EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント10選 3月6日(土)~3月7日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。
3月に入り、だんだん暖かくなってきてお散歩するのが楽しい季節になってきましたね。
今回は、3月6日(土)~3月7日(日)に関東で開催されるイベントをまとめました。週末のお出かけの参考にしてみてくださいね。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
フェルメールと17世紀オランダ絵画展
ドレスデン国立古典絵画館以外で世界初公開の《窓辺で手紙を読む女》を含む、約70点を展示
17世紀オランダを代表する画家ヨハネス・フェルメール(1632-75)の《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。
本展では、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドの画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった《窓辺で手紙を読む女》を、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館でのお披露目に次いで公開します。所蔵館以外での公開は、世界初。加えて、同館が所蔵するレンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなどオランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点も展示されます。
開催日:2022年2月10日(木)~4月3日(日)
開催時間:9:30~17:30、金曜日9:30~20:00
※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、3月22日(火)
※2月14日(月)、3月21日(月・祝)は開室
開催場所・会場:東京都美術館 企画展示室
東京都台東区上野公園8-36
入場料:一般 2,100円、大学生・専門学校生 1,300円、65歳以上 1,500円
※事前予約制
URL:https://www.dresden-vermeer.jp
視覚トリップ展 ウォーホル、パイク、ボイス 15人のドローイングを中心に
ワタリウム美術館のコレクションを「視覚体験」をテーマに展示
視覚トリップ展では、アーティストたちの作品を通し、視覚体験を楽しんでいただきたく、ワタリウム美術館のコレクション作品から、アンディ・ウォーホルの初めてのドローイング集「サムという名の25匹の猫と青い子猫ちゃん」、ナムジュン・パイクが描いた、笑っているテレビ、泣いているテレビのドローイングなど約60点、1984年、ヨーゼフ・ボイスが東京で描いた黒板ドローイング「コンティニュイティ(連続性)」など、14人のドローイングやペインティング作品計160点などを展示します。ワタリウム美術館のコレクションをお楽しみください。
開催日:2022年1月22日(土)〜 5月15日(日)
開催時間:11:00〜19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日 ※3月21日は開館
開催場所・会場:ワタリウム美術館
東京都渋谷区神宮前3-7-6
入場料:大人 1,200円・大人ペア 2,000円、学生(25歳以下)・高校生・70歳以上の方・1,000円
URL:http://www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202201/
漫画とデザイン展
「漫画デザイン」に焦点を当てた企画展
本展は、漫画作品のストーリーやキャラクターではなく、装丁やタイトルロゴなどの「漫画デザイン」に着目した企画展。デジタル化や掲載メディアの多様化が進み、世界に誇る日本文化として漫画は近年ますます広がりを見せています。一方で作品のジャンルの細分化も進み、特定の読者とのコミュニケーションをつくるためのデザインが必要不可欠になりました。タイトルロゴに、表紙や帯などコミックスの装丁。そこには作品の価値を見える化し、読者に届けるための“企て”がたくさん詰まっています。
開催日:2022年2月28日(月)〜3月31日(木)
開催時間:11:00〜20:00 ※最終日は18:00閉館
開催場所・会場:GOOD DESIGN Marunouchi
東京都千代田区丸の内3−4−1 新国際ビル1F
入場料:無料
URL:https://www.g-mark.org/gdm/exhibition.html
青森アートミュージアム5館連携トークイベント「アート県/圏『青森』」の挑戦!
青森の5つの美術館が連携トークイベントを開催
「5館連携プロジェクト」とは、青森県内にある5つの美術館、アートセンターが連携し、青森のアートの魅力を国内外に発信するプロジェクト。県民及び観光客による県内の周遊を通して文化、経済、教育など幅広い分野での地域振興を目的としています。
今回開催されるのは、5つの美術館・アートセンターとともにアート県『青森』の未来を考える、青森アートミュージアム5館連携トークイベント。昨年に続き、第二弾を青森アート5館連携YouTube「AOMORI GOKAN」にてオンライン配信されます。
開催日:2022年3月6日(日)
開催時間:13:30〜15:30
開催場所・会場:青森アート5館連携YouTube https://bit.ly/3nRaWBZ
入場料:無料
URL:https://aomorigokan.com/blog/talkevent_2022/
AC部「異和感ナイズ展」
AC部は、1999年に多摩美術大学在学中に結成されたクリエイティブチーム。テレビ番組やCM、ミュージックビデオなどを中心に、ハイテンションで濃厚なビジュアル表現と映像で、話題作を次々と発表し、注目を集めています。
今回は、AC部作品の根源的なテーマである「違和感」を軸に、新作で構成する展覧会です。活動開始から24年目となるAC部が、これまで追い続けてきたテーマに、改めてどう向き合い、どのような作品表現を試みるのか。ぜひ会場で繰り広げられる「異和感」をお楽しみください。
開催日:2022年2月22日(火)~3月30日(水)
開催時間:11:00〜19:00
休館日:日曜・祝日
開催場所・会場:クリエイションギャラリーG8
東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
入場料:無料
URL:http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/2202/2202.html
