EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント10選 5月21日(土)~5月22日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、5月21日(土)~5月22日(日)に関東で開催されるイベントをまとめました。週末のお出かけの参考にしてみてくださいね。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
建物公開2022 アール・デコの貴重書
本館内での写真撮影も可!装飾性豊かな建物自体も楽しめる貴重なアール・デコの美を堪能。
年に一度、これまで毎回テーマを設けて様々な角度から建物公開展に取り組んできた「建物公開展」。今回は、1920~1930年代のアール・デコ期の貴重書約100点を展示します。本館では貴重書を各室に配し、アール・デコ建築とのコラボレーションが楽しめます。新館の展示室では作品解説と共に一挙に展示し、華やかで魅惑的な当時のアール・デコの世界を堪能。また、建物公開展恒例となる情景再現は見どころの一つ。大食堂のテーブルデコレーションをはじめとした各室に合わせた再現展示を行います。壁や床、天井、建具、照明など、通常の展覧会ではあまり注目されない部分にフォーカスし、邸宅の雰囲気を味わうことができます。本展の会期中は、いくつかの注意事項をご確認いただいた上で本館内での写真撮影も可能です。
開催日:2022年4月23日(土)~6月12日(日)
開催時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜
開催場所・会場:東京都庭園美術館(本館・新館)
東京都港区白金台5-21-9
入場料:一般1000円、大学生(専修・各種専門学校含む)800円、中学生・高校生500円、65歳以上500円
※オンラインによる日時指定制
URL:https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/220423-0612_EncountersWithArtDecoBooks.html
佐藤卓TSDO展
デザイナー・佐藤卓さんの作品とTSDOとして関わってきたデザインの仕事が、同時に鑑賞できる貴重な展示会。
1984年に設立された佐藤卓氏が率いるデザイン会社 “TSDO”。「明治おいしい牛乳」や「ロッテ キシリトールガム」のパッケージデザインをはじめ、グラフィックデザイン、シンボルマーク、施設のサインや商品のブランディングなど様々な場面でデザインの可能性を切り拓いてきました。展示会場1階では2004年のggg佐藤卓展以降、佐藤が自発的に制作してきた作品を、そして地下ではTSDOとして関わってきたデザインの仕事を展示します。今回は初めてその両側面を対比させて鑑賞するスタイルになっています。共通するキーワードは、”in LIFE”。全てあたりまえの生活の中にあるという意味が込められています。本展を通して、「デザインする」ということを、どこか雲の上の特別なものとしてではなく、日々のくらしのなかにある、身近な自分ごととして再発見してみてはいかがでしょうか。
開催日:2022年5月16日(月)~6月30日(木)
開催時間:11:00~19:00
休館日:日曜・祝日
開催場所・会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F
入場料:無料
URL:https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/jp/00000787
流麻二果「その光に色を見る Spectrum of Vivid Moments」
日本では4年ぶりとなる流麻二果さんの個展が開催!「⼥性作家の⾊の跡」シリーズや新作15点を展示。
2018年のポーラ美術館アトリウムギャラリーでの個展で、ポーラ美術館所蔵の印象派絵画を解釈・再構成した作品を制作したことをきっかけに、伝統的な絵画における色彩を丁寧に追体験しながら、新たな解釈と再構成として色を何層にも塗り重ねた絵画のシリーズ「色の跡」。本展では、2020年の練馬区立美術館「再構築 Re Construction」展で発表した「⼥性作家の⾊の跡」シリーズや新作15点が展示されます。作者である流麻二果さんは、過去に画家を⽬指した近代女性作家たちは、家庭を優先するために制作を諦めたり、女性であるということから活躍の機会が少なかったりという状況は、現代の⼥性にも通じるものがある。と考察。もし、彼⼥たちが現代や未来に⽣きていたら、作家としてどのような活動をしたのだろうか。⽇本における⼥性の⽣き⽅、作家としての⽣き⽅を歴史と共に⾒直し、それを未来に繋げていきたいという想いから制作された作品です。
開催日:2022年4月22日(金)~5月29日(日)
開催時間:11:00~19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:ポーラ ミュージアム アネックス
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F
入場料:無料
URL:https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html
MADARA MANJI個展『EXPLOSION』
今注目の金属彫刻作家・MADARA MANJIさんの個展がスタート!
