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今週末行きたいイベント11選 11月19日(土)~11月20日(日)

今週末行きたいイベント11選 11月19日(土)~11月20日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、11月19日(土)~11月20日(日)に関東で開催されるイベントをまとめました。秋がいちだんと深まるこの季節、さまざまなイベントに出かけてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。

ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台

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日本初開催!オランダの現代アートを代表するアーティスト、ウェンデリン・ファン・オルデンボルフの作品展

ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ(1962年ロッテルダム生まれ、ベルリン在住)は、2017年ヴェネチア・ビエンナーレのオランダ館代表を務めるなど、オランダの現代美術を代表するアーティストの一人として、20年以上に渡り映像作品や映像インスタレーションを発表してきました。国内初めての本展「柔らかな舞台」では、彼女の代表的な映像作品から新作まで6点を展示します。初期作品からは、17世紀のオランダ領ブラジルで総督を務めたヨハン・マウリッツの知られざる統治をめぐり、マウリッツの手紙などを読み上げながら議論する《マウリッツ・スクリプト》(2006年)、オランダによる植民地政策にラジオがもたらした影響についての対話と、インドネシア独立運動家スワルディ・スルヤニングラットが書いた手記「私がオランダ人であったなら」を読み上げる声とが交わる《偽りなき響き》(2008年)の2作品を紹介します。また、本展を機に国内で制作する新作は、主に1920年代から1940年代にかけて活躍した女性の文筆家たちが、女性の社会的地位や性愛、戦争といった問題に切り込んだテキストを取りあげ、それらが今日の社会のどのような側面を映し出すかを探ります。フレームを定めることのない舞台セットのようなインスタレーションとして構成されています。

ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台

開催日:2022年11月12日(土)~2023年2月19日(日)
開催時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(1月2日、1月9日は開館)、12月28日~1月1日、1月10日
開催場所・会場:東京都現代美術館 企画展示室 3階
東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
入場料:一般1,300円 、大学生・専門学校生・65 歳以上900円、中高生500円、小学生以下無料
URL:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Wendelien_van_Oldenborgh/

源氏物語と江戸文化

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江戸東京博物館のコレクションを中心に、江戸文化のなかで広がりを見せる「源氏物語」にフォーカス!

平安時代に紫式部が執筆した源氏物語は、江戸時代になると印刷技術の普及により、大衆に浸透します。人びとに広く受け入れられたことで、本文だけでなく、挿絵や註を付けたものから手軽く内容がわかるあらすじ本まで、源氏物語にかかわるさまざまな書物が出版されました。そして、江戸文化のなかで独自の発展を遂げ、例えば源氏物語を翻案した柳亭種彦著・歌川国貞(初代)画の『偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)』が人気を博しました。この他にも、物語で描かれた四季折々の美しい情景を、ハレの場や身の回りの品に取り入れました。本展では、江戸文化のなかで多様な広がりを見せる源氏物語について、東京都江戸東京博物館のコレクションを中心にその一端をご紹介します。

源氏物語と江戸文化

開催日:2022年11月19日(土)~2023年1月6日(金)
開催時間:9:30~17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:2022年11月21日(月)、12月5日(月)、19日(月)、29日(木)~2023年1月3日(火)
開催場所・会場:東京都美術館
東京都台東区上野公園8-36
入場料:無料
URL:https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_collection.html

開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展

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日本のみならず世界中で根強い人気を集める「スカジャン」の世界を、地元・横須賀美術館で!