永井一正のポスターデザイン-いきること・つくること-
グラフィックデザイナー・永井一正のポスター作品群
日本を代表するグラフィックデザイナーである永井一正(1929~)は、1950年初頭よりグラフィックデザインの現場に身を置き、活動を始めます。1953年に日本宣伝美術会(日宣美)会員となり、1960年に亀倉雄策や田中一光らとともに日本デザインセンター創立に参加すると、常に時代の最先端において国家事業や企業、団体のポスターやロゴ、シンボルマークを世に送り出してきました。
本展では、群馬県立館林美術館のポスターコレクションより厳選した約140点を通して、動物表現へ向かう前の幾何学的表現による作品から、永井の個展や美術館の企画展、公募展などの宣伝ポスター、1980年代後半から展開される《LIFE》シリーズまで、幅広く紹介します。永井さんのデザイン史における仕事と功績を振り返る展示です。
開催日:2022年2月19日(土)~4月3日(日)
開催時間:9:30〜17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、3/22(火)
※ただし3/21(月・祝)は開館
開催場所・会場:群馬県立館林美術館
群馬県館林市日向町2003
入場料:一般620円、大学・高校生 310円
URL:http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/exnow.html
辰巳菜穂 個展『Fragments』
アーティスト・辰巳菜穂による新作個展
Googleストリートビューで見つけた風景を独自の色彩と感覚で描く辰巳菜穂さん。コロナ禍で海外に行くのが困難な現代で、デジタルの中で旅をし訪れた世界の風景を描き上げます。今展は、「かけら・断片」というテーマで、ニュートラルな情報としての世界を旅しながら、いつか消えてしまう儚い「存在」の断片に注目しました。
また辰巳さんはストリートビューの中にいる不鮮明な人々を「解像度の低い人たち」と呼び、不鮮明だからこそ見えてくる「存在自体の美しさ」を描いた作品も発表しています。広告・書籍・アパレルなどのイラストレーションも多数手がける多彩な才能を発揮する辰巳菜穂さんの新作ペインティング作品による個展を是非お楽しみ下さい。
開催日:2022年3月5日(土)〜3月13日(日)
開催時間:12:00〜19:00 ※最終日は18:00まで
休館日:無休
開催場所・会場:ロイドワークスギャラリー
東京都文京区湯島4-6-12 湯島ハイタウンB棟1F
入場料:無料
URL:https://art-and-pulse.com/archives/exhibition/naotatsumi-fragments
渡辺豪「所在について」
アーティスト・渡辺豪によるアニメーション作品展示
渡辺豪(1975年兵庫県生まれ)は、愛知県立芸術大学大学院在籍中より3DCGを用いた作品の可能性を探求し始めました。近年は展示空間をアニメーションから延長される場所と捉え、複数チャンネルのインスタレーション作品を発表するなど表現の幅を広げています。
久しぶりのギャラリーでの個展となる本展では、作家自身の「アトリエ」と「家」の二つの場所に関する新作アニメーション、昨年の恵比寿映像祭で日仏会館にて展示された、家の床に積み上げられた本をモチーフにしたアニメーション作品《積み上げられた本》、およびプリント作品が展示されます。
開催日:2022年3月5日(土)〜4月2日(土)
開催時間:12:00〜18:00
休館日:月曜・日曜・祝日 ※3月13日(日)のみ開館
開催場所・会場:ANOMALY
東京都品川区東品川1-33-10
Terrada Art Complex 4F
入場料:無料
URL:http://anomalytokyo.com/exhibition/go_watanabe/?preview=true
大山エンリコイサム「Paint Blister」
現代美術領域で注⽬を集めるアーティスト・大山エンリコイサムの渡航前最後の個展
⼤⼭エンリコイサムさんは、エアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したメディアを横断する表現により、現代美術の領域で注⽬を集めるアーティスト。コム デ ギャルソンやシュウ ウエムラといった企業やブランドとのコラボレーションも⾏ない、今年1⽉には、⼤⼭が⼿がけた横綱・照ノ富⼠の「三つ揃え化粧廻し」のアートワークが話題となりました。
本展のタイトル「Paint Blister」(ペイントブリスター)は、塗膜と⽀持体のあいだに⽣じる気泡やふくれを指します。⼤⼭は、塗装作業や絵画作品の制作、カッティングシートによる壁画作品の施⼯など、みずからの創作のうちに観察される⼩さな出来事として、それを気に留めてきました。本展は、そのブリスターをめぐる作家の想像⼒を起点に構想されています。⼤⼭エンリコイサムの最新の作品世界を是⾮ご覧ください。
開催日:2022年2月25日(金)~3月21日(月)
開催時間:13:00〜19:00
休館日:月曜・火曜・水曜
開催場所・会場:NADiff a/p/a/r/t
東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
入場料:無料
URL:http://www.nadiff.com/?p=26803
わたしたちのヘルシー 心とからだの話をはじめようin Mar. 2022
「自分のからだのことを考える」オンラインイベント
本イベントは、女性の心とからだのヘルスケアをテーマにしたYouTubeにて開催されるオンライントークイベント。生理痛、PMS、デリケートゾーンのケア、妊活、避妊、SRHR(セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ 性と生殖に関する健康と権利)、ジェンダー、フェムテックなど女性特有の健康課題に関するさまざまなトピックについて、アーティストやタレントから医師などの医療ヘルスケア分野の専門家まで多彩な話し手によるトークのほか、視聴者のお悩みに答えるようなインタラクティブな企画を11プログラム予定しています。そこで得た知恵や知識を大切な人にも共有できるやさしく心強い循環をつくっていく機会を創出します。
開催日:2022年3月6日(日)
開催時間:13:30〜20:00
開催場所・会場:オンライン開催 https://www.youtube.com/watch?v=adWMrsVScbY
入場料:無料
URL:https://watashitachino-healthy.com/event/online202203/
気になるイベントは見つかりましたか?
感染症対策や防寒をしっかり行なって、充実した週末をお過ごしください~!
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