EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント10選 6月25日(土)~6月26日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、6月25日(土)~6月26日(日)に関東で開催されるイベントをまとめました。週末のお出かけの参考にしてみてくださいね。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
アレック・ソス Gathered Leaves
アメリカの現代写真を牽引するアレック・ソスの日本で最初の、美術館での個展
1969年アメリカ、ミネソタ州ミネアポリス生まれの世界的な現代写真家 アレック・ソスによる日本の美術館で初となる個展が神奈川県立近代美術館 葉山で開催。初期の代表作〈Sleeping by the Mississippi〉ほか、〈NIAGARA〉〈Broken Manual〉〈Songbook〉の4シリーズで構成され、2015年よりロンドン、ヘルシンキ、ハンブルクなどを巡回した個展「Gathered Leaves」と同じタイトルのもと、最新シリーズ〈A Pound of Pictures〉を加えた本展は、葉山館の展示空間に合わせて独自に出品内容を選定しています。オリジナルプリントを見られるこの機会をお見逃しなく。
アレック・ソス Gathered Leaves
開催日:2022年6月25日(土)〜10月10日(月・祝)
開催時間:9:30〜17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜※7月18日、9月19日、10月10日を除く
開催場所・会場:神奈川県立近代美術館 葉山
神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
入場料:一般1200円、20歳未満・学生1050円、65歳以上600円、高校生100円、中学生以下無料
URL:http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2022-alec-soth
アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真
1930年代から1940年代の前衛写真を一挙公開
前衛写真は海外から伝わってきたシュルレアリスムや抽象美術の影響を受け、1930年代から1940年代までの間に全国各地のアマチュア団体を中心に勃興した写真の潮流です。活動時期が大変短い時期であったことなどで、その活動内容についてのあまり検証がなされていませんでした。しかし近年各地の美術館によりその活動の研究が進み、海外でもその活動が注目されています。本展では、同時代に流行した前衛絵画との関係性なども考慮にいれ、シュルレアリスム運動とどのように関わっていったのか今回の展覧会によって詳らかにします。
アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真
開催日:2022年5月20日(金)〜2022年8月21日(日)
開催時間:10:00〜18:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日 ※月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
開催場所・会場:東京都写真美術館
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
入場料:一般700円、学生560円、中高生・65歳以上 350円
URL:https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4280.html
米田知子個展「残響―打ち寄せる波」
ロンドンを拠点として活動を続ける写真家・米田知子の個展
写真家・米田知子は世界各地を舞台に、日常的には静穏な時間が流れる、かつての歴史的事象の現場、戦争や災害の記憶を宿す場所、人、ものを対象に制作を続けています。本展では、21世紀においてもなお尽きることのない世界の紛争を、レンズを通して観察し続けた米田の視点から辿る構成となっています。破壊と復興により場所性を更新し続ける人間社会の姿を映し出すと同時に、粛々と生を営む名もなき自然の存在をフレームに捉える米田独自の感性は、20年以上におよぶ表現活動に一貫した詩的なトーンを与えています。今回は2000年代初頭から2020年までの間にフランス、ベルギー、ボスニア、サハリン、朝鮮半島の非武装地帯で撮影された作品を中心に展示を行います。今の時代だからこそ感じておきたい、紛争の写真の数々、是非足を運んでみてください。
米田知子個展「残響―打ち寄せる波」
開催日:2022年6月4日(土)〜7月9日(土)
開催時間:12:00〜18:00
休館日:日月祝
開催場所・会場:シュウゴアーツ
東京都港区六本木6丁目5番24号 complex665 2F
入場料:無料
URL:https://shugoarts.com/news/46229/
水戸部七絵 “War is not over”
ジョン・レノンとオノヨーコの活動を主に引用した新作” War is not over”展
水戸部七絵によるロックスターを描くシリーズ「Rock is Dead」の第二弾、新作” War is not over”展を開催。本展は、ジョンとヨーコの『ベッド・イン』(1969)を参照にした作品。芸術が戦争という現実に対し何らか作用する力をもたらすことができないかー。前回のロックスターシリーズから更に踏み込んだ昨今の社会情勢に対する関心が伺えるもので、重量と質量を持つ超厚塗りの絵画には水戸部の平和への願いが込められ、油絵具の塊とその匂いは現実のこととして私たちに問いかけてきます。
水戸部七絵 “War is not over”
開催日:2022年6月4日(土)〜7月2日(土)
開催時間:12:00〜18:00
休館日:日月祝
開催場所・会場:void+
東京都港区南青山3-16-14-1F
URL:https://www.voidplus.jp/post/684648610425700352/void-%E3%81%A7%E3%81%AF6%E6%9C%884%E6%97%A5%E3%82%88%E3%82%8A%E6%B0%B4%E6%88%B8%E9%83%A8%E4%B8%83%E7%B5%B5%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%8F%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BArock-is
『仲條正義 絵の中に入る』原画展
仲條正義氏が描いた「暮しの手帖」の原画を展示する貴重な機会!
