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焼きものの里、常滑の町にインスタレーション「Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions」が出現!

焼きものの里、常滑の町にインスタレーション「Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions」が出現!

こんにちは、haconiwa編集部のシオリです。
7月30日、国際芸術祭「あいち2022」が開幕しました。その連携企画事業として登場したアートがすごいんです……!

常滑市内の焼きもの工場に囲まれた広場に、大型のインスタレーションが登場!

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo: Niwashōten Co., Ltd

芸術祭の開幕とともにスタートしたのが、インスタレーション「Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions」。なんと、常滑市内の焼きもの工場に囲まれた広場が会場となっているんです!

在日スイス大使館、スイス連邦工科大学チューリヒ(ETHチューリヒ)のGramazio Kohler (グラマツィオ・コーラー) 研究室、そして東京大学のT_ADS 小渕祐介研究室によるこのインスタレーションは、建築におけるデジタルプロセス、人とロボットとの協働、技術的・文化的相互作用を追求するスイスと日本の協働プロジェクトだそう。

会場に現れたのは、2つのインスタレーション。どちらも人とロボットとの協働作業で制作されていて、さらに未来を見つめながら過去との関わりをも実証するものなんだとか。

●ロボットの大工仕事 ETHチューリヒ グラマツィオ・コーラー研究室

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo: Ayako Suzuki

まずご紹介するのは、こちらの木造骨組み3階建ての建物。ネジなどの金属部品使用しない、ロボット工学時代の大工仕事を再考し実現している作品です。

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo: Ayako Suzuki

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo: Ayako Suzuki

優れた木造建築を持つ日本の長い伝統と知識が、スイスのデザインとデジタル技術を用いて復興することで、コンクリートと鋼鉄でできた既存の建築物に代わる持続可能な建物として、木造の高層ビルを作る新しい方策を推進するものに。

地震や嵐に耐えられるよう設計されており、周辺の地域や風景を活気づける塔状構造物として存在しています。日本の縁側のような木製テラスがあることで、地域の人々の集いの場としても機能する建物です。

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo:Niwashōten Co., Ltd.

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo:Niwashōten Co., Ltd.

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo:Niwashōten Co., Ltd.

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo:Niwashōten Co., Ltd.

注目したいのは、「MONTAGE(モンタージュ)」が手がけるこの土地のストーリーを組み入れた光とミストと風による演出。夕刻になるにつれて、その魅力が一層際立ってゆきますよ。

●冷却効果も、陶製のれん 東京大学 T_ADS小渕祐介研究室

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo: T_ADS Obuchi Lab

もう一つは、エントランスの木製の柱と梁で構成された門のような構造物。ネックレスのような陶器が吊るされ、昔ながらの暖簾(のれん)を想像させます。

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo: T_ADS Obuchi Lab

来場者を迎え入れるとともに温度調節を行う環境装置にもなる暖簾となっていて、梁に設置したミストノズルから陶器へ噴射した水分が気化する際、ミストと陶器の蒸散冷却効果で門の周囲は4 -5℃涼しくなる見込みなんだとか。

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo: T_ADS Obuchi Lab

陶器ののれんは、一見ランダムに見えます。実際には、複雑なアルゴリズムで人とロボットがフィードバックを繰り返すことで作られているのだそう。ちなみに、ひとつひとつの陶器は、常滑市の陶芸家が製作しているそうですよ。

Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions
Photo: T_ADS Obuchi Lab

こちらも暗くなった時の佇まいは、明るい日中とはまた違った趣があります。

本プロジェクトは、2025年の大阪・関西万博へ向かうスイスのVitality.Swissプログラムのひとつとして開催されているものだそう。

この機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

タイトル下の写真:Niwashōten Co., Ltd

Kizuki-au 築き合う Collaborative Constructions
会期:2022年7月30日(土)- 10月10日(月・祝)
開催時間:11:00〜19:00
会場:常滑やきもの散歩道ー菁陶園近く(愛知県常滑市栄町7丁目地内)
入場料:無料 予約不要
国際芸術祭「あいち2022」連携企画事業、Vitality.Swissプログラム
https://vitality.swiss/ja

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