EXHIBITION いまオススメの展示・イベント

今週末行きたいイベント11選 2月11日(土)~2月12日(日)

今週末行きたいイベント11選 2月11日(土)~2月12日(日)

こんにちは、haconiwa編集部です。今回は、2月11日(土)~2月12日(日)に関東で開催されるイベントをまとめました。
今週末はぜひ気になるイベントに出かけてみてはいかがでしょうか~。

※入場の際の決まりごと、事前チケット制、人数制限の導入など、各会場での注意事項を設けているイベントが多々あります。必ず各イベントのWEBサイトにて事前にご確認ください。

キャラクターデザインの先駆者 土方重巳の世界

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戦前、戦中、戦後はグラフィックデザイナーとして活躍した、土方重巳氏の多彩な仕事をたどる関東初の回顧展。

土方重巳氏は、1915(大正4)年に兵庫県に生まれ。戦前、戦中、戦後はグラフィックデザイナーとして活躍し、1949(昭和24)年、劇作家の飯沢匡氏と出会ってからは、子どもに向けた仕事に取り組みました。「きれいでキチンとしたものを、子ども達の心に植えつけたい」という飯沢氏の信念に共感し、この名コンビは、絵本版『ヤンボウ ニンボウ トンボウ』や、NHK テレビ「おかあさんといっしょ」の人気人形劇「ブーフーウー」など、数々の魅力的なキャラクターを手がけました。1952年からはじまり、土方氏がデザインを担当した人形絵本シリーズは国境を越えて、アメリカ、フランス、ドイツなど世界78 ヶ国、15 ヶ国語で80 種類が出版されたといいます。本展では、かわいいキャラクター達の原画やグッズはもちろん、土方が戦前戦中に東宝で手がけた名作映画のポスター、戦後フリーのデザイナーとして手がけたバレエやオペラの公演ポスターも多数ご紹介します。

キャラクターデザインの先駆者 土方重巳の世界

開催日:2023年2月11日 (土・祝) ~4月9日 (日)
開催時間:10:00~18:00
休館日:3月6日(月)、4月3日(月)
開催場所・会場:横須賀美術館
神奈川県横須賀市鴨居4-1
入場料:一般 1,000円、高校生・大学生・65歳以上 800円、中学生以下 無料
無料観覧日:2月12日(日)※市制記念日直近の日曜日のため
URL:https://www.yokosuka-moa.jp/archive/exhibition/2023/20230211-728.html

うららか絵画祭

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東京・谷根千エリアのギャラリーやお寺、カフェなど、全9か所の個性的豊かな会場で開催される『うららか絵画祭』

『うららか絵画祭』は、東京・根津で開催される芸術祭。谷根千エリアを中心にギャラリーやお寺やカフェなど、全9か所の会場にて様々な美術作品を展示します。一言に『絵画』と言ってもその種類は様々で、油絵具によって人物や風景が描かれているような物を絵画と呼ぶこともあれば、現代アートの分野では四角ではない形に変形したような物を絵画と呼ぶこともあります。各会場にはそれぞれ別々のキュレーターが配属されており、各々の感覚や専門知識を元にした『絵画観』を基準にアーティストを選定。参加作家は、石毛健太、小倉孝俊、加藤泉、金玄錫、小林正人、城田圭介、神農理恵、髙木彩圭、多田恋一朗、谷口洸、都築拓磨、中根唯、那須佐和子、西原彩香、平田守、堀田ゆうか、本山ゆかり、山田悠太朗(継承略:順不同)。「お祭り」のような空気感の中での芸術祭を味わってみてはいかがでしょう。

うららか絵画祭

開催日:2023年2月4日(土)~2023年2月19日(日)
開催時間:10:00~18:00
休館日:水曜日
開催場所・会場:The 5th Floor ほか台東区内8会場
東京都台東区池之端3-3-9 花園アレイ 5F(The 5th Floor)
入場料:1,500円 (高校生以下無料) ※一部会場無料
URL:https://www.urarakakaigasai.com/

SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.5「目 [mé]」

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都市の運動から抜け出し「ただ、眺める」。現代アートチーム「目 [mé]」による、エキジビション

