EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント12選 10月8日(土)~10月10日(月)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、10月8日(土)~10月10日(月)に関東で開催されるイベントをまとめました。みなさんは連休の過ごし方は決まりましたか〜。ぜひ、秋のお出かけの参考にしてみてくださいね~。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
97点のうち76点が日本初公開!ドイツ生まれの美術商ハインツ・ベルクグリューンのピカソとその時代のコレクションが楽しめる。
ドイツ生まれの美術商ハインツ・ベルクグリューン(1914-2007年)は、1948年からパリで画廊を経営しながら自分自身のために作品を集め、世界有数の個人コレクションを作りあげました。ベルクグリューンは晩年まで作品の購入と放出を繰返し、コレクションに際立った特色を持たせるよう努めました。最終的には、彼が最も敬愛した同時代の4人の芸術家たち、パブロ・ピカソ、パウル・クレー、アンリ・マティス、アルベルト・ジャコメッティの作品に重点が置かれています。今回の展覧会は、この個性的で傑出したコレクションから精選した97点の作品に、日本の国立美術館の所蔵・寄託作品11点を加えた合計108点で構成されます。ベルクグリューン美術館の設立後、館外でまとめてコレクションを紹介する展覧会は今回が初めてで、97点のうち76点が日本初公開なのだそう~。
開催日:2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
開催時間:9:30~17:30 (金・土曜日は20時まで)
※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、10月11日(火)、12月30日(金)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)
※ただし、10月10日(月・祝)、2023年1月2日(月・休)、1月9日(月・祝)は開館
開催場所・会場:国立西洋美術館(東京・上野公園)東京都
入場料:一般2,100円、大学生1,500円、高校生1,100円、音声ガイド付きチケット2,200円
URL:https://picasso-and-his-time.jp/
川内倫子 Rinko Kawauchi M/E 球体の上、無限の連なり
未発表作品織り交ぜられた、写真家・川内倫子さんの国内約6年ぶりとなる大規模個展。
写真家の川内倫子さんは、柔らかい光をはらんだ淡い色調を特徴とし、初期から一貫して人間や動物、あらゆる生命がもつ神秘や輝き、儚さ、力強さを撮り続けています。国内では約6年ぶりとなる大規模個展である本展では、この10年の活動に焦点を当て、未発表作品を織り交ぜながら川内の作品の本質に迫ります。展覧会タイトルでもある〈M/E〉は、本展のメインとなる新作のシリーズです。〈M/E〉とは、「母(Mother)」、「地球(Earth)」の頭文字であり、続けて読むと「母なる大地(Mother Earth)」、そして「私(Me)」でもあります。アイスランドの火山や流氷の姿や北海道の雪景色と、コロナ禍で撮影された日常の風景とは、一見するとかけ離れた無関係のものに思えますが、どちらもわたしたちの住む地球の上でおこっており、川内の写真はそこにある繋がりを意識させます。本展は、人間の命の営みや自然との関係についてあらためて問い直す機会となることでしょう。
開催日:2022年10月8日(土)~12月18日(日)
開催時間:11:00~19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
11月3日(木)〜11月6日(日)は「アートウィーク東京」実施にあわせ10:00〜19:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
開催場所・会場:東京オペラシティ アートギャラリー
東京都新宿区西新宿3-20-2
入場料:一般1,200円、大・高校生800円、中学生以下無料
URL:https://rinkokawauchi-me.exhibit.jp/
junaida展「IMAGINARIUM」
画家・junaidaが本展のために描き下ろした作品や、動く怪物たちに出会いながら空想世界の世界へ誘う展示会。
「Michi」「の」「怪物園」(すべて福音館書店)など、近年出版した絵本がいずれも話題の画家、 junaida(ジュナイダ、1978-)。ヨーロッパを思わせる謎めいた世界に、細密に描きこまれた人物や背景。鮮やかな色彩の中に、明るさと闇が共存する不思議な世界観が大きな注目を集めています。「IMAGINARIUM」は、たゆまぬ冒険を続けるjunaida初の大規模個展を開催!赤や金に彩られた異世界に、絵本原画や一枚絵として描かれた400点超の作品が展示されます。本展のために描き下ろした作品や、動く怪物たちにも出会いながら、空想世界の全貌を楽しめます。もちろん会場では展覧会図録をはじめ、オリジナルのミュージアムグッズを多数販売されるのでぜひチェックしてみてくださいね~!