グラフィック・デザインで大きな足跡を残した巨星、仲條正義氏が12年にわたり「暮しの手帖」の表紙として描き続けた75枚の絵。 そのすべてを収録した『仲條正義 絵の中に入る』が、このたび画集として出版されました。本展では、その刊行を記念して、選りすぐりの原画を展示。季節のなかに見つけた、ファンタジックでやわらかな風景。見れば見るほど面白く、独創的で、パラレルなその世界にひきこまれるでしょう。原画を鑑賞できる、たいへん貴重な機会ですので、お見逃しなく〜!
『仲條正義 絵の中に入る』原画展
開催日:2022年6月24日(金)〜7月11日(月)
開催時間:12:00〜19:30 ※日曜日は19:00まで、最終日7月11日(月)は18:00まで
休館日:水曜・第三火曜日
開催場所・会場:Title2階ギャラリー
東京都杉並区桃井1-5-2
URL:https://www.title-books.com/event/10125
杉山陽平 個展「adam_eve」
物事の本質を捉えるイラストレーター・杉山陽平が「男と女」をモチーフにした シリーズを展示
イラストレーター・杉山陽平による作品展示。今回展示する「adam_eve」シリーズは、私たちが持つ「こうあるべき」という認識の縛りを脱したときに残るであろう人間の本質について、男性と女性をモチーフに表現したもの。「アダムとイブ」というアイコンを抽象化することにより、効率化や合理化が進む現代の中で個性が埋もれていきがちな現代の人間の姿を映し出しています。人間の身体性や情緒はにじみや擦れなどの技法で、技術や社会構造の絶え間ない変容とそれによって受ける影響は、グラフィカルでシャープなラインで表現されています。杉山陽平の視点から「男と女」の本質に迫った本シリーズをお楽しみください。
杉山陽平 個展「adam_eve」
開催日:2022年 6⽉25 ⽇(土)〜7⽉16⽇(土)
開催時間:10:30~21:00
開催場所・会場:銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
入場料:無料
URL:https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/27071-1602040606.html
Geoffrey Bouillot「Happy Flower Friends」
多様なジャンルの融合で独自のスタイルを確立するGeoffrey Bouillot 新作展
フランス生まれのジョフレ・ブヨは、現在、日本を拠点として活動するアーティストです。白から黒に至る美しいグラデーションの中に、時には強いコントラストの金属のような円筒形や球形が積み重なる作風が特徴で、ミニマルでありながらシック、さらにはポップな感覚が融合された独特の表現を確立しています。今回の展示、「Happy Flower Friends」では、草花とともにさまざまなキャラクターを描きながら、古代から未来まで続く文明の衝突を語ることをテーマとしています。多様なジャンルの表現を融合しながらキャンバスの中に過去・現在・未来を描く、彼独自の美しいモノクローム表現をお楽しみください。
Geoffrey Bouillot「Happy Flower Friends」
開催日:2022年6月25日(土)~7月15日(金)
開催時間:10:30~21:00 ※初日6月25日(土)は13:00開場、最終日7月15日(金)は18:00閉場
開催場所・会場:銀座 蔦屋書店 アートウォールギャラリー
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
入場料:無料
URL:https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/27172-1804060610.html
津田青楓 図案と、時代と、
夏目漱石らの本の装幀も手がけた津田青楓の「図案」の世界
