EXHIBITION いまオススメの展示・イベント
今週末行きたいイベント9選in関西 2月4日(土)~2月12日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、2月4日(土)~2月12日(日)に関西で開催されるイベントをまとめました。週末のお出かけの参考にしてみてくださいね。
※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」が大阪・国立国際美術館でスタート!
東京・国立西洋美術館で行われた「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」が2月4日から大阪の国立国際美術館へ巡回されます。ドイツ生まれの美術商ハインツ・ベルクグリューン(1914-2007年)は、1948年からパリで画廊を経営しながら自分自身のために作品を集め、世界有数の個人コレクションを作りあげました。ベルクグリューンは晩年まで作品の購入と放出を繰返し、コレクションに際立った特色を持たせるよう努めました。最終的には、彼が最も敬愛した同時代の4人の芸術家たち、パブロ・ピカソ、パウル・クレー、アンリ・マティス、アルベルト・ジャコメッティの作品に重点が置かれています。今回の展覧会は、この個性的で傑出したコレクションから精選した97点の作品に、日本の国立美術館の所蔵・寄託作品11点を加えた合計108点で構成されます。ベルクグリューン美術館の設立後、館外でまとめてコレクションを紹介する展覧会は今回が初めてで、97点のうち76点が日本初公開!関西のみなさま、ぜひ会場で体感してみてくださいね。
開催日:2023年2月4日(土)~5月21日(日)
開催時間:10:00~17:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(2023年5月1日は開館)
開催場所・会場:国立国際美術館
大阪市北区中之島4-2-55
入場料:一般2,100円、大学生1,300円、高校生900円、中学生以下無料
URL:https://www.mbs.jp/picasso-and-his-time-osaka/
とびたつとき 池田満寿夫とデモクラートの作家

自由奔放な表現で世界を席巻した、池田満寿夫氏の作品と「日本の版画」を振りかえる展示
画家・版画家の池田満寿夫氏が1997(平成9)年に亡くなり四半世紀がたとうとしています。彼の版画作品がどれほどまでに世界で評価され、また彼が芸術家としての道をどれだけ情熱的に歩んだか、今日あらためて問いかけることには大きな意味があると思われます。本展覧会では、1950年代から1966年頃までの池田満寿夫氏の作品とともに、池田氏が影響を受け、また交遊のあった作家の作品を紹介し、自由奔放な表現で当時世界を席巻した日本の版画を振り返ります。
開催日:2023年02月04日(土)〜04月09日(日)
開催時間:9:30~17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
開催場所・会場:和歌山県立近代美術館
東京都
入場料:一般 800円、大学生 500円
*高校生以下、65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料
*第1日曜日(2月5日、3月5日、4月2日)は無料
*第4土曜日(2月25日、3月25日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料
URL:https://www.momaw.jp/exhibit/2022_ikedamasuo/
特別展「ブラチスラバ世界絵本原画展 絵本でひらくアジアの扉」
大阪でもスタート!世界最大規模の絵本原画コンクールの中から、日本と韓国の絵本のいまを紹介する展覧会
全国を巡回中の「ブラチスラバ世界絵本原画展」(略称 BIB=Biennial of illustrations Bratislava)は昨年の東京会場開催に続き、2023年は大阪での開催からスタート。スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される、世界最大規模の絵本原画コンクール。本展覧会では、2021年10月から翌年2月にかけて現地で開催されたBIB 2021(第28回展)への参加国の中から、近年の活躍がめざましいアジア諸国に焦点をあて、中でも隣り合うふたつの国、日本と韓国の絵本のいまをご紹介します。会場では、BIB 2021に参加した日本と韓国の作家による全出品作品と絵本をご覧いただくほか、絵本が生み出され読者に届くまでの背景を取材した特集展示、グランプリ他各賞受賞作家の作品をパネルと絵本によりご覧いただきます。
開催日: 2023年2月8日(水)~3月12日(日)
開催時間:10:00~17:00 ※3月10日(金)は20時まで ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日が休館日)
開催場所・会場:東大阪市民美術センター
東京都
入場料:500円
※高校生以下、障害者手帳等をお持ちの方(介助者1名を含む)無料
※東大阪市内在住65歳以上の方(住所・生年月日記載があるものの提示が必要)は無料
URL:https://bib2022-23.exhibit.jp/
最果タヒ展
言葉を用いて多種多様な表現活動をおこなう作家・最果タヒさんの今までと一味違う「詩の展示」に注目!
