EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント11選 7月16日(土)~7月18日(月・祝)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、7月16日(土)~7月18日(月・祝)に関東で開催されるイベントをまとめました。週末は人混みを避けてアートスペースへ出かけてみてはいかがでしょう。夏休み気分で、ちょっと郊外まで足を延ばしてみるのもおすすめです。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
特別展アリス― へんてこりん、へんてこりんな世界 ―
新たな創造を生み続ける「アリス」の「へんてこりんな世界」を、遊び心あふれる”没入型”展示演出で紹介!
1865年にチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンがルイス・キャロルの筆名で発表した『不思議の国のアリス』は、今日までに170以上の言語に翻訳されています。物語は児童文学という枠を超え、あらゆる想像力をかきたてる存在として世界中の人に共有されています。本展は、アリスの原点から、映画、アート、ファッションまで。『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』が児童文学の枠を超え、160年にわたって各分野に及ぼした影響と魅力を網羅したこれまでにない大規模な展覧会。ジョン・テニエルの挿絵をはじめ、英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館と海外所蔵作品を中心とする貴重な作品と資料約300点を一堂に紹介!子どもから大人まで「不思議の国のアリス」の原作の世界観に没入できる遊び心あふれる展示演出を心ゆくまで楽しむことができます。
開催日:2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)
開催時間:10:00~20:00(月・火・水曜は18:00まで)
※最終入場は閉館の30分前まで
※7月18日、9月19日、10月10日は20:00まで
休館日:無休
開催場所・会場:森アーツセンターギャラリー[六本木ヒルズ森タワー52F]
東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階
入場料:会期中販売平日券 一般 2,100円、大学生・専門学校生 1,500円、高校生 1,300円、小中生 700円
土日祝券 一般 2,300円、大学生・専門学校生 1,700円、高校生 1,500円、小中生 900円
URL:https://alice.exhibit.jp/
アール・ブリュット2022巡回展 かわるかたち いろいろな素材、さまざまな表現
都内3カ所で開催!「かたち」のように、印象の異なる国内外で活躍の場を広げる10名の作家の魅力に迫る展示会
「かたち」という言葉は、姿や形状、図柄などのほか、ものごとの様子や状態を表す時にもつかわれ、〈形〉〈容〉〈象〉〈貌〉などの漢字で書き表されるように、多様な意味合いをもっています。本展で紹介するのは、この「かたち」という言葉のように、印象の異なる様々な表現です。繰り返し描かれるシンプルで力強いかたちや、繊細なドローイングの線などに見られるモチーフの捉え方などには、作家それぞれに特徴があり、どれも独創的。本展では、都内3カ所で開催する展覧会と、島しょ部への出張イベントを通して、国内外で活躍の場を広げる10名の作家を紹介し、絵画や立体など、形状の異なる様々な作品から、身近な素材でつくられる多様な表現のかたちと、そこに宿る創造の根源的な魅力に迫ります。7月16日(土)からは、【第1会場】となる東京都渋谷公園通りギャラリーでの展示がスタートしますよ。
開催日:2022年7月16日(土)~9月25日(日)
開催時間:11:00~19:00
休館日:月曜日、7月19日、9月20日 (7月18日、9月19日は開館)
開催場所・会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1、2
住所:東京都渋谷区神南1-19-8 渋谷区立勤労福祉会館 1F
入場料:無料
※こちらは【第1会場】の展示情報です。2022年10月27日(木)から開催される【第2会場】練馬区立美術館 区民ギャラリー、2022年11月25日(金)から開催される【第3会場】府中市美術館 市民ギャラリー、その他の出張イベントについては
サテライトページをご覧ください。
URL:https://inclusion-art.jp/archive/exhibition/2022/20220716-145.html
PASS THE BATON MARKET Vol.8
初めての夏開催!インテリア・ファッション・食といったさまざまなジャンルの企業・ブランドが参加する蚤の市
