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今週末行きたいイベント10選 2月4日(土)~2月5日(日)

今週末行きたいイベント10選 2月4日(土)~2月5日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、2月4日(土)~2月5日(日)に関東で開催されるイベントをまとめました。
最近は寒い中にも小さな春を見つけることが増えてきましたね。今週末はぜひ気になるイベントに出かけてみてはいかがでしょうか~。

※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。

ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END

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《終幕》2022年©Yuko Higuchi

各巡回会場ごとに描き下ろされたメインビジュアルも一挙公開!FINALにふさわしい、ヒグチユウコさんの大充実の展示会。

空想と現実を行き交う自由な発想とタッチで、作品制作のみならず絵本の刊行など幅広い活躍をみせる、画家のヒグチユウコさん。2019年東京にある世田谷文学館から、初の大規模個展として全国巡回をした約500点の作品に、巡回では紹介しきれなかった作品も合わせた展示総数約1000点以上(予定)の作品を公開します。ヒグチユウコさんが描く猫や少女、キノコ、この世ならぬ不思議ないきものたちが繰り広げる、楽しくもどこか切ないサーカス(CIRCUS)の世界は息をのむほどの迫力。グッズもかわいいものばかりなので、ぜひこの機会をお見逃しなく!

ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END

開催日:2023年2月3日(金)~4月10日(月)
休館日:会期中無休 
開催時間:10:00~18:00 ※金・土曜は20:00まで ※最終入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F
入場料:一般・大学生・専門学校生 2,000円、中高生 1,600円、小学生 600円
URL:https://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/higuchiyuko/

タグコレ 現代アートはわからんね

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気になるけれど分からない、そんな現代アートを新しい視点から楽しむ昭和のビジネスマン、田口弘さんのタグチアートコレクション。

「現代アートは気になるけれど、よくわからないなぁ……」。そう思っているのはあなただけではありません。そうした思いから出発して、日本を代表する現代アートコレクションを作った人がいます。現代アートとまったく縁のなかった昭和のビジネスマン、田口弘さんが、いかに現代アートに出会い、引き込まれていったのか? アートとの出会いで経験した驚きや発見などを、タグチアートコレクション(通称、タグコレ)およびミスミコレクションの作品を通して追体験できる展覧会です。コレクターは十人十色。買い集めた作品には、それぞれのコレクターのカラーが色濃く反映されます。本展では、コレクターの醍醐味でもある実際に作品を買うときのワクワク、ドキドキ感など、コレクションの舞台裏も紹介。みんなに見てもらいたいという考えを中心にもつ、開かれた現代アートコレクションになっています。現代アートはよくわからないな~という方はもちろん、現代アートファンにはいつもとは違った切り口から楽しめる展示会です。

タグコレ 現代アートはわからんね

開催日:2023年2月4日(土)~5月7日(日)
開催時間:日~木曜日 10:00~18:00、金・土曜日 10:00~21:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:第1・3・5火曜日
開催場所・会場:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー
埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
入場料:オンライン購入一般(大学生以上)1,800円、中高生 1,300円、保護者同伴の小学生・未就学児:無料
    当日窓口購入 一般(大学生以上)2,000円、中高生:1,500円、保護者同伴の小学生・未就学児:無料
    *保護者1名につき小学生2名まで無料
URL:https://kadcul.com/event/104

広重おじさん図譜

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笑顔のおじさん、がんばるおじさん、旅するおじさん……。歌川広重が描くおじさんが前・後期合わせて約150点大集合!

風景画の名作を数多く描いた絵師、歌川広重(1797~1858)。広重の絵をよく見ると、なんとも味わい深い人物たちがたびたび登場することに気づきます。本展は彼らのことを親しみと愛着をこめて、あえて「おじさん」と呼び、その魅力を眺めてみようという企画です。無垢な笑顔のおじさん、仕事をがんばるおじさん、グルメを楽しむおじさん、ピンチであわてるおじさんなど、広重の描くおじさんたちは見れば見るほど個性豊かで、愛嬌に満ちた存在であることがわかります。本展で出品される、前後期合わせて約150点の作品の主役は、全ておじさん。その中には保永堂版「東海道五拾三次之内」「木曽海道六拾九次之内」といった広重の代表作が多く含まれるのはもちろん、おじさん視点だからこそ選ばれた、普段展示されることの少ないレアな作品も多数お楽しみいただけます。また、葛飾北斎、歌川国芳、小林清親といったさまざまな浮世絵師たちが描いたおじさんたちも紹介。絵師によって大きく異なる、おじさんたちの個性の違いをお楽しみください。

広重おじさん図譜

開催日:2023年2月3日(金)~3月26日(日)
開催時間:10:30~17:30 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、3月2日(木)
開催場所・会場:太田記念美術館
東京都渋谷区神宮前1-10-10
入場料:一般 800円、大高生 600円、中学生以下 無料
URL:http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/ojisanzufu

牧野植物園が やってきた展。

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植物好きな方や初めて知る方にとっても興味の入口となる、植物分類学者・牧野博士と「高知県立牧野植物園」とは?