戦後、米兵の日本滞在のスーベニア(おみやげ・記念品)として、和装由来の鷲、虎、龍などの豪華な刺繍を施したジャケットが誕生。戦後からスーベニアジャケットを売り続けている横須賀「ドブ板通り」のイメージと結び付き、「横須賀ジャンパー」略して「スカジャン」の名でファッ ションアイテムとして定着しました。本展では、テーラー東洋(東洋エンタープライズ株式会社)の貴重なヴィンテージ・コレクションを中心に、現在、世界中のファッションシーンからも注目を集める「スカジャン」の魅力あふれる世界をご覧にいただきます。あわせて、戦後から50年代に横須賀「ドブ板通り」で実際に販売されていた商品や写真等により、全国の米軍基地周辺で展開した「基地文化」の一端をご紹介します。また、本展では、ヴィンテージ・スカジャンに用いられている「横振り刺繍」を用いて制作を行い、「現代の名工」に挙げられている桐生在住・大澤紀代美の作品を展示。同じく若手アーティスト達の作品も展示しますよ~。

開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展

開催日:2022年11月19日(土)~12月25日(日)
開催時間:10:00~18:00
休館日:12月5日(月)
開催場所・会場:横須賀美術館
神奈川県横須賀市鴨居4-1
入場料:一般1,300円、高校生・大学生・65歳以上1,100円、中学生以下無料
URL:https://www.yokosuka-moa.jp/archive/exhibition/2022/20221119-726.html

三浦太郎展 絵本とタブロー

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絵本を作るきっかけともなった板橋区立美術館でスタート!「三浦太郎展 絵本とタブロー」

三浦太郎(1968年~)は、2004年にヨーロッパで絵本作家としてデビューし、その後、日本国内でも『くっついた』や『ちいさなおうさま』など話題の絵本を次々に出版。優れたデザイン感覚やアイデアあふれる展開で読者を魅了する絵本は、たくさんの国で翻訳出版されています。三浦が絵本作りを始めたのは、本展が開催される、板橋区立美術館で「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を観覧したことがきっかけなんだそう。三浦太郎の絵本とタブローの仕事を紹介する本展では、絵本原画、新作のタブロー、初公開となる風景スケッチなども展示し、その制作の全貌に迫ります。お子さんと一緒に鑑賞するのも楽しそうですね。

三浦太郎展 絵本とタブロー

開催日:2022年11月19日(土)~2023年1月9日(月・祝)
開催時間:9:30~17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし1月9日(月)は祝日のため開館)、12月29日(木)~1月3日(火)
開催場所・会場:板橋区立美術館
東京都板橋区赤塚5-34-27
入場料:一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円
*土曜日は小中高校生は無料で観覧可
*65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)
URL:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001526/4001538.html

りんご狩りかもしれない展 2022

りんご狩りかもしれない展2022

2021年秋に大好評だった「りんご狩りかもしれない展」が今年も開催されます!

会場内に立ついっぽんの木には、赤、黄、緑、と色あざやかなほんもののりんごが実ります。じぶんの手でもぎとったらその場でカットして食べるもよし、カゴに入れて持ち帰るもよし。りんご狩り“かもしれない”体験が出来ちゃいます。フレッシュなりんご以外にもジュース、シードル、アップルティー、アップルパイなどのお菓子もご用意!2022年のテーマは「多品種」。また収穫状況によって、ご紹介した以外のりんごも農園から届くかもしれません。たくさんの種類のりんごからたくさんの種類のりんごから気になる品種を選んで「りんご狩り」を楽しんでみてくださいね~。

りんご狩りかもしれない展

開催日:2022年11月18日(金)~12月8日(木)
開催時間:11:00~20:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:ほぼ日曜日
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 8階
入場料:無料
URL:https://www.1101.com/hobonichiyobi/exhibition/5520.html

奥村靫正 record jacket reconstruction

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日本の音楽シーンを彩る、数々の有名ジャケットを手掛けたデザイナー・奥村靫正氏の新作作品を展示。

1970年、WORKSHOP MU!! のメンバーとして、はっぴいえんど、細野晴臣、大滝詠一、サディスティック・ミカ・バンドなど、日本の音楽シーンに大きな影響を与えたミュージシャンのジャケットデザインを多く手がけたデザイナー・奥村靫正氏。1977年からはザ・ステューディオ・トウキョウ・ジャパン(TSTJ Inc.)を設立し、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のアート・ディレクターを担当。他にも加藤和彦、ムーンライダーズ、チェッカーズのアート・ディレクションなどを手がけ、日本の音楽シーンに多大なる影響とインパクトを与えました。そんな奥村氏のデザインによる加藤和彦の『パパ・ヘミングウェイ』(1979年)、YMOの『BGM』(1981年)、『テクノデリック』(1981年)という名作レコード・ジャケット3作品を、この度シルクスクリーンで最新の作品として再構築(reconstruction)。最新のシルクスクリーン作品として展示・販売もします。音楽ファンのみならず、デザイン好きな方、必見ですよ~。