インテリア・ファッション・食といったさまざまなジャンルの企業・ブランドが参加する蚤の市「PASS THE BATON MARKET Vol.8」が、2022年7月16日(土)~17日(日)の2日間、コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」で開催。第8回となる今回は、tokyobikeやFREITAG、能作などの初出展に加え、WARDROBE TREATMENTやREPAIR THINGといったクリーニングやリペアのブランドも初めて出展し、会場にてリペアアイテムの受付・相談なども行うのだそう。また、初めての夏開催ということで、各ブランドより夏を満喫できるアイテムも出品されます。扇子や風鈴、麦わら帽子にかき氷など、暑い夏を涼やかに楽しむためのアイテムたちにも注目。54ブランドのうち28ブランドが新しく参入。このマーケットならではの一期一会をお楽しみください。
開催日:2022年7月16日(土)〜17日(日)
開催時間: 11:00~19:00(最終日は18:00終了)
※最終入場は閉館の30分前まで
※雨天決行
開催場所・会場:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」(屋内・屋外)
東京都港区港南1-8-35
入場料:300円 ※小学生以下無料
URL:https://www.pass-the-baton.com/news/15105/
ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで
20世紀の建築や工業デザインに大きな影響を与えたジャン・プルーヴェを紹介する大規模な展覧会
「ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで」は、20世紀の建築や工業デザインに大きな影響を与えたジャン・プルーヴェ(1901–1984)が手がけたオリジナルの家具や建築物およそ120点を、図面やスケッチなどの資料とともに展示します。家具のなかでも椅子はプルーヴェにとって重要であり、美しく整ったかたちを保ちつつ、剛性と人間工学に基づく合理性が交わるデザインを探求し続けました。「家具の構造を設計することは大きな建築物と同じくらい難しく、高い技術を必要とする」という彼自身の言葉が示すように、椅子はプルーヴェのものづくりの原則を反映しているといえるでしょう。本展では《「シテ」チェア》(1932年)から《「コンフェレンス」チェアNo. 355》(1954年)まで数々のモデルがまとめて展示されることにより、その変遷を体感できます。
開催日:2022年7月16日(土)~10月16日(日)
開催時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(7月18日、9月19日、10月10日は開館)、7月19日、9月20日、10月11日
開催場所・会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F/地下2F
東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
入場料:一般 2,000円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 1,300円 / 中高生 800円 / 小学生以下無料
URL:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Jean_Prouve/
MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd
東京都現代美術館の歴史や作品の展示をめぐるエピソードとともに辿る「コレクションを巻き戻す」展の続編が開催
「ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで」を鑑賞した後はこちらもおすすめ!東京都現代美術館が開館(1995年)にあたって作品を引き継いだ東京都美術館時代も含むコレクションの歴史を紐解きながら、2020~2021年に所蔵作品を制作年順に展示した「コレクションを巻き戻す」展の続編となる本展。今回は「読売アンデパンダン」展に工藤哲巳ら反芸術の作家たちが結集していた1960年代へと遡り、1975年に都美術館の新館が開館し、作品収集や企画展が本格化する頃までを、館の歴史や作品の展示をめぐるエピソードとともに辿ります。また75年以降、90年代にかけては、2つの美術館で開かれた企画展を手がかりに、リチャード・ロング、石内都、遠藤利克ら様々な作家たちとの関わりにおいて収蔵された作品に光をあてます。
開催日:2022年7月16日(土)- 10月16日(日)
開催時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(7月18日、9月19日、10月10日は開館)、7月19日、9月20日、10月11日
開催場所・会場:東京都現代美術館 コレクション展示室
東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
入場料:一般500円 / 大学生・専門学校生 400円 / 高校生・65歳以上 250円 / 中学生以下無料