スマートフォンで詩を書き、現代の感情を繊細かつ鋭く表現する、最果タヒさんの作品発表の場は、書籍はもちろんインターネット上にもとどまりません。今回の「詩の展示」は至る所に詩が展開された空間を、読者が歩き回って体験するインスタレーションです。会場にあるのは、作品があなたに読まれ、初めて意味を持つものであってほしいと願う、最果タヒさんによる「詩になる直前」の言葉たち。それらを追いかける体験を通して、自分の心が動く言葉やその瞬間、あるいは目が無意識に読んでいる感覚に気づくような、言葉との新たな出会いが生まれるでしょう。今までと一味違う最果タヒさんの「詩の展示」に注目してみてください。
開催日:2023年2月2日(木)~2月28日(火)
開催時間:11:00~21:00 ※最終日18時閉場
休館日:2月6日(月)・7日(火)
開催場所・会場:HEP FIVE 8F HEP HALL
大阪府大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 8F
入場料:一般(夜景・月面・水中・灯台)1,100円、ミニ本付チケット(星座・透明)2,100円
URL:https://iesot6.com/venue/osaka2.html
2022年度「京都芸術大学 卒業展/大学院修了展」
卒業展の「アートフェア」化!大学のキャンパス全体を“美術館”に見立て、個性豊かな約900点もの作品を展示。
京都芸術大学の卒業展の会場は、大学生活を過ごしたキャンパス。80,000㎡を超える広大なキャンパス全体を“美術館”と見立て、4年間の集大成である卒業制作や研究成果の発表の場としています。
外部の美術館を借用した展示では、設営期間・作品サイズ・展示方法に大きな制約が伴うのに対し、大学のキャンパスを利用した展示では、教室や体育館、テラスなどスペースの特性を活かした作品プランを練ることができ、自由で大胆な展示設営が可能となります。卒業展を「アートフェア」とみなし、展示作品を販売するのも大きな特徴の一つ。自身の作品の前で美術関係者とディスカッションを交わすことによって得られる“作品が売れた”、“作品に興味を持ってもらった”という経験は、学生にとって自分の作品が社会とつながっていく大きな実感となっています。世界と比較してもアート市場が小さい日本だからこそ、若き才能とアート市場を早期に結びつけ、未来のトップアーティスト創出を目指しているのだそう。この週末はそんなエネルギー溢れる卒業作品展に出かけてみてはいかがでしょう。
開催日:2022年2月4日(土)~2月12日(日)
開催時間:10:00~17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:京都芸術大学 瓜生山キャンパス
京都市左京区北白川瓜生山2-116
入場料:無料・入退場自由(予約不要)
URL:https://www.kyoto-art.ac.jp/sotsuten2022/
カズ・オオシロ「Echoes from Oblivion」
大阪での個展は初となる、アーティスト、カズ・オオシロ「Echoes from Oblivion」
大阪・南堀江にある「TEZUKAYAMA GALLERY」ではロサンゼルスで活躍する日本人アーティスト、カズ・オオシロの個展「Echoes from Oblivion」を開催。カズ・オオシロは1967年に沖縄県に生まれ。1986年に渡米し、カリフォルニア州立大学で1998年と2002年にそれぞれ文学士と美術学修士を取得し、現在もロサンゼルスを拠点としながら、世界各国で発表を重ねています。作品は、ポップアートやミニマリズム、抽象的表現主義などを参考にしながら、それらの思想を独自に展開し、立体と平面、 抽象と具象、リアリティとイリュージョンなど、さまざまな二項対立の上に立って作品の本質を探っています。本展「Echoes from Oblivion」は、TEZUKAYAMA GALLERYでの初個展となり、カズ・オオシロにとっても大阪での発表は初となる貴重な機会となります。MAIN GALLERY、VIEIWING ROOMの両スペースを贅沢に使い、ギャラリーのコレクション作品である「Orange Speaker Cabinets and Gray Scale Boxes (2009)」を関西で初披露するとともに、キャビネット、テールゲート、「Still Life」シリーズ、「Steel Beam」シリーズなどの代表作を展示いたします。ぜひ、この機会に会場で体感してみてください。