開催日:2022年10月8日(土)〜2023年1月15日(日)
開催時間:平日10:00〜17:00 土日祝10:00〜18:00
※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:無休
開催場所・会場:PLAY! MUSEUM
東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟
入場料:一般1,800円、大学生1,200円、高校生1,000円、中・小学生600円
[立川割]一般1,200円、大学生700円、高校生600円、中・小学生400円
日付指定券(オンラインチケット制)
URL:https://play2020.jp/article/junaida/
マン・レイのオブジェ 日々是好物|いとしきものたち
20世紀に活躍した芸術家・マン・レイのオブジェおよそ50点を軸とした、関連作品や資料約150点をご紹介!
マン・レイ(Man Ray, 1890–1976)は20世紀にアメリカとパリで活躍した芸術家で、絵画をはじめ写真、オブジェ、映画など多岐にわたる作品を手掛けました。本展は、作家が活動の後期より「我が愛しのオブジェ」と称したオブジェ作品に注目し、展観します。パリに憧れたユダヤ系アメリカ人として言葉の壁に当たり大戦に翻弄されながらも、多くの芸術家や愛する人との出会いと別れを繰り返し生きたマン・レイ。彼が生涯にわたり自由に制作したオブジェは、ものや言葉の詩的な組み合わせで成り立ちます。独自の手法で同じ主題のオブジェを再制作したことも特筆すべき点で、ここには「芸術作品のオリジナリティ」という大きな問いに対するひとつの提案が含まれています。本展では、国内所蔵のオブジェおよそ50点を軸として、関連する作品や資料を合わせた約150点をご紹介します。
開催日:2022年10月8日(土)~2023年1月15日(日)
開催時間:9:30~17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜(ただし10月10日、1月2日、1月9日は開館)
10月11日(火)、12月25日(日)-1月1日(日)、1月5日(木)、1月10日(火)
開催場所・会場:DIC川村記念美術館
千葉県佐倉市坂戸631
入場料:一般 1,500円、大学生・65歳以上 1,300円、小中学生・高校生 600円
URL:https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/exhibition-past/2022/manray/
PASS THE BATON MARKET Vol.9
注目企画は「デデデデデンサン」とインテリア家具!「PASS THE BATON MARKET Vol.9」が品川で開催。
インテリア・ファッション・食といったさまざまなジャンルの企業・ブランドが参加する蚤の市「パスザバトンマーケット」。第9回となる今回は、「チャコット」や「亀甲萬本店」、「宇治茶 祇園辻利」などの初出展に加え、一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会として全国各地の8事業者の工芸品が一堂に会します。初めての出展となる一般財団法人伝統的工芸品産業協会のプロジェクト「デデデデデンサン」。津軽塗や高岡銅器の香炉や茶器、さらには木魚など日ごろなかなか触れることのない工芸品やアイテムもずらりと並び、パスザバトンマーケットならではの見立てで伝統工芸に新たな光を照らします。さらに、今回のインテリア家具企画も魅力的なラインナップが大集合。「天童木工」「マルニ木工」「カリモク家具」という日本が誇る家具ブランドから、それぞれ名作チェア等が品川に集結します。「Layout」のラグ、 「アクタス」の家具・インテリア雑貨と合わせて住まいを彩るアイテムをお楽しみください。「パスザバトンの食料品店」では、「旬八青果店」が秋の味覚“柿”と“栗”をたっぷりとご用意。さるかに合戦ならぬ、さるかに“食べ比べ”合戦も開催しますよ~。55ブランドのうち29ブランドが新たな顔ぶれとなるVol.9。このマーケットならではの一期一会を!