URL:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-collection-220716/
2022イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
絵本好きは必見!イタリア・ボローニャで行われる児童書のイラストレーション・コンクールの入選作品を紹介
「ボローニャ国際絵本原画展」は、イタリア・ボローニャで行われる児童書専門のブックフェアが主催する、児童書のイラストレーション・コンクールの入選作品を紹介する展示会。国籍の異なる5人の審査員は毎年入れ替わり、多様性を重視して選考されます。出版・未出版を問わず応募できることから、新人作家の登竜門としても知られています。2022年度は過去最多の92か国3873件のエントリーがあり、絵本作家の降矢奈々氏を含む5人の審査員による選考の結果、29か国78作家が入選しました。多彩な表現、テーマ、技法による絵本原画が楽しめます。特別展示では、過去に本展に入選した2人のイラストレーターによる新作絵本を紹介。会期中には絵本に関する連続講座や講演会も多数予定していますよ~。
開催日:2022年6月25日(土)~8月7日(日)
開催時間:9:30~17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし7月18日(月曜日)は祝日のため開館し、7月19日(火曜日)は休館)
開催場所・会場:板橋区立美術館
東京都板橋区赤塚5-34-27
入場料:一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円
*土曜日は小中高校生は無料で観覧できます
*65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)
URL:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001526/4001536.html
とある美術館の夏休み
普段は一緒に展示されることが少ない、さまざまなコラボレーションで「美術館の夏休み」を構成
「夏休み」といえば、海水浴や縁日、お盆のお墓参り、旅行、自由研究……とさまざまなものごとが思い浮かびます。では、美術館の夏休みは、どんなものなのでしょう?展覧会でスポットライトを浴びるのは「作品」ですが、それ以外にも多くの存在があります。美術館を、普段あまり意識されることのない、学芸員、監視スタッフ、ガラスケース、鑑賞者である「あなた」を通して、見つめ直すことを試みます。約1万点の収蔵作品のなかから、4組の現代美術家(中﨑透、ミヤケマイ、清水裕貴、津田道子)が作品を選び、新作とコラボレーションします。また本美術館では「千葉市を中心とした房総ゆかりの作品」「近世から近代の日本絵画と版画」に加えて、「1945年以降の現代美術」を収集しています。2組の現代美術家(目[mé]、小川信治)が、所蔵されている過去の自分の作品と出会い直し、新作とともにインスタレーションを構成します。
開催日:2022年7月16日(土)~9月4日(日)
開催時間:10:00~18:00(金・土:20:00まで) ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:8月1日
休室日:7月25日、8月15日
開催場所・会場:千葉市美術館
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
入場料:一般1,200円(960円) 大学生700円(560円) 小・中学生、高校生無料
※ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料半額
URL:https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/22-7-16-9-4/
かくれんぼーさがして。そして、
「かくれんぼ」というキーワードから、近年新たに収蔵された4人の作家の作品と音楽家zmiの音風景を鑑賞!
未知の存在であった新型コロナウィルスの影響により、家の中で随分多くの時間を過ごす日々が続きました。人の気配が消えた町は、まるで、壮大な「かくれんぼ」が行われているかのようにひっそりとした時間が流れていました。本展では「かくれんぼ」をキーワードに、写真と絵画を用いて観光写真から人々の存在を消した作風で知られる城田圭介をはじめ、近年新たに当館に収蔵された上田薫、丹阿弥丹波子、原良介の4人の作家の作品を紹介します。また、特別展示として音楽家zmiの音により呼び起こされる風景を鑑賞いただけます。さらに、子どもたちの夏休みにあわせ、作品の中にある光の特徴、版画の技法、時間の感覚、音の連なりなど、美術から拡がるさまざまな学びにも目を向けます。
開催日:2022年7月16日(土)~9月4日(日)
開催時間:10:00~17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日
