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日本初上陸!サンフランシスコ発のBean to Bar。

こんにちは!甘いものに目がない戸田江美です。
ものづくりに関わるお店やおしゃれなカフェが増えている台東区の蔵前。そんな蔵前に、サンフランシスコ発「ダンデライオンチョコレート」の日本第一号店がオープンしたと聞き、早速行ってきました!
160210toda_01トッド・マソニスとキャメロン・リングによって創設されたダンデライオンチョコレート。カカオ豆の選別から製造までを一貫して自分たちでおこなっている”Bean to Bar ”のお店です。
”チョコが好き”という気持ちで始めた事業でしたが、家族や友人が自分たちのチョコを食べて喜ぶ姿を見て、もっと作りたい!と思いチャレンジしてきたそう。今や大人気のチョコレートブランドとなり、クラフトチョコレート業界をリードしています。

お客さんも働いている人も、笑顔になれるお店

160210toda_02ダンデライオンチョコレートは創業当初、自宅のガレージで作られていたそうです。そのガレージと、今回日本にオープンした店舗の1階は雰囲気が似ているとか。ブランドの歴史も感じられる造りなのですね。
160210toda_03お店の目の前には公園があり、子供の遊ぶ声が聞こえてきます。明るい日差しが入ってとっても気持ちいい!
この開放的な空間は、お客さんはもちろんスタッフさんも笑顔になれるように、と考えられているそうです。穏やかな景色を見ながらおいしいチョコレートを作ったり食べたり。そうすることで生まれるポジティブな気持ちが、お客さんとスタッフ双方に伝染して素敵な「場」になっていくのでしょう。

チョコレートの製造工程を間近で見られるスタンド

160210toda_041階はチョコレートファクトリーとスタンドがあります。うかがった日はファクトリーツアーを開催してくださったので、みんなで白いキャップを被って見学しました。
160210toda_05目の前で作られていくチョコレート。香ばしいかおりに惹かれます。

Bean to Barならでは!こだわりチョコレートたち

160210toda_06お店の入り口付近にはたくさんのカカオ豆が並んでいます。70%のカカオ豆と30%のきび砂糖のみで作られているダンデライオンのチョコレート。
それゆえに、素材の選別は実際に農家を訪れるなどしてこだわりぬいているそう。「豆から最良の味を引き出す」気持ちで製造しています。
160210toda_07商品のラインナップは時期によって変わります。今回販売されていたのは左から「ベネズエラ産」「ドミニカ産」「マダガスカル産」のカカオ豆を使用したチョコレートバー。
ベネズエラ産のものは、エスプレッソを感じる濃い味。クセになりそうです。
ドミニカ産のものはとってもまろやかであまーいテイスト。飽きのこないチョコです。
マダガスカル産のものはフルーティーさ際立つ味。今まで食べたことのない、新たな出会いでした。
160210toda_08スタンドではBean to Barの味を様々な形で楽しめます。ハウスメイドのお菓子はどれもおいしそうで迷っちゃう。
160210toda_010ドリンクメニューも豊富にあります!寒いこの時期、やっぱりホットチョコレートを飲みたくなるな〜。テイクアウトも可能なので、蔵町散策のお供にしても◎。
160210toda_011日差しのあたたかい窓際の席でいただきます!店内の席数は1階、2階合わせて70席。お気に入りの場所を見つけてみてください。
160210toda_012「ハウスホットチョコレート」はマイルドで甘く、ホッとする味。ダンデライオンこだわりのチョコテイストが味わい深くて、おいしい!クッキーも一枚付いてくるのですが、それとの相性もばっちりです。
個人的に、コップにも惹かれました!しっくりとくる手触りとシンプルな風合い、丸いフォルムが素敵。
160210toda_013人気かつおすすめの「パプアニューギニア・スモア」。グラハムクラッカー、マシュマロ、チョコレートガナッシュでできています。バーナーで焦がされたマシュマロがたっぷり入ったチョコレートを囲む大胆な見た目。
直火で乾燥させたというカカオ豆のスモーキーな風味、マシュマロのやわらかでとろける甘みが見事にマッチング!
160210toda_015コップや、最近スーパーフードとして人気が出てきているカカオニブなども販売されています。
[写真左上]ノートブックは、ダンデライオンのラッピングペーパーを使ってつくられたもの!昔ながらの手作業で、シルクスクリーン印刷されているそう。(3月上旬販売予定)

カフェとワークショップスペースを兼ね備えた2階へ!

160210toda_016赤い階段を登って2階へ行ってみます。
160210toda_017ソファなどもある広々スペース。ゆったりリラックスできます。
160210toda_018ワークショップスペースが併設されています。今後開催されていくワークショップやイベントが楽しみ!
160210toda_0191階と同様、日差しがたっぷりと入る造り。裸電球の付き方も面白くて思わず写真を撮っちゃいました。

日本とサンフランシスコの文化が交差する場所

160210toda_020実はこの建物、元々は倉庫や工場として使われてきており築50年を越えるそう。ダンデライオンチョコレートがオープンするにあたって丁寧に解体、補強、再生されました。1階の床は古い塗装を磨いた状態なので、場所によっては昭和20〜30年のコンクリートが見えるのだとか。
この建物からも分かるように、クラフトマンシップが根付いている日本。その中でも職人文化を持つ蔵前で、クラフト文化が盛んなサンフランシスコからやってきたダンデライオンチョコレートがオープンしました。2箇所の文化が交差する場所で、こだわりのBean to Barを味わってみてください。

    ダンデライオンチョコレート [ファクトリー&カフェ蔵前]

    住所:東京都台東区蔵前4-14-6
    営業時間:10:00-20:00(L.O. 19:30)
    Tel : 03-5833-7270
    Web site:http://www.dandelionchocolate.jp/