奥村靫正 record jacket reconstruction

開催日:2022年11月12日(土) ~11月25日(金)
開催時間:10:30~21:00
開催場所・会場:銀座 蔦屋書店 デザイン売場
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
入場料:無料
URL:https://store.tsite.jp/ginza/event/art/29290-1500321005.html

池田彩乃 個展|光をたたえる

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光として捉えているものについて言葉で取り組む、詩人池田彩乃さんの個展「光をたたえる」がスタート。

詩人、池田彩乃さんによる新作詩集の発表と詩の展示会を学芸大学にあるBOOK STORE「SUNNY BOY BOOKS」で開催。「愛は金色 光をたたえて 満ち満ちた瞳に 星が今落ちてくる」賛美と満ちるのダブルミーニングを題にしてこの一年で移り変わった光への視点を池田彩乃さんが言葉にします。店頭にて新刊『目をとじて ひらく』も発売予定です。

池田彩乃 個展|光をたたえる

開催日:2022年11月12日(土)~11月24日(木)
開催時間:12:00~20:00 ※最終日は18時まで
休館日:月曜日・金曜日
開催場所・会場:SUNNY BOY BOOKS
東京都目黒区鷹番2-14-15
入場料:無料
URL:https://www.sunnyboybooks.net/news/63435056c15c5a4cda803b5e

三沢厚彦 Chill Out

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日本橋・西村画廊にて三沢厚彦氏の最新のペインティングとセラミックによる展覧会“Chill Out”が開催。

日本橋・西村画廊では2016年以来6年振りの三沢厚彦さんの個展。「長くつづくコロナ禍を経て、ようやくそこからの脱却が始まっている。この一年半の間は展覧会も再開し、慌ただしく過ごした。そんな中、様々な変化があったようだ。今は非常にリラックスした状態だ。」コロナ禍の不可測で抑制された生活の反動から、見慣れた外界の隅々に感応し知覚が拡張するような体感を覚えた三沢さん。今の心境を言葉で表すなら、まさに“Chill Out”(=冷静になる、落ち着く)であるといいます。平静なまま感覚が冴え渡るようなその意識は、制作する作品、特に絵画作品にも顕著に反映され、たとえば色鮮やかに戯れる暖かな光、降るような星を湛えて広がる澄んだ空、伸び伸びと起伏する山々、草むらや山上で覚醒しながらリラックスするクマの姿として現れました。そこには従来の三沢さんの絵画にはほとんど見られなかった物語性が豊かに湧出。森のざわめきや風の音さえ聴こえてきそうなほどに自然の気配が立ち込めています。本展では、新作のペインティング約20 点とセラミック約10 点を披露します。パンデミックにおける様々な経験が純化された、直感的で溌剌とした触感性をまとう最新作をご覧ください。

三沢厚彦 Chill Out

開催日:2022年11月8日(火)~12月10日(土)
開催時間:10:30〜18:30
休館日:日曜日・月曜日・祝日(ただし11月21日は開廊)
開催場所・会場:西村画廊
東京都中央区日本橋2-10-8
入場料:無料
URL:http://www.nishimura-gallery.com/

屋外にあるペットボトルの写真展「結界」

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「猫避け」に用いられている、屋外にあるペットボトルをテーマとした写真展