「渋谷スクランブルスクエア」の14階・45階・46階・屋上に位置する展望施設「SHIBUYA SKY」では、「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」と題して、本格的な企画展を定期的に開催しております。5回目となる今回は、これまで展示空間と観客を含めた状況をつくることで空間を変容させ、現実の不確かさを人々に体験させてきた現代アートチーム「目 [mé]」が、自身の視点とSHIBUYA SKYの体験を掛け合わせることで、普段の景色から解放された、ただ物事のありのままを眺める体験をつくります。SHIBUYA SKYから眺める東京、渋谷、都市とそこを行き交う人々。毎日およそ決まったリズムで同じ横断歩道を渡り、車を走らせ、窓に明かりを灯し、膨大で無常な都市の運動自身として生活を営む「人」としての私たち。この世界の不確かさを見つめる「目 [mé]」の観点と、非日常から世界を眺めることを可能にするSHIBUYA SKYの視座を重ねることで、都市は一つの大きな運動体でありながら、その運動を担う私たちはそれぞれの固有の時を歩んでいるという世界の姿をただ、眺めることを促します。コンセプトビジュアルによって構成されたティザーサイトにも注目!展示とあわせてチェックしてみてくださいね。

SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.5「目 [mé]」

開催日:2023年1月13日(金)~3月24日(金)
開催時間:10:00~22:30 ※最終入場は閉館の30分前まで
開催場所・会場:SHIBUYA SKY 46階「SKY GALLERY」
東京都渋谷区渋谷2-24-12(渋谷駅直結・直上)
入場料:<SHIBUYA SKYチケット>大人 1,800円、中学生・高校生 1,400円、小学生 900円、幼児(3–5歳) 500円
※イベント当日のSHIBUYA SKY入場チケット、もしくは年間パスポートをお持ちの方は、どなたでもご鑑賞いただけます
※チケットカウンターは渋谷スクランブルスクエアの14Fにございます
※SHIBUYA SKYチケットは数に限りがございます。希望日時のチケットが完売の場合は購入いただけません
URL:https://www.shibuya-scramble-square.com/sky/me/

BankART KAIKO Pop-up Store Vol.1

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ショップやレーベル、ギャラリーなどを紹介する「BankART KAIKO Pop-up Store」が横浜のBankART KAIKOで初開催!

アート、インディーズ系で注目すべきショップやレーベル、ギャラリーなどを不定期で紹介する「BankART KAIKO Pop-up Store」は展示とショップの間のようなものを目指しているのだそう。初回となる今回は、「卯甲」「un:ten」「モ・クシュラ」「AIZAWA studio」「6次元」「NEUTRAL COLORS」のラインナップで展開されます。新しい出会いを求めて、横浜までお散歩がてら出かけてみてはいかがでしょう。

BankART KAIKO Pop-up Store Vol.1

開催日:2023年2月10日(金)~2月26日(日)
開催時間:11:00 ~ 19:00
開催場所・会場:BankART KAIKO
神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK & WHITE 1F
入場料:無料
URL:http://www.bankart1929.com/bank2020/space/kaiko/index.html

『small MUJI』展-日用品のたのしみ方-

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歌舞伎座や和光、老舗の菓子屋店舗など銀座の街並みも。ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也氏のユニークな視点で楽しむ、展示会

ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也氏がジオラマ用の人形と無印良品の商品を組み合わせ、日常の風景に見立てたミニチュア作品および写真の展示会を開催いたします。田中氏のユニークな視点から毎日の生活で使う無印良品の商品を多数の人が見たことのある日常風景に見立てることで、誰もが楽しむことができるアート作品となっています。本展では14種類のミニチュア作品を展示し、Gallery1以外にも4階のOpen MUJIのスペースには、歌舞伎座や和光、老舗の菓子屋店舗など銀座の街並みと訪れる人々であふれる風景を無印良品の商品を使って表現したジオラマを、ATELIER MUJI GINZA と同フロアの「MUJI HOTEL GINZA」のフロントには、ふとんを雪山に見立てた作品など2種類の作品を展示します。店内各フロアでは、作品に使用している商品と連動し、写真展示!ぜひ店内を歩き回って見つけてみてくださいね。

『small MUJI』展-日用品のたのしみ方-

開催日:2023年2月3日(金) ~ 4月23日(日)
開催時間:11:00~21:00
開催場所・会場:無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1 ほか
東京都中央区銀座3-3-5
入場料:無料
URL:https://atelier.muji.com/jp/exhibition/5383/

