EXHIBITION いまオススメの展示・イベント

今週末行きたいイベント11選 1月14日(土)~1月15日(日)

今週末行きたいイベント11選 1月14日(土)~1月15日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、1月14日(土)~1月15日(日)に関東で開催されるイベントをまとめました。
今週も気になるイベントに出かけてみてはいかがでしょうか~。

※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。

諏訪敦「眼窩裏の火事」

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「視ること、そして現すこと」を問う、諏訪敦氏の緻密で再現性の高い作品群の数々を紹介。

緻密で再現性の高い画風で知られる諏訪敦氏。亡き人の肖像や過去の歴史的な出来事など、不在の対象を描いた経験値が高い画家です。丹念な調査の実践と過剰ともいえる取材量が特徴で、画家としては珍しい制作スタイルといえるでしょう。彼は眼では捉えきれない題材に肉薄し、新たな視覚像として提示しています。今回の展覧会では、終戦直後の満州で病死した祖母をテーマにしたプロジェクト《棄民》、コロナ禍のなかで取り組んだ静物画の探究、そして絵画制作を通した像主との関係の永続性を示す作品群を紹介します。それらの作品からは、「視ること、そして現すこと」を問い続け、絵画制作における認識の意味を拡張しようとする画家の姿が立ち上がってきます。

諏訪敦「眼窩裏の火事」

開催日:2022年12月17日(土)~2023年2月26日(日)
開催時間:10:00~17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
開催場所・会場:府中市美術館2階 企画展示室
東京都府中市浅間町1-3(都立府中の森公園内)
入場料:一般 700円、高校・大学生 350円、小・中学生 150円
URL:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuten/2022_SUWA_Atsushi_exhibition.html

生誕100年 柚木沙弥郎展

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日本民芸館で開催される、染色家・柚木沙弥郎氏の生誕100年の作品展に注目!

染色家・柚木沙弥郎(1922-)さんの作品が持つ特質は、無垢な模様と澄んだ色彩にあります。日本民藝館で行われる、生誕100年を記念する本展では、初作品から近作に至る染色品を展示すると共に、時代や産地、手法の異なる工芸品やプリミティブな造形とのコラボレーションを試みます。それらと共鳴し瑞々しい生気を放つ柚木さん作品は、感動と喜びをもたらしてくれるでしょう。

生誕100年 柚木沙弥郎展

開催日:2023年1月13日(金)~4月2日(日)
開催時間:10:00~17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)
開催場所・会場:日本民藝館
東京都目黒区駒場4-3-33
入場料:大人 1,200円、大高生 700円、中小生 200円
URL:https://mingeikan.or.jp/special/ex202301/

「楽器の木」展 Phase1

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世界で一台のユニークなギター「アップサイクリングギター」の展示も。木と長く共生した、サステナブルな「楽器の木」展

明るく力強い音、優しく美しい音、心に残る深い音・・・表情豊かな音色が奏者によって奏でられる楽器。その多くは元を辿れば、世界のどこかの森林で何百年もかけて育った大切な木から生まれています。ヤマハ銀座店1Fでは、楽器を形づくる木に思いを馳せるきっかけの場として、そして、木と長く共生し、サステナブルに楽器を作り続けたいヤマハの想いを少しでも知っていただく機会として「楽器の木」展を開催。木の特徴と音の関係性など、楽器作りの中での知られざるコラムから、木材の実物展示、そして長く楽器を作り続けるための最新の研究まで、楽器の木に幅広く触れられる「実際に触れて、見て、体感できる展示会」です。Phase1では、世界で一台のユニークなギター「アップサイクリングギター(展示のみ)」も展示。これも実は 50年後、100年後を見据えたヤマハの取り組みのひとつです。ヤマハ銀座店1Fで、楽器の未来を一緒に想像してみませんか。

「楽器の木」展 Phase1

開催日:2022年12月7日(水)~2023年5月29日(月)
開催時間:11:00~18:30
休館日:火曜日
開催場所・会場:ヤマハ銀座店ブランド体験エリア
東京都中央区銀座7-9-14
入場料:無料
URL:https://www.yamahamusic.jp/shop/ginza/experience_area/event/detail?id=3111

KeMCo新春展2023 うさぎの潜む空き地 特別企画 鏡花のお気に入りたち

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新年の幕開けに。三田キャンパスで文化財を巡る活動を行う7 つの部門から、かわいいけど少し怖い「うさぎの世界」

2023年の干支は「卯」。うさぎは「不思議の国のアリス」や「ウサギと亀」などの物語でおなじみです。みなさん、うさぎにどのようなイメージを持っていますか?本展覧会では、新年の幕開けに、三田キャンパスで文化財を巡る活動を行う7 つの部門から、「うさぎ」にまつわる様々な作品を集め、ご来場の皆様を、かわいいけど少し怖いうさぎの世界にご案内します。あわせて、うさぎを愛した小説家、泉鏡花のコレクションを紹介。鏡花は、母親から、自身の向かい干支であるうさぎを象った水晶の置物をお守りとして授かり、生涯大事にしました。また鏡花の身の回りには、知人から贈られたうさぎの品々が集まってきました。今回の展覧会ではそのような鏡花の私的な交友関係の一例として、九九九会(くうくうくうかい)を紹介します。