牧野富太郎(まきの とみたろう)さんは、植物分類学者。日本中の植物を観察し、分類をするために全国を駆け巡っていたのは、なんと今から約100年前のこと。「日本の植物分類学の父」と呼ばれ94年の生涯で収集した標本はなんと約40万枚にも及びます。さらに、新種や新品種など1,500種類以上もの植物を命名した牧野博士。自ら観察して描いた植物図の美しさでも、その名前が広まっています。本展では、牧野博士という人物と膨大なお仕事のほんのひとかけらを、入口のように紹介します。会場にならぶ植物図の複製は50点以上。また、牧野博士の植物標本を撮影した、写真家・菅原一剛さんの作品も展示。博士ゆかりの草木をつかったtretreのブレンドティーも高知からやってきますよ~。4月からは牧野富太郎博士をモデルにした朝の連続テレビ小説『らんまん』もスタート。牧野植物園をまだ訪れたことのない方にこの場所の魅力届ける展示会になること間違いなし!

牧野植物園が やってきた展。

開催日:2023年2月1日(水)~3月5日(日)
開催時間:11:00~20:00
開催場所・会場:ほぼ日曜日
渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 8F
入場料:無料
URL:https://www.1101.com/hobonichiyobi/exhibition/5633.html

アール・ブリュット ゼン&ナウ Vol.2 Echo こだま返る風景

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街の風景という馴染み深いモチーフを6名の作家の異なる表現方法によって、比較しながらじっくり鑑賞!

「アール・ブリュット ゼン&ナウ」は、国内外のアール・ブリュットの動向において、長く活躍を続ける作家と、近年発表の場を広げつつある作家を、さまざまな角度から紹介する展覧会シリーズ。その2回目にあたるこの展覧会では、建物や家が立ちならぶ街の風景を、磯野貴之氏、古久保憲満氏、後藤拓也氏、佐藤慶吾氏、辻勇二氏、横溝さやか氏、独自のまなざしで再構築する6名作家たちを紹介します。それらの風景は、上空から俯瞰するような構図や天地のない描き方、奇抜な色彩の建物群など、それぞれにユニークな表象がみられます。それらはどれも幻想的な世界観をあわせもち、ここではないどこかを思い描く作者の視線をたどることができます。また、ドローイングブックを1枚1枚記録した映像の上映や外光の入る渋谷の街並みを感じながらの作品鑑賞も見どころ。アール・ブリュットに関連する資料スペースとして開放されるのでじっくりと鑑賞してみてはいかがでしょう。

アール・ブリュット ゼン&ナウ Vol.2 Echo こだま返る風景

開催日:2023年1月21日(土)~4月9日(日)
開催時間:11:00~19:00
休館日:月曜日
開催場所・会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2
東京都渋谷区神南1-19-8 渋谷区立勤労福祉会館 1F
入場料:無料
URL:https://inclusion-art.jp/archive/exhibition/2023/20230121-163.html

愛すべき日本のお菓子 展

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料理家・長尾智子さんと、写真や映像、言葉から長く愛されてきた「ふだんのお菓子」の物語や作り手の想いを巡る。

古くから日本のお菓子は、米や小麦の穀物類や小豆・大豆などの豆類、葛粉など植物由来の原材料から作られています。江戸時代に砂糖の流通が広まって以来、お菓子は庶民の食文化として広がっていきました。そして職人たちは地域の風土の中で育まれてきた素材を活かし、土地の文化と結びつけながら、その店ならではの知恵と工夫で菓子を発展させてきました。本展では、素材を活かしたシンプルな食の心地よさを考える料理家・長尾智子さんと一緒に長く愛されてきたふだんのお菓子を改めて見渡し、写真や映像、言葉によってお菓子の物語や作り手の想いを巡ります。自然の恵みと素材の力を改めて見つめ直し、豊かさとは何かを一緒に考えるきっかけがもらえそうです。有名なお菓子から新たな出会いとなるお菓子まで、パッケージデザインも含めて楽しめそう。

愛すべき日本のお菓子 展

開催日:2023年2月3日(金)~4月23日(日)
開催時間:11:00~21:00 ※2月5日(日)は20:00まで
休館日:店舗に準じる
開催場所・会場:無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery2
東京都中央区銀座3-3-5
入場料:無料
URL:https://atelier.muji.com/jp/exhibition/5368/

比田井南谷 生誕110年「HIDAI NANKOKU」

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好評につき会期を延長した、書家・比田井南谷さんの個展「HIDAI NANKOKU」は今週末でラスト。ぜひお見逃しなく!