「結界」は、主に猫避けに用いられている、屋外にあるペットボトルをテーマとした写真展。2010年より撮影を始め、Tokyo Art Book Fair 2016(東京)で写真集「結界」を発表し、一躍話題となりました。その後、台北(台湾)大阪(日本)フィレンツェ(イタリア)を舞台に個展開催やイベントにも参加しています。今回の展示では、東京から長野に拠点を移した後、新たに撮影された作品もプラス。地域が変わると配置も変わるペットボトルの姿をぜひ、お楽しみください。写真集、関連グッズの販売も行います。ぜひ実物に触れてみてくださいね。来場者特典としてトレーシングペーパーに両面箔押しを施した特製フライヤーを数量限定で無料配布予定です!ぜひこの機会をお見逃しなく。

屋外にあるペットボトルの写真展「結界」

開催日:2022年11月15日(火) ~11月19日(土)
※11月19日(土)はギャラリースペースのみ特別開館(ショップは休業)
開催時間:9:00~17:00
開催場所・会場:平和紙業株式会社 ペーパーボイス東京
東京都中央区新川1-22-11
入場料:無料
URL:https://www.heiwapaper.co.jp/shop/2022/10/post-149.html

なかおみちお × PARK GALLERY presents 『PARK MART』

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さまざまなアーティストによる「オリジナルグッズ」を展示・販売イベントが「PARK GALLERY」で開催中!

東京・末広町にある「PARK GALLERY」ではさまざまなアーティストによる「オリジナルグッズ」に着目した展示・販売イベント『PARK MART #004』が開催中!『PARK MART』は、普段からグッズの制作や販売を積極的に行っているイラストレーターのなかおみちお氏とPARK GALLERY が、同じくグッズに対して精力的なアーティスト・クリエイターに声をかけ、個性的なアイテムを提供してもらい展示・販売するマーケットイベントなんです。今回はさらにアーティスト以外にも、飲食店や、巾着やTシャツなどのブランド、ユニークな活動をするさまざまなジャンルのユニットなど、幅広いメンツが集まって賑やかに!「もの」の見えないオンライン上でのグッズ制作や、ビジネスライクな企画会議や商品開発では得ることができない「ものづくり」の楽しみと喜びも合わせて会場で体感してみてはいかがでしょうか。気になる参加アーティストはWEBページでチェックしてみてね!

なかおみちお × PARK GALLERY presents 『PARK MART』

開催日:2022年11月9日(水)~11月20日(日)
開催時間:13:00~20:00
休館日:月曜日・火曜日
開催場所・会場:PARK GALLERY(東京・末広町 / 湯島)
東京都千代田区外神田3-5-20
入場料:無料
URL:https://park-tokyo.com/post/699952061429776384/parkmart2022

Ryosuke Yuasa「Pole Star」

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「時間と空間」「闇と調律」「恒星とリフレクション」「目蓋の裏の銀河」キーワードから発想した柱に注目!

田園調布にある「un」にて、建築家の湯浅良介さんによる個展「Pole Star」がスタートします。unは、YAECAが手がける洋菓子店「SAVEUR」の2階に位置し、同ブランドが運営するスペース。建築家である湯浅氏はここに“柱”を制作しました。部屋の中央に建てられた一本の柱は華美な装飾が施され、時計の秒針と同じ速度で回転しながらその空間に光をリフレクションさせます。本展覧会では「時間と空間」、「闇と調律」、「恒星とリフレクション」、「目蓋の裏の銀河」をキーワードとし発想した柱、それらを表す図面やテキストを展示・販売もありますよ。

Ryosuke Yuasa「Pole Star」

開催日:2022年11月19日(土)~11月27日(日)
開催時間:10:00~19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:un
東京都大田区田園調布2-51-1 SAVEUR 2階
入場料:無料
URL:https://www.yaeca.com/news/pole-star/

いかがでしたか?
この週末も感染対策に気をつけながら、気になるイベントに足を運んでみてくださいね!

◆メインビジュアル
llustration & Design:岡口房雄(WEB,Instagram
グラフィックデザイナー。東京都在住のフリーランス。ロゴや展覧会が好き。
著書「わくわくロゴワーク」をBNN新社より刊行。

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