西銀座駐車場商店街 3店目「新工芸店(P)」

作り手や売り手によるユニークな商いの姿を紹介する「西銀座駐車場商店街」第3弾は、3Dプリンタを新たな道具として使いこなす「新工芸店(P)」

Sony Park Miniの空間を架空の商店街の一角に見立て、モノと店に関わり続けるmethodが、多様な作り手や売り手によるユニークな商いの姿を紹介するプログラムシリーズ「西銀座駐車場商店街」。3店目に迎えるのは、京都を拠点にする設計者集団「新工芸舎」。先人たちが窯や織機を用いたように、3Dプリンタを新たな道具として使いこなし、意匠を凝らした日用品を生み出す。量産と手仕事の間(あわい)で、素材や分野の垣根を超える新工芸舎のモノづくりは、私たちの目に新鮮に映ります。期間限定の店舗「新工芸店(P)」では、3Dプリントによる制作プロセスやその手法、実験的な取り組み事例とプロダクトのご紹介を通じて、モノと人との新しい関係づくりのヒントを探っていきます。

西銀座駐車場商店街 3店目「新工芸店(P)」

開催日:2023年2月10日(金) ~ 2月21日(火)
開催時間:11:00~19:00
開催場所・会場:Sony Park Mini
東京都中央区銀座5-3-1 西銀座駐車場地下1F
入場料:無料
URL:https://www.sonypark.com/mini-program/list/026/

引き寄せられた気配 ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 5

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見えないものの存在を捉え、さまざまなスケールでその実体とイメージするものの関係性を問いかける展示会。

「ACT(Artists Contemporary TOKAS)」は、トーキョーアーツアンドスペースのプログラムに参加経験のある作家を中心に、注目すべき活動を行なっているアーティストを紹介する企画展として、2018年度より開始。今年度で5回目となる本展では、海老原靖さん、鮫島ゆいさん、須藤美沙さんを迎え、見えないものの存在を捉え、さまざまなスケールでその実体とイメージするものの関係性を問いかけます。本展にあたって、海老原さんは静止された一瞬の映像、鮫島さんは古代遺跡の史料、須藤さんは宇宙観測データを題材としています。それらは、知覚しても認識できないものや、失われてしまったもの、実際には目にすることが叶わないものなど、断片的な瞬間や事象を切り取っていますが、その前後にある広大な時空間へと私たちの想像を誘います。また、物理的に手を動かし構築された作品からは、アーティストそれぞれの視点と豊かな想像力が窺えると同時に、遠い存在のものに対して、私たちが潜在的に好奇心や憧れ、恐怖などを抱いていることに気づかされます。本展で紹介する3名のアーティストは、その視座も手法も多様。建物は、関東大震災の復興計画の一環として、1928(昭和3)年に東京市が職業紹介所として建設されたもの。ぜひ会場で体感してみてください。2023年2月11日(土・祝) には、アーティストトークも開催予定です。

引き寄せられた気配 ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 5

開催日:2023年2月11日(土・祝) ~3月26日(日)  
開催時間:11:00~19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
開催場所・会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
東京都文京区本郷2-4-16
入場料:無料
URL:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2023/20230211-7161.html

動物会議 緊急大集合!

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34名のグラフィックデザイナー、アートディレクター、アーティストが問題意識や危機意識を表明!「動物」を用いたグラフィックメッセージ。

ドイツの詩人・作家であるエーリッヒ・ケストナーによって絵本『動物会議』が書かれ、出版されたのが1949年のこと。子どもたちのために、戦争のない世界をつくろう! と、怒りと正義によって、世界中の動物たちが立ち上がる物語です。それから70年以上経つ2023年現在も続く、ロシアによるウクライナ侵攻、止まらない地球温暖化など、戦争や環境破壊を繰り返す愚かな人間に対する動物たちからの痛烈な社会批評です。人間たちに翻弄され、迷惑を被ってきた動物たちの方がはるかに良識や実行力があるということを、ケストナーは伝えようとしました。同書にインスピレーションを受けて企画された本展「動物会議 緊急大集合!」。DNPグラフィックデザイン・アーカイブの中から、「人間と動物との共存と平和」というケストナーの熱い想いを体現しているポスター作品をセレクト、120点あまりが緊急大集合します。これらは、日本のグラフィックデザイナー、アートディレクター、アーティスト34名が、「動物」を主役や脇役にして、生命、環境、戦争、文化、社会に対する問題意識や危機意識を表明した、グラフィックメッセージでもあります。

動物会議 緊急大集合!