開催日:2022年2022年10月8日(土)〜9日(日)
開催時間:00:00~00:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」(屋内・屋外)
東京都港区港南1-8-35
入場料:300円 ※小学生以下無料
URL:https://www.pass-the-baton.com/news/15507/
毎日愛について祈っている
「EVERY DAY I PRAY FOR LOVE」近作の絵画作品を中心に、草間彌生さんの創作の現在が体感できる展示会。
「EVERY DAY I PRAY FOR LOVE」-草間彌生さんの最新の絵画群の背面には、昨年以降繰り返しこのセンテンスが記されるようになりました。それは、書き添えられた詩とともに作品タイトルとなり、さらにはシリーズタイトルとなり、現在はこの新シリーズの制作に懸命に取り組んでいるのだそう。本展では、同シリーズをお披露目するとともに、近作から絵画作品を中心に展覧し、草間彌生さんの創作の現在地をご紹介します。近年の「わが永遠の魂」の所産や、2000年以降断続的に取り組んできたマーカーペンによるドローイングの小品、最新作である覗き込むタイプの小型ミラールームやインスタレーションなどの草間の視覚を体感できる作品とあわせて、芸術に全身全霊をささげ、愛と死を想う草間の日々の祈りがつづられた近年の詩作もご紹介いたします。草間さんの現在の頭の中を体感するような展示をぜひお楽しみください~。
開催日:2022年10月7日(金)~ 2023年2月26日(日)
開催時間:11:00~17:30
休館日:月・火・水曜日
開催場所・会場:草間彌生美術館
東京都新宿区弁天町107
入場料:一般1,100円、小中高生 600円
日時指定の完全予約・定員制(各回90分)
URL:https://yayoikusamamuseum.jp/
~The wink of history~ 「ガス灯」展
ガス事業誕生150年記念企画!5つの時代に焦点をあてたガス灯のすべてがわかる特別企画。
1872年(明治5)横浜の街に灯ったガス灯。今年10月に日本のガス事業は150年を迎えます。今回の展示会では、明治初頭の文明開化に始まったガス事業150年の歴史のなかで、「ガス灯」がきらめいた(wink)5つの時代に焦点をあて、現代へと至る各時代のガス灯のチャーミングな魅力と特徴を、150アイテムの展示や写真、体験から紹介します。時代とともに暮らしに豊かさと輝きを与え続けてきたガス灯のすべてがわかる特別企画です。また会期中の土・日・祝日のみ、ガス灯の「点灯実演」ならびに、実際にガス灯に火をともしていただく「点灯体験」も開催予定なのだそう~。
本編見学は30分間隔の入れ替え制(1日14回、各回先着25名定員)になるので詳細をチェックしてからお出かけしてみてくださいね。
開催日:2022年10月1日(土)~12月25日(日)
開催時間:10:00~17:00
休館日:月曜日 ※但し10/10(月・祝)は開館、10/11(火)は休館
開催場所・会場:ガスミュージアム 全館
東京都小平市大沼町4-31-25
入場料:無料
URL:https://www.gasmuseum.jp/gallery/
TOKYO ILLUSTRATORS SOCIETY PRESENTS 91人のイラストレーターが描く みんなだいすき和田誠
91 人のイラストレーターがさまざまなスタイルで描く、みんなみんなだいすき和田誠展。
「週刊文春」の表紙をはじめ、書籍やポスターなどのイラストレーション、たばこ「ハイライト」のパッケージ・デザインなど、描く仕事はもちろん、映画監督・エッセイスト・作詞作曲家、そして絵本作家と、マルチな顔を持つ和田誠さん。その膨大な仕事に愛と敬意を込めて、東京イラストレーターズ・ソサエティの91 人のイラストレーターがさまざまなスタイルでギャラリーを彩ります。展示期間中、ブックハウスカフェ1F 店頭の特設コーナーで、参加作家の絵本、児童書の販売もされるのでこの機会をお見逃しなく!
開催日:2022年10月6日(木)~10月11日(火)
開催時間:11:00〜18:00(最終日10月11日(火)は16:00まで)
休館日:無休
開催場所・会場:ブックハウスカフェ2階 ギャラリーひふみ
東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル
入場料:無料
URL:https://www.tis-home.com/news/detail.html?id=3547&code=2
フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展『ねぇ、何しに来たの?』
フジオプロ旧社屋を取り壊すと聞いて集合した面々による、ハチャメチャで破天荒、最高にエキサイティングな21日間!
1970年、中落合にあった古い木造家屋に引っ越してきた「フジオプロ」は、78年に鉄骨造地上3階建ての仕事場兼赤塚不二夫の自宅に建て替えられ、改装を繰り返しながら40年以上が経ちました。この度、老朽化のため、ついに中落合の社屋を取り壊すことを決心されたのだそう。仕事に限らず遊びでも、いろんな方と楽しいことをして、たくさんの作品が生まれた場所「フジオプロ」。「バカは真面目に」をモットーに、フジオプロ旧社屋で展覧会やイベントを開催します。赤塚不二夫を オマージュ したアート作品 、壁画、フジオプロの 年表階段 、赤塚不二夫が暮らした部屋にて、 1960 年代から2002年までの写真約 1000枚 、秘蔵プライベート フィルム上映 、赤塚不二夫の原稿 原画 、なつかしのグッズ、アシスタント・編集者との 思い出 などなど。「いま」と「破壊」をたのしむ ありえない展示が目白押しです。ゲリラライブやトークショーも予定されています!