開催日:2023年1月27日(金)~2月25日(土)
開催時間:12:00~19:00
休館日: 日曜日、月曜日、祝日
開催場所・会場:Tezukayama Gallery
大阪府大阪市西区南堀江1-19-27 山崎ビル2F
入場料: 無料
URL:http://tezukayama-g.com
FORMATerial Vol.1【10cm角に収まるモノ】
個性豊かな19組の「10cm角に収まるモノ」を展示販売する「FORMATerial(フォーマテリアル)」
FORMATerial(フォーマテリアル)は新たな編集視点でモノを捉え、新たな価値をつける株式会社ウサギノネドコ主宰の展示企画です。毎回テーマを設け、ある型や形式(=Format)に当てはまるモノ(=Material)だけを一堂に集め、単体では見えなかったモノの個性や魅力を引き出す企画展です。今後、年1回程度のペースでの開催を予定しています。第1回目のFORMATerial(フォーマテリアル)のテーマは【10cm角に収まるモノ】。デザイナー、アーティスト、バイヤー、古物商など、個性豊かな19組に声がけをし、「10cm角に収まるモノ」というテーマで出品をお願いしたのだそう。出品物は全て販売していて、即日持ち帰りできます。気になる方はお早めに!
FORMATerial Vol.1【10cm角に収まるモノ】
開催日:2023年1月13日(金)~3月29日(水)
開催時間:11:30~18:00
休館日:木曜日
開催場所・会場:ウサギノネドコ ギャラリー
京都市中京区西ノ京南原町37 カフェ2F
入場料:無料
URL:https://usaginonedoko.net/info/?id=6895
福島から神戸へ 石田智子展「おのずから」
紙撚(こより)を重ね合わせて制作するファイバーアーティスト、石田智子さんの世界を神戸市立生糸検査所のリノベーションギャラリーで。
石田智子さんは、紙撚(こより)を幾層にも重ね合わせて独自の世界を表出させる作品は国内外で受賞を重ね、個展も多数開催されているファイバーアーティスト。1991年に福島県三春町の福聚寺に生活の場を移し、禅寺での日々の生活の中で出会うお供え物の包装紙がきっかけとなり、紙撚(こより)による作品を制作するようになったのだそう。その作品は工房やアトリエで仕上げたものを展示するのではなく、会場の空間の特徴を活かした展示方法や演出を考えながら現場で制作されます。展覧会期が終われば消えて無くなってしまうような、いま、ここにしか存在しないもの。開催されるギャラリーは、ゴシックを基調とした地上4階建ての建物には、1927年に建築された神戸市立生糸検査所(旧館)をリノベーションしたもの。作品とともに、ぜひ会場の雰囲気も味わってみてください。
開催日:2023年2月4日(金)~2月12日(日)
開催時間:10:00~19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで ※最終日は18:00まで
開催場所・会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)2F ギャラリーC
神戸市中央区小野浜町1-4
入場料:無料
URL:https://kobeartandmusic.jimdofree.com/
死後くん 個展 | 内なる恵方
節分をテーマにした、「恵方巻」「鬼」「豆」「蟹」がモチーフのユニークな展覧会。
イラストレーター・死後くんの節分時期に合わせ、恵方巻、鬼、豆、蟹をモチーフにした作品などを中心とした「内なる恵方」という展示会が現在、大阪・北浜にある「NEW PURE +」で開催中。作品やグッズも販売しているので、お散歩がてら足を運んでみてはいかかでしょう。
開催日:2023年1月28日(土)~2月12日(日)
開催時間:13:00~19:00
休館日:水曜日
開催場所・会場:NEW PURE +
大阪市中央区淡路町1-1-4
入場料:無料
URL:https://newpureplus.com/15700
気になるイベントはありましたか?
ぜひ週末のお出かけに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
OTHER SERIES POST この連載のその他記事
NEWS 最新記事
PICK UP
注目記事
EXHIBITION
いまオススメの展示・イベント