作品を通じ、一貫して人間の精神の有様を表現してきたMADARA MANJI。人間の内面にうごめく雑多な感情や本能、倫理、経験は、自らの外皮をとおしてインプットされたもの。現代における過剰な情報量は、受け手である我々に多大な負荷を課す反面、その負荷こそが耐久性を試し、限界値を超え新たな創造を産み出す契機ともなる。そんな崩壊寸前のエナジーと、それと引き換えにしか得られない想定外のヴィジョンの生成。1000℃におよぶ高温、ハンマーによる容赦ない連続殴打により生成される作品群は、展覧会タイトルそのもの。破壊か、進化か、或いはその両輪を巻き込む得体の知れない巨大なリアルか―それらと対峙することの是非を問う。EXPLOSION(爆発)という作家にとっての必然が生む、屹立した美の位相を、ぜひ堪能してみてくださいね。
開催日:2022年4月29日(金)~5月28日(土)
開催時間:11:00~19:00
休館日:日曜、月曜
開催場所・会場:ホワイトストーンギャラリー銀座新館
東京都中央区銀座6-4-16
入場料:無料
URL:https://www.whitestone-gallery.com/ja/blogs/gallery-exhibitions/tyo-n-madara-042922
猪瀬直哉 個展「The Utopia Chapter 6」
猪瀬直哉氏が創り出す架空の世界“ルーメン美術館”に所蔵される、謎多きユートピアに迫る展示会。
“ユートピア” ー それはバビロニアのバベルの塔のように、何世紀にもわたり伝えられてきた、⼈間の傲慢性を象徴する寓話の⼀つ。本展覧会では、猪瀬直哉氏が創り出す架空の世界に存在する“ルーメン美術館”に所蔵される、ユートピアに関する数々の作品や歴史に迫ります。各時代の⻄洋絵画史を象徴するような、様々な絵画様式で描かれた今回の展⽰作品からは、その謎多きユートピアの発展を垣間⾒ることができます。猪瀬の圧倒的な絵画技法によって具現化される、“ユートピア”の世界をどうぞお楽しみください。
開催日:2022年 4⽉28⽇(⽊)~6⽉11⽇(⼟) ※終了⽇は変更になる場合があります。
開催時間:12:00~19:00
休館日:⽇曜、⽉曜
開催場所・会場:GINZA SIX 6F THE CLUB(銀座 蔦屋書店内)
東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F
入場料:無料
URL:https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/26198-1348270421.html
祝祭の呪物展
呪物に魅せられた、はやせやすひろ氏、田中俊行氏による呪物を祝うコレクション展が開催。
“呪物”とは、呪力が宿る人工物、自然物のことであり、儀式に使用される人工物、自然物のこと。そして、災いがあるとされるものの総称。本来、呪物とは崇拝の対象。精霊が宿り、超常的な力をもたらすとされてきた。そんな都市ボーイズ・はやせやすひろさんと、オカルトコレクター・田中俊行さんの数百を越えるコレクションの中から、代表的な呪物を約25点以上を展示。呪物を祝う「祝祭の呪物」。今回の為に制作されたという写真付き解説書”祝祭の呪物本”も合わせてお楽しみください。
開催日:2022年5月20日(金)~5月29日(日)
開催時間:13:00~20:00 ※5月21日(土)のみ18:00まで
開催場所・会場:BnA_WALL
東京都中央区日本橋大伝馬町1-1
入場料:500円
URL:https://horror.base.shop/blog/2022/04/04/131928
Juno Mizobuchi「モノミユサン – the intangible landscape -」
見る人の内面にある記憶が調和する、Mizobuchiさんの作品に注目!