開催日:2022年9月29日(木)~10月30日(日)の木、金、土、日曜(祝日含む)
開催時間:11:00~19:00
※1日4回(11:00~、13:00~、15:00~、17:00~)
※2h(最長滞在時間)の予約各回20名の入れ替え制
休館日:月、火、水曜 ※ただし10月10日(月)の祝日は開催
開催場所・会場:フジオプロ旧社屋
※建物2階より靴を脱いでの観覧(靴下着用でのご来場を推奨)
東京都新宿区中落合1-3-15
入場料:500円 ※小学生以下無料
URL:https://kowasunoda.com/
CLOTH×OVER 糸と布 日常と生を綴る
遠藤 薫、小林 万里子、ユ・ソラによる「糸」「布」からクロスオーバーする表現の世界。
シリーズ第13回となる本展は「糸」「布」を素材として、「縫い」「織り」「刺繍」「染め」などのプロセスを通じて制作を続けている遠藤 薫、小林 万里子、ユ・ソラによる作品を取り上げます。糸や布は、人々の生活や地域文化に密着した素材として発展を遂げてきました。また、様々な機能を有する布は、人が日常的に触れる機会も多く、様々な記憶を呼び起こすと同時に、快・不快の感覚にも深く関わるものです。本展では、身近な素材を用いながら、日常の機微、労働や手仕事の視点、ひいては生成と消滅の循環について、アーティストそれぞれの日常的感覚が豊かにクロスオーバーする表現の世界を紹介します。
開催日:2022年10月8日(土)〜10月30日(日)
開催時間:10:00~18:00
休館日:10月24日(月)
開催場所・会場:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1F
横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内
入場料:無料
URL:https://artazamino.jp/event/azamino-contemporary-20221030
天牛美矢子 個展「偉大なるタムタム」
アーティスト・天牛美矢子さんによる「偉大なるタムタム」というキャラクターを中心に表現された物語とは?
古書店に生まれ、幼い頃から物語の持つ魔力に触れてきた天牛美矢子さん。京都市立芸術大学では染織を専攻し、人の生活や文化に密接な関わりを持つ染織素材を用いた創作活動を行っています。挿絵を思わせるイメージを、キャンバスではなく布や革といった身近な素材を使い表現することで、作品に宿る物語と鑑賞者の距離感をなくすことに取り組み、本来物語を創造することが担ってきた原始的な力を見つめ直しています。本展では、「偉大なるタムタム」というキャラクターを中心に、天牛の生み出す新たな物語をご紹介いたします。どんな世界になっているのかは、ぜひ会場で体感してみてくださいね~。
開催日:2022年10月8日(土)~10月23日(日)
開催時間:11:00~19:00
休館日:月曜日
開催場所・会場:FOAM CONTEMPORARY
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
入場料:無料
URL:https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/28954-1443210916.html?_ga=2.56897705.2075666236.1664334421-466435160.1652423026
HELLO TOKYO
色鮮やかなで魅力的な花器「vaseman」が都内初となる注目の展示会!
以前haconiwaでも紹介した、岐阜県で活動をする「3RD CERAMICS」が2019年10月から花器のみの活動をはじめたvaseman。色鮮やかな色彩の中にも奥行きのある表情が特徴のvasemanの花器は、単体でも美しく花を生けた際はまた違った表情を持っています。そのvasemanが今回、都内で初めての単独での展示会を開催します!大小様々な花瓶が揃うそうなので、この機会に会場で実物の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。
開催日:2022年10月7日(金)~10月9日(日)
開催時間:9:00~19:00
(10月7日のみ11:00~20:00)
開催場所・会場:FLOAT
目黒区目黒本町3-1-9
入場料:無料
URL:https://www.instagram.com/p/CiP6TGhvnlN/
いかがでしたか?
この3連休も感染対策に気をつけながら、気になるイベントに足を運んでみてくださいね!
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