開催場所・会場:茅ヶ崎市美術館 エントランス、展示室1・2・3
神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
入場料:一般700(600)円 大学生500(400)円 市内在住65歳以上350(250)円
高校生以下、障がい者およびその介護者は無料 ※( )内は20名以上の団体料金
URL:https://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/6482/
ミロコマチコ いきものたちはわたしのかがみ
横須賀美術館に続き、この夏は市原湖畔美術館へ。ミロコマチコさんの魅力に迫る「いきものたちはわたしのかがみ」
想像力をふくらませ、躍動感たっぷりの筆致で描いたデビュー絵本『オオカミがとぶひ』によって、彗星のごとく出版業界に登場したミロコマチコさん。いっぽうで、大きな画面いっぱいに生物や植物をのびのびと描き、時には音楽家と共鳴しながら即興でペインティングを行うなど、画家としての活躍にも注目が集まっています。本展は、「ミロコマチコとは何者なのか」をテーマに、近作・新作を中心とした絵画や絵本原画、書籍の装画や企業とのコラボレーションを展示すると同時に、奄美大島での暮らしや制作風景も紹介しながら、ミロコマチコさんの底知れぬ魅力に迫ります。横須賀美術館での展覧会に続き、この夏は千葉県一の貯水面積を誇る高滝湖を望む、自然豊かな市原湖畔美術館で開催されます。週末や夏休みのおでかけにいかがでしょうか。
開催日:2022年7月16日(土)~9月25日(日)
開催時間:平日10:00~17:00、土曜・祝前日9:30~19:00
日曜・祝日9:30~18:00
※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
開催場所・会場:市原湖畔美術館
千葉県市原市不入 75-1
入場料:一般 1,000(800)円 、大高生・65 歳以上 800(600)円
※()内は 20 名以上の団体料金。
※中学生以下無料・障がい者手帳をお持ちの方とその介添者(1名)は無料
URL:https://mirocomachiko-cm.exhibit.jp/
Hiroshi Nagai Exhibition 『TROPICAL MODERN』
「TOROPICAL MODERN」発売記念!代官山 蔦屋書店の毎夏の恒例となる永井博展
代官山 蔦屋書店の毎夏の恒例となるアーティスト永井博氏の展示は、今年で6回目を迎えます。新刊『TOROPICAL MODERN』の発売を記念して、建築・インテリアをテーマとした展示。今回は、会場を書店内のギャラリーから、施設内の大型ギャラリー“GARDEN GALLERY”にて開催します。作品が映えるようなシンプルでミニマム、夏の日差しが降り注ぐ空間で永井氏の絵画の世界を存分に楽しんでみてくださいね。
開催日:2022年7月16日(土)~ 7月24日(日)
開催時間:12:00~20:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:代官山T-SITE GARDEN GALLERY
東京都渋谷区猿楽町16-15
入場料:無料
URL:https://store.tsite.jp/daikanyama/event/art/27502-1118130629.html?_ga=2.252577485.594833911.1656913567-174509750.1602123376
ZOOOOOOM / “構図、余白へのZOOM”
画家・佐野凜由輔氏の自身で確立したコンセプト“ZOOM”をテーマにした「構図、余白へのZOOM」
“ZOOM”とは画家、佐野凜由輔氏が柔軟に作品制作を行えるよう自身で確立したコンセプト、あるいはテーマです。彼の経験や記憶、脳裏に蓄積されてきたアーカイブを素地にして、キャンバスへ放出している挙動を指し示しています。本展覧会では重点的に「構図、余白へのZOOM」と題して、モチーフをスクラップ・アンド・ビルドしながら描き上げる、正統な構図、基軸や中心をあえて欠いた作風が展示されます。規則性のない表現方法にはフィギュラティブとアブストラクト、ドローイングとペインティングが共存。時に色彩の層を重ね、時に主題の具象をバラし、時に抽象をも白に消し去り……レイヤーを成すことで、観る側の視点、捉え方によって作品が幾層にも変化しながらも、多角的に理解可能な要素として配置されています。ぜひ会場で体感してみてくださいね。
開催日:2022年7月2日(土)~7月23日(土)
開催時間:12:00~18:00
休館日:日曜日、月曜日、7月21日
開催場所・会場:MU GALLERY
東京都品川区東品川 1-32-8 TERRADA ART COMPLEX II 2F
入場料:無料
URL:https://www.mugallery-tokyo.com/
気になるイベントはありましたか?
感染対策、体調管理を万全に、週末お出かけを楽しんでくださいね。
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