本展では書家・比田井南谷さんの日本未発表作品や南谷の拓本コレクションを含む約50点ほどの作品を展示。好評につき昨年末までだった会期を2023年2月4日(土)まで延長しました。戦後、新たな概念の「線の芸術」を創造し、日本の書道界や美術界、さらに欧米の芸術界に衝撃を与えた比田井さん。当時のSan Francisco Sunday Chronicle紙に「New Abstract Style」と評されたその芸術表現は、それまでとは全く異質の新しい表現として非常に高く評価され、ニューヨーク近代美術館(MoMA)をはじめとした美術館や、著名なコレクターに作品が所蔵されました。本展は生誕110年となる機会に、あらためて比田井さんの「線の芸術」を紐解き、その真髄に迫る内容になっています。貴重な資料も展示されるので、ぜひこの機会をお見逃しなく。

比田井南谷 生誕110年「HIDAI NANKOKU」

開催日: 2022年11月12日(土)~2023年2月4日(土)
開催時間:11:00~19:00
休館日:日曜日・月曜日・祝日
開催場所・会場:√K Contemporary(Root K Contemporary)
東京都新宿区南町6
入場料:無料
URL:https://root-k.jp/exhibitions/hidai-nankoku_2022/

MOYAN「人形の棲む静物」展

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「棲む人形」をコンセプトにした、アーティスト・MOYANさんの「人形の棲む静物」展。

un petit GARAGEでは、象徴的な着せ替え人形をモチーフにジェンダーや家族観等の問題を取り入れた「人間劇」をテーマに絵画を描いているアーティスト・MOYANさんの「人形の棲む静物」展を開催。こちらのギャラリーでは前回の「FIGUREHEAD」から約1年ぶり、5回目となります。今回の 「棲む人形」をコンセプトにした本展では、人形達を遊ばせるような置き方をすることで、かつての所有者との生活の片鱗を際立たせようと試みます。世の中で起こっている事象を忍ばせつつ、大胆な作品として問題提起や気づきを示しているのがMOYAN作品の魅力である。最近、増えているイラストレーション的絵画作品とは一線を画した作品群。ぜひ会場で体感してみてくださいね。

MOYAN「人形の棲む静物」展

開催日:2023年1月24日(火)~2月25日(土)
開催時間:12:00~18:30
休館日:日曜日・祝日・隔週土曜(1月28日、2月4日、2月25日はオープン)
開催場所・会場:un petit GARAGE
東京都中央区銀座7-17-1 銀座武蔵野ビル1F
入場料:無料
URL:http://yyarts.co.jp/moyan0124/

「Buzzing stars」

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OIL by 美術手帖ギャラリーでは、アーティストの横手太紀さんがキュレーションした3名のグループ展「Buzzing stars」が開催中。

本展は、アーティストの横手太紀さんがキュレーションした3名のアーティストによるグループ展。参加アーティストは、東京を拠点として写真作品を手掛ける武内太郎さん、スウェーデンのヨーテボリを拠点とし、主に剥製を用いた立体作品を発表しているハンナ・アントンソンさん、そして動的な彫刻作品や日用品によるインスタレーションを展開する横手太紀さんの3名。横手さんによる初めてのキュレーション展にも注目!日常を観察しながら作品に表現してきた横手が、表面化してこない存在やその物語に目を向けた2名のアーティストを招き、グループ展として開催いたします。

「Buzzing stars」

開催日:2023年1月27日(金)~2月13日(月)
開催時間:11:00~21:00
休館日:会期中無休
開催場所・会場:OIL by 美術手帖(ギャラリー)
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ2F
入場料:無料
URL:https://oil-gallery.bijutsutecho.com/

ancco 個展「Baby.zip」

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かわいらしく色とりどりなキャラクターたちが登場!繊細ながらも大胆な存在感を放つ、anccoによる個展が開催中。

かわいらしく色とりどりなキャラクターたちが登場する、anccoさんの作品。本展で発表される新作群のほとんどは、初の試みとなる滋賀県立陶芸の森で4ヶ月間に渡る滞在制作の中から生み出された作品です。anccoさんが示す「赤ん坊(= Baby)」は象徴的なモチーフ。この展覧会は、「baby.zip」と題されています。zipは圧縮されたファイルを示す拡張子であり、大きな赤ちゃん( = ancco) の中にあった感情が解凍されて展示されています。ぜひ、会場で体感してみてくださいね。

ancco 個展「Baby.zip」

開催日:2023年1月21日(土)~2月12日(日)
開催時間:13:00~19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日・火曜日
開催場所・会場:CALM & PUNK GALLERY
東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F
入場料:無料
URL:https://calmandpunk.com/

いかがでしたか?
今年も感染対策に気をつけながら、気になるイベントにぜひ足を運んでみてくださいね!

◆メインビジュアル
llustration & Design:岡口房雄(WEB,Instagram
グラフィックデザイナー。東京都在住のフリーランス。ロゴや展覧会が好き。
著書「わくわくロゴワーク」をBNN新社より刊行。

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