだのち1994年にニューヨークに移住し絵画の展示を始めたNathalie Guarracino。マンハッタンのスタジオに所属し、マンハッタン独特の芸術的エネルギーに刺激されながら、この街の果てしない雑念から自分を遠ざけるために、都会の世界に欠けている平和と静寂の感覚を私は作品の中で表現することを追求してきました。2018年から現在はアメリカと京都を行き来する生活を行なっており、彼女の作品はアメリカ、ヨーロッパ、日本の各地で展示されています。今回の個展でも、アースカラー主体の色調、自然を思わせる奥ゆかしい図案とシンプルな構図で、ある種の瞑想状態を呼び起こし、見るものを一瞬で彼女の世界観へと引きこむ作品を目の当たりにすることができます。
Nathalie Guarracino Beyond The Surface
開催日:2022年2月26日(土)〜2022年5月16日(月)
開催時間:11:00〜18:00
休館日:月曜日、火曜日
開催場所・会場:+81 Gallery-Kyoto
京都府京都市左京区鹿ケ谷法然院町45
入場料:無料
URL:https://plus81.gallery/nathalieguarracino/
jobin.個展 [ 二月の間 ]
北海道在住の造形作家jobin.の個展が恵文社で開催
北海道生まれ札幌在住の造形作家jobin.(じょびん)の個展「二月の間」が京都の本屋・恵文社一乗寺店のギャラリーアンフェールにて開催されます。立体を吊り下げるモビールや照明、イラスト、ことばなどを用いて、わずかな風や光、影を織り交ぜながら浮遊間がある空間を表現するjobin.。時間制貸切型個展やモエレ沼公園ガラスのピラミッドでの大型個展なども含め北海道内外で精力的に活動を行なっており、今回の個展では新しい季節を待ちわびる二月の日々に登場する生活のものなどを、主に針金を使ったモビールやオブジェで形にすることを試みます。ゆるやかな線でできあがった造形やそれによる影、そして空気による動きを感じてみてください。
jobin.個展 [ 二月の間 ]
開催日:2022年2月22日(火)〜2022年2月28日(月)
開催時間:11:00〜19:00 ※最終日は16:00まで
休館日:無休
開催場所・会場:恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェール
京都府京都市左京区一乗寺払殿町10
入場料:無料
URL:https://note.com/keibunshabooks/n/n4eaf404624ef
BABY
同じモチーフを、異なる筆跡や色合いで描いた作品を並べ、ものの見方の多様性を探る
ギャラリーノマルでは昨年に続き2回目となる新進気鋭の画家・山田千尋の個展。2016年に京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻を卒業後、模索をしながら日々描き続け、独自のスタイルを確立しつつある山田の作品は、目を惹く軽やかな色彩、薄い層でありながら独特な質感を感じさせる筆跡が特徴です。さらに、主にSNS上で掲載されている写真から抽出した、通常目を向けられることのない歪なモチーフへの強い執着があり、描かれたものには物事をあらゆる角度から偏見なく捉え、かけがえのないものへと昇華する眼差しが反映されています。本展「BABY」では同じモチーフを題材とした大小様々な油画を壁面毎に複数点展示し、同じモチーフを筆跡や色合いを変えて描いた作品を一望することで、画一的でないものの見方を提示すると共に、描くことの本質を探求することを試みています。
BABY
開催日:2022年2月26日(土)〜2022年3月26日(土)
開催時間:13:00〜19:00
休館日:日曜日・祝日
開催場所・会場:Gallery Nomart
大阪市城東区永田3-5-22
入場料:無料
URL:https://www.nomart.co.jp/exhibition/detail.php?exhCode=0191
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