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東日本大震災から5年。東北に想いを馳せることからはじめよう。

こんにちは、森ふみです。

2011年3月11日の東日本大震災から今年で5年。
あの時に見たニュースでの光景、そしてボランティアで行った宮城県石巻の光景、感情は今も強く心に留まっています。でも、今何か出来るのかと言ったら、、、自分に何が出来るんだろう…。

そんな時に出逢ったひとつのカレンダーを今日はご紹介します。

東北に想いを馳せるカレンダー「HARU TOHOKU 2016−17」

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KINOSHITA(キノシタ)という女性5人から成るものづくりユニットが制作しているカレンダーです。
2013年から制作しているこのカレンダーは、2011年の東日本大震災を受けて生まれたカレンダー。
そもそも東北にゆかりがあったというわけではないのですが、何か力になれるのだろうかと半信半疑ながら、東北各地を訪ねていったことがはじまりなんだそうです。
そんなKINOSHITAは訪れた東北で、土地毎に違う暮らしや文化、食べ物そのものが持つ素材の美味しさなど色々な東北の魅力に出逢います。
知れば知るほど、東北のあたたかさのとりこになったKINOSHITAは、その東北のもつ魅力をカレンダーとして伝えているのです。

第三弾となる今回は、東北の「郷土玩具」をモチーフに制作!
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かわいい!と手に取った郷土玩具に、昔の人の願いや祈りが詰まっていることを知り、それを伝えようと思ったのだそう。
どの月もほっこりかわいい郷土玩具がこんにちは!

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たとえば、4月は福島の「AKABEKO(赤べこ)」。
無病息災や健康のお守りとして、古くから会津の人々に慕われている郷土玩具です。

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そして来年2017年の3月は青森の「YAWATA-UMA(八幡馬)」。
北欧のダーラナホースのようなフォルムの八幡馬は、新たな門出を祝う贈り物にぴったりなんだとか。
3月のカレンダーにぴったりですよね。そう、このカレンダーは2016年3月~2017年3月までのカレンダーとなっています。
カレンダーを買い忘れた方にもピッタリ!

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あたたかな「春」が来るように願いを込めて、壁に「貼る」カレンダーとしたかったというKINOSHITA。
他にも毎月、東日本大震災の月命日である「11日」が強調されたデザインになっているなど、色々な願いをこめつつ、カレンダーとしての使用後、折り紙や封筒として再利用できるキリトリ線が付いているなど使って嬉しい要素もあり!

このカレンダーをきっかけに、日本の、東北各地の暮らしに触れ、皆さんにとっての新しい発見と、ちょっとしたほっこりを見つけていただけたら嬉しいとKINOSHITAはいいます。

震災から5年。
もう一度、東北への想いを馳せることからはじめてもいいのかも。
東北のあたたかな郷土玩具に触れ、今年は東北に遊びに行きませんか?

東北に想いを馳せるカレンダー「HARU TOHOKU 2016−17」

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