開催日:2023年2月9日(木)~3月25日(土)
開催時間:11:00~19:00
休館日:日曜・祝日
開催場所・会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F
入場料:無料
URL:https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000815

百貨店展――夢と憧れの建築史

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とうとう会期末!日本の百貨店建築の華やかさを今に伝える貴重な機会をお見逃しなく。

本展は、近代的な百貨店・デパートメントストアが誕生した20世紀初頭から、大型商業施設が多数出現する現代までを、主に日本の百貨店建築のファサード、あるいはその空間の変遷に注目しながら、年表形式でたどろうとする試みです。これは、通常は脇役に留まりがちな年表を主役にするという、挑戦的な展示でもあります。特に注目するのは、戦前の実験的な百貨店建築。当時の百貨店は、人々の憧れを誘うもので、単なるショッピングのための空間を超え、エンターテイメント、ひいては文化装置として機能していました。そして、こうした百貨店の機能と役割は、その建築空間やファサードに色濃く現れました。例えば、屋上庭園もそのひとつ。往時の百貨店建築の華やかさを今に伝える貴重な展示会をどうぞお見逃しなく!建築好きの方は必見です。

百貨店展――夢と憧れの建築史

開催日:2023年9月7日(水)~2月12日(日)
開催時間:11:00~19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日・火曜日(休館日が祝日の場合は開館します)
開催場所・会場:高島屋史料館TOKYO 4F展示室
東京都中央区日本橋2-4-1
入場料:無料
URL:https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/exhibition/

片岡メリヤス 「ひなまつり集団」展

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ぬいぐるみ・粘土作品の抽選販売も。木工や粘土など多彩な作品を生み出している片岡メリヤスさんのひなまつり!

日々の暮らしにアートがもたらす、こころが沸き立つような体験。日常に取り入れやすいデイリーアートを提案をしているスパイラルのエントランスでは、ぬいぐるみ作品を中心に、木工や粘土など多彩な表現で作品を生み出している片岡メリヤスさんの個展を開催いたします。本展では、3月3日のひなまつりに備え、スタンダードなひな人形やその仲間たち、ひなまつりに関わる様々なモノをぬいぐるみ作品にし、展示いたします。合わせてこどもの日に向けた五月人形や鯉のぼりなども少数展示。季節とわず、長くそばにいてほしい愛らしい作品の数々が楽しめます。また、ぬいぐるみ作品・粘土作品は抽選販売も実施。ぜひチェックしてみてくださいね~。

片岡メリヤス 「ひなまつり集団」展

開催日:2023年2月6日(月)~2月19日(日)
開催時間:11:00~19:00
開催場所・会場:Entrance(Spiral 1F)
東京都港区南青山5-6-23
入場料:無料
URL:https://www.spiral.co.jp/topics/entrance/kataokameriyasu

青山見本帖 ショウケース展示「STOCK MEMBERS GALLERY 2023」

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竹尾・青山見本帖のショウケースにて開催!新進気鋭のクリエイターが集う「STOCK MEMBERS GALLERY 2023」

新進気鋭のクリエイターが集う、青山見本帖「PAPER STOCK MEMBERS」。2023年も店内ショウケースにて、メンバーによる個展シリーズを全5回にわたり開催します。参加クリエーターは、伊藤有美、柏木美月、神谷亜弥、伊藤あかね、大瀧翼、山石くる美、五十嵐智行、齋藤拓実、佐藤真子、立石彩花、服部匡孝、若狭健、伊藤佑也、大髙奈津子、平野晴子(順不同:敬称略)。気になった方は、アーティストごとに会期が違うので日程チェックも忘れずに。

青山見本帖 ショウケース展示「STOCK MEMBERS GALLERY 2023」

開催日:2023年1月30日(月)~4月7日(金)
開催時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:土曜日、日曜日、祝日
開催場所・会場:株式会社竹尾 青山見本帖
東京都渋谷区渋谷4-2-5 プレイス青山1F
入場料:無料
URL:https://www.takeo.co.jp/news/detail/003939.html

いかがでしたか?
今年も感染対策に気をつけながら、気になるイベントにぜひ足を運んでみてくださいね!

◆メインビジュアル
llustration & Design:岡口房雄(WEB,Instagram
グラフィックデザイナー。東京都在住のフリーランス。ロゴや展覧会が好き。
著書「わくわくロゴワーク」をBNN新社より刊行。

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