KeMCo新春展2023 うさぎの潜む空き地 特別企画 鏡花のお気に入りたち

開催日:2023年1月10日(火)~2月9日(木)
開催時間:11:00~18:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:土曜日・日曜日※1月21日(土)、2月4日(土)は特別開館 ※1月16日(月)、1月30日(月)は臨時休館
開催場所・会場:慶應義塾ミュージアム・コモンズ展示室(三田キャンパス東別館)
東京都港区三田 2-15-45
入場料:無料
URL:https://kemco.keio.ac.jp/all-post/20230110/

2022年度 多摩美術大学 美術学部 卒業制作展・大学院修了制作展A

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公開講評会や特別授業、ギャラリーツアーなども実施。多摩美術大学卒業・修了制作展が八王子キャンパスで開催!

現在、多摩美術大学八王子キャンパスでは、日本画・油画・版画・彫刻・工芸・テキスタイルデザイン・環境デザイン・メディア芸術・情報デザインによる美術学部卒業制作展および大学院博士前期課程修了制作展を開催中。1月のA日程では学科合同の「選抜展」を行うほか、公開講評会や特別授業、ギャラリーツアーなども実施します。現代社会へ向けて発信する学生たちのデビュー作を、ぜひ会場で体感してください。

2022年度 多摩美術大学 美術学部 卒業制作展・大学院修了制作展A

開催日:2023年1月12日(木)~1月15日(日)
開催時間:10:00~18:00
開催場所・会場:多摩美術大学八王子キャンパス
東京都八王子市鑓水2-1723
入場料:無料
URL:https://activity.tamabi.ac.jp/gw/?id=1&n=0

倉田悟展「2P」

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擬人化された動物がユニーク!絵画における根本的な問いを誘発させる、倉田悟氏の新作にも注目。

この度小山登美夫ギャラリーでは、倉田悟展「2P」を開催いたします。今回CAPSULE、SUNDAY(池尻、東京)でも個展を開催、3ヶ所で同時に新作を発表します。倉田悟氏の作品には、仮面のような動物化した人間や、擬人化された動物が、静謐な存在感と、ユーモラスでありながら時に不穏さを帯びて描かれます。そうしたインスピレーションと、デジタル・ドローイングや物質的な制作プロセスとの反復の間で、倉田は「イメージの解像度を上げたり下げたり」することで、絵画でしかありえない表現を模索しています。本展は倉田が近年取り組んできた、画面を複数に分割するシリーズで構成。新作においては各登場人物から見た一人称の異なる景色が、分割により一つのキャンバスに共存することが特徴になっていますよ~。

倉田悟展「2P」

開催日:2022年12月17日(土)~2023年1月21日(土)
開催時間:11:00~19:00
休館日:日曜日・月曜日・祝日
開催場所・会場:小山登美夫ギャラリー六本木
東京都港区六本木6-5-24 complex665 2F
入場料:無料
URL:http://tomiokoyamagallery.com/exhibitions/kurata2022/

吉田紳平×ミノリ 「空という言葉を忘れて空を見ることができますか?」

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biscuit galleryでは、美術作家の吉田紳平とミノリによるダブル個展が開催中!

現在、渋⾕区松濤にあるbiscuit galleryの1Fでは、作家2名による2人展を、2Fでは吉田紳平個展、そして3Fではミノリ個展を開催中!吉田紳平さんは近年、国内外の展示開催やアートフェアへの参加など、精力的に作品を発表。ミノリさんは「点と線」という概念を制作の中に取り入れ、線を引くという行為そのものの二面性や、その結果がもたらす様々な事象を、絵画やインスタレーションや言葉を通して表現しようと試みています。眺めているだけでやさしい気持ちになれそうなお二人の作品。ダブルで楽しめるこの機会をぜひお見逃しなく!

吉田紳平×ミノリ 「空という言葉を忘れて空を見ることができますか?」

開催日:2023年1月12日(木)~1月29日(日)
開催時間:13:00~19:00
休館日:月曜日~水曜日
開催場所・会場:biscuit gallery
東京都渋谷区松濤1-28-8 biscuit bld.
入場料:無料
URL:https://biscuitgallery.com/minori-shimpei_yoshida/

⽣誕100周年記念 元永定正:さんかくまるしかく

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リズミカルなフォルム、渦巻く線、浮かぶ形による、⾔葉を介さないダイレクトなコミュニケーションを楽しむ展示会。

ファーガス・マカフリー 東京では、元永定正生誕100周年を記念し、1990年から99年にかけて制作された作品14点を展示する「さんかくまるしかく」展を開催します。漫画家としての訓練を積み、1940 年代後半に地元の雑誌や新聞などのイラストを描き⽣計を⽴てていた元永氏。吉原治良、⽩髪⼀雄、村上三郎ら他の具体第⼀世代のアーティストたちとともに、第⼆次世界⼤戦後、実験的な芸術、⾃由、個性の精神を打ち⽴てます。過去の保守的姿勢や軍国主義からの脱却を⽬指し、吉第⼆次世界⼤戦後、実験的な芸術、⾃由、個性の精神を打ち⽴てます。吉原はメンバーに「今までにないものをつくれ」と主張しました。その⾔葉の通り独創性を重視した元永は絵画、彫刻、⽔のインスタレーション、煙のパフォーマンスなどインタラクティブな遊び⼼を強調し、喜びを誘発する多彩な作品をお楽しみください。