工芸品の下絵として捉えられがちな「図案」。しかし明治から大正時代は「図案」は必ずしも何かに応用されるために描かれるのではなく、また「絵画」とも異なるものとして存在するようになった時代でした。本展は、明治30年代に京都で多くの図案集を出版し、大正時代には夏目漱石らの本の装幀も手がけた津田青楓(1880-1978)を軸に、図案集と図案に関する作品を紹介します。それまでの形にとらわれず、自己の表現としても制作されるようになった図案。津田青楓の作品を通し、職人の仕事から美術家の作品へと昇華された「図案」の世界をお楽しみください。
津田青楓 図案と、時代と、
開催日:前期:6月18日(土)~7月18日(月・祝)
後期:7月20日(水)~8月14日(日)
※会期中、一部展示替えがあります
開催時間:10:00〜18:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、7月18日を除く)、7月19日、8月12日
開催場所・会場:渋谷区立松濤美術館
東京都渋谷区松濤2-14-14
入場料:一般800円、大学生640円、高校生・60歳以上400円、小中学生100円
URL:https://shoto-museum.jp/exhibitions/196tsuda/
竹村 京・鬼頭 健吾「色と感情」
現代アーティスト2名による展覧会が銀座 ポーラ ミュージアム アネックスにて開催中
竹村 京・鬼頭 健吾の現代アーティスト2名による展覧会「色と感情」は、色は世界共通言語であり、また、感情は誰もが持っているものであり、現在のコロナ禍のような状況において、直接的な話をしなくても、色や感情を共有できることは非常に大切であるとアーティストが気付いたことに由来します。
今回、それぞれ新作を含む合計 約20点を展示予定です。さらに会期中、ポーラ銀座ビル1階ウィンドウにて、共作によるインスタレーションを展開します。ギャラリーの展示と合わせて二人の世界観をご覧いただけます。
竹村 京・鬼頭 健吾「色と感情」
開催日:2022年6月17日(金)〜 7月24日(日)
開催時間:11:00〜19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:ポーラ ミュージアム アネックス
中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
入場料:無料
URL:https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html
椎猫白魚 個展「生きものくんとランの妖精の器」
佐賀の温泉街で不思議な生き物をまとったやきものを制作する作家、椎猫白魚による個展が鎌倉にて開催。
有田焼きや波佐見焼きなど肥前地域で使われている技術を下地に、磁器土で制作をおこなうやきもの作家・椎猫白魚。この度、鎌倉-Gallery-Johnにて、手のひらサイズのフラワーベースやコップを中心にした個展「生きものくんとランの妖精の器」を開催します。
佐賀で作陶する椎猫白魚にとって鎌倉での初の個展。通常のポップアップなどより点数も多く、50点ほどの作品が並びます。作家の中でも代表的な作品でもある、生きものくんとランの妖精をまとった器たちは独特な世界観を生み出し、まるでその器自体に命が宿っているような不思議な感覚を覚えます。ぜひこの機会に、お手にとってご覧ください。
椎猫白魚 個展「生きものくんとランの妖精の器」
開催日:2022年6月25日(土)〜7月3日(日)
開催時間:11:00〜19:00
休館日:水曜日
開催場所・会場:-Gallery-John
神奈川県鎌倉市材木座1丁目6−22
URL:https://gallery-john.jp/blogs/exhibition/20220625
気になるイベントはありましたか?
今週末は真夏日になる予想なので、みなさん熱中症対策も忘れずに、お出かけしてくださいね〜!
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