大学でイラストレーションを学んだMizobuchiさんの描き出す絵画は、精緻な筆致と豊かな色彩感覚に彩られ抽象的。どこか見たことのあるような懐かしさを感じさせます。表現の原点にあるのは、彼自身がこれまでに体験してきたあらゆる事象、目に映ったすべてのもの。作品は一見すると、顔や建築物、ときにはゲームの画面のようにも見える抽象画と、見る者自身の内面にある記憶が調和し、鑑賞者に懐かしさとともに新しいイメージを想起させます。OIL by 美術手帖ギャラリーでの初個展となる本展では、新作を多数発表。是非この機会にMizobuchiの作品世界をお楽しみください。
開催日:2022年5月19日(木)~6月13日(月)
開催時間:11:00~20:00
開催場所・会場:OIL by 美術手帖ギャラリー
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 2F
入場料:無料
URL:https://oil-gallery.bijutsutecho.com/
長谷川海 個展『たゆたう』
イラストレーターの長谷川海さんによる3年ぶりの個展『たゆたう』が開催!
水面のようにゆらゆらと漂っている状態を意味する”たゆたう”。その、穏やかで物静かな様子を表す言葉には、同時に、あいまいさやためらい、迷いというような意味が内包されます。例えば空と海、水と土、朝と夜、光と影、心と体。私たちはそれらを行ったり来たり、漂うように日々を送っています。今回の『たゆたう』は、長谷川海さんによる3年ぶりの個展となります。普段から好きでモチーフにすることの多い、心象風景や水をテーマにした新作が並びます。会期中は、作家本人によるイベントも開催予定です。
開催日:2022年5月11日(水)~5月22日(日)
開催時間:13:00~20:00
休館日:月曜、火曜(祝日は営業)
開催場所・会場:PARK GALLERY
東京都千代田区外神田3-5-20
入場料:無料
URL:https://park-tokyo.com/post/679481647032352768/umihasegawasolo
長物のショートショート
30組の出展者によって採取された「棒」と、それらにまつわる物語を展示。
本展は、人類の進化の過程で、石と並び、最も原初的で、道具の始祖の1つと言える「棒」に着目した展示。恐らく何千、何万年も昔から、私たち人類は幾度となく、森や山、海で、風や雪により折れた木の枝(すなわち棒)を拾い、握り、振り、藪を払ってきたことでしょう。その場で打ち捨てられず、旅の友として、放牧の道具として、杖として、鍵として選ばれた棒もあったことでしょう。もちろん棒が、武器や凶器として使われてきた場面も、歴史上、数えきれないほどあったはず。そんな誰しもが、人生で一度は手に取る棒を、様々な職種の人々に選び、採取してもらい、棒の中に、その美しさ、便利さ、道具・装飾としての可能性、想いを改めて見出すのが本展の目的です。会場では、30組の出展者によって採取された、各人の解釈による「棒」と、それらにまつわる物語を展示。現在における多種多様な「長物」の可能性を、美しさをご覧下さい。
開催日:2022年5月13日(金)~5月28日(土)
開催時間:12:00~19:00
開催場所・会場:(PLACE) by method,CIRCLE
東京都渋谷区東1-3-1 カミニート#14,#16
URL:https://placebymethod.com/
平山昌尚「町の絵」
シンプルでありながら大胆なタッチに魅了される、アーティスト平山昌尚さんのインスタレーションが開催中!
平山昌尚氏はドローイングからアートブックの制作等、多岐に渡る活動を行うアーティスト。 一見シンプルながらも、私たちが抱える常識の不意をつくような仕掛けに満ちた作品で人々を魅了してきました。本展は、ギャラリー、カフェ、庭からなる複合スペースを、ひとつの展示空間、あるいは「掲示板」と見立てた、屋内外にまたがるインスタレーション。作者がこれまでに開拓してきた「記号」や「象徴」の表現に焦点を当てた新作のペインティングを公開します。 時間の経過と共に、環境の影響を受けながら変化していく作品。果たして、その意味は変わるのか変わらないのか…。作品の価値について再考する本展を、ぜひお楽しみください。
開催日:2022年5月5日(祝・木)~6月5日(日)
開催時間:11:00~17:00 (カフェ・屋外展示は8:00~19:00)
※月~金曜日のclinic入室は前日までにInstagramのDMにて要予約
開催場所・会場:clinic
東京都世田谷区三軒茶屋1-33-18
URL:http://www.clinictokyo.com/2022_masanaohirayama.html
Instagram:https://www.instagram.com/clinic_tokyo/
気になるイベントは見つかりましたか?
週末のお出かけを楽しんでくださいね〜!
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