⽣誕100周年記念 元永定正:さんかくまるしかく

開催日:2022年11⽉26⽇~2023年2⽉18 ⽇
開催時間:11:00~19:00
休館日: 日曜日・月曜日・祝日
開催場所・会場:ファーガス・マカフリー 東京
東京都港区北青山3-5-9
入場料:無料
URL:https://fergusmccaffrey.com/exhibition/motonaga-sadamasa/

中村穣二「Another moonlight」

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約15点のペインティングをお披露目!画家・中村穣二さんの作品展「Another moonlight」が開催中。

抽象的に描かれた躍動感のある人物が特徴の中村穣二さんの作品。それは美術の領域にとらわれず、アンダーグラウンドな場にも身を置きながら、浮遊するように絵を描いてきた中村氏の、他者とのコミュニケーションにおける距離感や、友人との心地よい関係性を思わせます。本展では、約15点のペインティングをお披露目。「絵を描くことは個人の作業だけれど、その先に人がいるということに喜びを感じる」と語る中村氏の、親しい人物や風景など、リアルな日常を描いた新作となります。また、本展のタイトル「Another moonlight」は、人々が月を見上げている光景から名付けられました。皆既月食の様子を皆が見上げ、写真を撮ったり考え事をしている光景。見ている対象は同じでも、一人ひとりがそこから感じることは違うということ。人や思考や世界が、交差しながらも混じり合うことなく広がっていく様を、ぜひ会場でご覧ください。

中村穣二「Another moonlight」

開催日:2022年12月30日(金)~2023年1月23日(月)
開催時間:11:00~21:00
開催場所・会場:OIL by 美術手帖ギャラリー
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ2階
入場料:無料
URL:https://shibuya.parco.jp/event/detail/?id=6099

團上祐志 ×Beeslow「0:overwintering」展

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現代美術家 團上祐志氏とBeeslowとの共同プロジェクトによる、初の展覧会「Eusocial NFT Project」

現代美術家 團上祐志とBeeslowとの共同プロジェクト「Eusocial NFT Project」初の展覧会が東京・清澄白河 清洲寮で開催中。本展では、Beeslowの都市養蜂の取り組みから採取したミツロウを用いて描いた作品と、その作品からAIを用いて生成したデジタルアートを併せて展示。これは自然の恵みを顕在化するミツバチの働きと、web3のあり方を対応させる試みでもあります。巣の中で身を寄せ合いながら越冬するミツバチをイメージした、第1弾となる展覧会は「越冬」=0:overwintering(ゼロ:オーバーウィンタリング)」と題し、蜂をモチーフとした作品群『Drones』、女王蜂をモチーフとした作品『Queen』、生命の息吹をイメージさせる團上祐志の新作『万象の絵画 生まれくるもの』が、都市の未来を示唆します。春の本格始動に向けて進行中の本プロジェクトの作品群を、お楽しみください。

團上祐志 ×Beeslow「0:overwintering」展

開催日:2022年12月20日(火)~2023年1月31日(火)
開催時間:11:00〜18:00 ※平日は予約制
開催場所・会場:「清洲寮」ロ号 209
東京都江東区白河1-3-13 清洲寮 ロ号-14番 209
入場料:無料
URL:https://eusocial.xyz/

田渕正敏展「アルバム」

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ブルーのモノトーンで描く今回の作品は10年以上続けているシリーズの最新作。

ポスターカラーという画材から着想を得たこの作品は、モチーフに合わせて描法(タッチ)を編み出していく初期の作品から、2020年の個展“Choice”ではタッチが先行する作品に変化していきました。今回の作品「アルバム」ではそのタッチを疑ってみたいと思い制作を始め、自身で決めたルールを修正したり捉え直したりしながら、手に入れた技術を忘れていく作業を始めました。「アルバム」はいわゆる写真アルバムをイメージしたタイトル。 出来たものをただ並べて見るというような気楽さで、着地するまでのつかの間の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか~。

田渕正敏展「アルバム」

開催日:2023年1月10日(火)〜1月15日(日)
開催時間:12:00~20:00 ※日曜日は17時まで
休館日:月曜日
開催場所・会場: L’illustre Galerie LE MONDE
東京都渋谷区神宮前6-32-5 ドルミ原宿201
入場料:無料
URL:https://www.galerielemonde.com/

いかがでしたか?
今年も感染対策に気をつけながら、気になるイベントにぜひ足を運んでみてくださいね!

◆メインビジュアル
llustration & Design:岡口房雄(WEB,Instagram
グラフィックデザイナー。東京都在住のフリーランス。ロゴや展覧会が好き。
著書「わくわくロゴワーク」をBNN新社より刊行。

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