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生命力あふれる圧巻の展示!岡本太郎の大規模回顧展が東京都美術館で開催中

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こんにちは、haconiwa編集部 mo です。
先日、2022年10月18日(火)に東京都美術館で開幕した「展覧会 岡本太郎」に行ってきました。今日はその様子をレポートしたいと思います。

最大規模のスケールで岡本芸術の全容に迫る!

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本展は、最初期から晩年までの代表作・重要作を網羅した、岡本太郎没後に開催された回顧展のなかで、最大規模といえるスケールの大回顧展。大阪中之島美術館を経てついに東京都美術館にて開幕となりました!

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会場は、制作年代順の構成となっており、「岡本太郎誕生ーパリ時代」「創造の孤独ー日本の文化を挑発する」「人間の根源ー呪力の魅惑」「大衆の中の芸術」「ふたつの太陽ー《太陽の塔》と《明日の神話》」「黒い眼の深淵ーつき抜けた孤独」の6章となっていますが、会場を入ってすぐ、1章の前のセクションがまず見どころとなります。

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このセクションでは、すべての章から時間軸やジャンルを超えて選りすぐられた作品が並びます。担当学芸員が「来館者が生で作品にぶつかってもらえる空間を構成した」と語るように、順路はなく、自由に歩き回って作品を鑑賞できる空間となっています。
大阪展とも大きく異なるそうなので、既に大阪で足を運んだ方も、再度訪れる価値のある展示ではないでしょうか。

最大規模のスケールというだけあって、6章まで、かなり見応えのある内容となっていますので、ここからは特に注目していただきたいポイントをピックアップしてご紹介したいと思います。

“岡本太郎”誕生を紐解くパリ時代から、晩年まで。岡本芸術と人間・岡本太郎を体感

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「岡本太郎誕生ーパリ時代」展示風景より、左から「作品B」「作品C」「作品A」(いずれも1931-33?、ユベール・ルガール・コレクション)

第1章「岡本太郎誕生ーパリ時代」では、「新発見」とされる作品3点と再制作の初期作品4点を展示。中でも、焼失したと思われていたパリ時代の作品と推定される「作品A」「作品B」「作品C」は、今回が東京の美術館では初披露となるので、ぜひ注目です。

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第2章〜第4章まで、戦後の「対極主義」が反映された、力強い作品群や、人間の根源を表現するために取り組んだ作品、公共に開かれたパブリック・アートやプロダクトなど、岡本太郎のパワー漲る作品がずらりと並びます。その情熱を表すかのような赤・黄といった空間づくりも印象的で、岡本太郎の人生を共に辿るように足を進めていきます。

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第4章「大衆の中の芸術」の中でも特に注目していただきたいのがこちら。映画関連資料は東京展のみの出品だそうなので、この機会をお見逃しなく〜!

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第5章では、岡本太郎を象徴する作品と言っても過言ではない、《太陽の塔》(1970)と《明日の神話》(1968)の2作品を同時に紹介しています。
《太陽の塔》は、50分の1スケールの立体作品や内部模型、そして貴重なドローイングを、《明日の神話》は、ドローイングと巨大な下絵を展示しています。同時進行で構想されたという両作品を対峙してみることができる貴重な機会。このコラボ展示は必見です!

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いかがでしたか?最終章となる第6章の晩年の作品まで、劣らぬ制作意欲と、生命力、エネルギーを感じる作品の数々。まさに圧巻の内容でした!今日ご紹介したのは、ほんの一部ですので、ぜひ実際に足を運んで、岡本太郎の世界を体感してください。

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また、記念撮影のスポット、TAROMAN(タローマン)のコーナーもお見逃しなく。なんとセットの中に立って一緒に撮影ができますよ!本展を訪れた記念に、ぜひ体験してみは?
「展覧会 岡本太郎」は東京都美術館で12月28日(水)までの開催です。気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね〜!

展覧会 岡本太郎
開催日:2022年10月18日(火)~12月28日(水)
開催時間:9:30~17:30 ※金曜日は20:00まで ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
開催場所・会場:東京都美術館
東京都台東区上野公園8-36
入場料:平日限定・音声ガイド付き(11/30分まで販売。枚数限定。ART PASS限定販売。)2,400円、一般1,900円、大学生・専門学校生1,300円、65歳以上1,400円
URL:https://taro2022.jp/

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