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いま話題の“Bean to Bar Chocolate”!
札幌初の「SATURDAYS CHOCOLATE」で、その魅力を聞いてみました!
札幌初の″Bean to Bar″「SATURDAYS CHOCOLATE」(サタデイズ チョコレート)をレポート!
はじめまして、北海道からnarico.です。
これから北海道の色々なことを発信していきますので、よろしくお願いします~。
今回は、札幌市にある″Bean to Bar″(ビーン トゥ バー)、「SATURDAYS CHOCOLATE」(サタデイズ チョコレート)を紹介します。
北海道土産を求めてたくさんの観光客が訪れる「二条市場」の付近に「複合施設SALMON」というビルがあり、1階に「SATURDAYS CHOCOLATE」(サタデイズチョコレート)があります。
入り口からは、ほんのり甘い香りが漂っています。
世界的におもしろいと思ってもらえるものを作っていきたい。
「SATURDAYS CHOCOLATE」(サタデイズ チョコレート)は札幌生まれの″Bean To Bar″(ビーン トゥ バー)で、チョコレートのローカルブランドです。
″Bean To Bar″とは、自らカカオ豆の焙煎を行い全てゼロからチョコレートを作るというもので、カカオ豆の香りや味の違いを楽しむというスタイルが注目を集めています。
オーナーの秋元 力さんが「おもしろい発想で、大手企業ができないような事をしたい」、「一つ一つにこだわりを持ったインパクトあるものを作りたい」と考え「SATURDAYS CHOCOLATE」は、2015年5月に誕生しました。
もともとオープンしようと思ったきっかけは、秋元さんがアメリカのチョコレートブランドの記事を読み、チョコレートはどのように作られているのかを知り″Bean To Bar″の世界に興味を持っていったそうです。
近年、ワインやコーヒー業界では、質の良さを重要視したものがどんどん確立し始め、「量より質」という考え方が広まっています。チョコレートの世界でも「質へのこだわり」「知識を得る面白さ」「チョコレートが出来る工程」を楽しんでもらうという事で小規模のチョコレートメーカーだからこそできる奥深い楽しみ方を知ってほしいと考えているそうです。
なじみやすく親しみやすい内観デザイン。
「きちっとしすぎた緊張感あるデザインは人を遠ざけてしまう。どこかスキがあって何回でも気軽に来たくなるような遊びのあるデザインにしたい」と、もともとインテリアやプロダクトデザイン、建築に携わってきた秋元さんは考え、こだわって作った内観デザインにはビンテージやDIYなど身近に手にしそうな素材を使って、来る人が親しみやすく安心するような雰囲気につくりあげたそうです。
ひとりでも入りやすく、親しい人とも気軽に入れる雰囲気がとても魅力的ですね!
「Small Batch」でつくる「Real Chocolate」
店の奥に進むと、チョコレートを製作しているスペースがあり、チョコレートを購入する以外にチョコレートを作っている工程を見ることができます。
「SATURDAYS CHOCOLATE」は、大型機械に頼ることなく可能な限り手でチョコレートを作っています。職人技ですね!
カカオ豆はブレンドせずにSingle Origin(同一地域の豆)を使用。豆の特製に合わせて焙煎機でローストします。
添加物(乳化剤・香料・添加物)を使わないで、カカオ豆とキビ砂糖(鹿児島産)をコンチングするだけでつくるカカオ70%の「本物のチョコレート」です。
「Bean to Bar」チョコレートの特徴は産地や地域によって異なる「カカオ豆」の味や香り、フレーバーを楽しめることです。
日本で最も多く輸入されているアフリカの「ガーナ」をはじめ、ナッチーな風味が特徴のインド洋「マダガスカル」、赤ワインのような優しい酸味の余韻が楽しめる中南米「キューバ」、フルーティーでスパイシーな「べトナム」など国ごとのカカオ豆のフレーバーの違いが楽しむことができます。
また、季節や育った温度によってカカオ豆に味の違いが出る事があるそうです。
大手チョコレートメーカーは味のムラを出すことなく通年通して同じ味わいを保つという事を重要視している事が多いですが
「SATURDAYS CHOCOLATE」は「農作物」という感覚でカカオ豆の様々な時期の味や変化を楽しんでもらいたいと考えているそうです。
同じ種類のものでも、いろんな時期に食べて違いを楽しむのも良いですね。
カカオの原産国や季節の違いで様々な味が楽しめるチョコレート。
こうしてこだわりぬいて丁寧に作られたチョコレートが販売されています。
チョコレートはカカオ豆とキビ砂糖だけを使用して不良豆をハンドピッキングし、豆の特徴に合わせて温度や時間を変えて焙煎するなどこだわりぬいて作った純粋なチョコレート。
そのほか早熟果実のフレーバーを持つカカオ豆は熟したトロピカルフルーツと一緒に合わせたものや、クリーミーなテクスチャーを持つカカオ豆は滑らかなミルクチョコレートの様に変わったものなど、様々なテイストのチョコレートが置いています。
ほかにも、ガーナのカカオ70%のダークチョコレートをベースに北海道産の生クリーム、無塩バターを練りこんで仕上げた生チョコレートやチョコとピールのバランスの取れたさわやかな酸味と香りが人気のオランジェットも販売しています。気軽に試食もできるので食べ比べて自分好みのチョコレートを探すのも良いかもしれませんね!
カカオ豆、カカオニブも販売しています。
こちらは家でチョコレートを1から作ってみたいと思う人に売れています。
グラノーラやシリアルにポリフェノールが豊富で美容効果の高いカカオニブを入れて食べるのもおすすめ。
おいしく美容にもこだわれて女性にうれしいですね!自分用に購入するほかに、お土産、プレゼントとしても最適!
オリジナルのチョコレートドリンク&コーヒー
店内ではドリンクメニューも楽しめますよ。
カカオ豆の種類ごとに作る濃いチョコレートドリンク「チョコプレッソ」は「SATURDAYS CHOCOLATE」のオリジナル。
ドリンクメニューもクーベルチュール(製菓用のチョコレート)を使わず全てオリジナルのチョコレートを使い作っています。濃厚なカカオをたっぷり堪能できます!
つめたいアイスチョコレートも人気。季節問わず楽しめるドリンクメニューが豊富です。
ドリンクメニューと合わせてブラウニー、ウーピーパイも販売しています。もちろんオリジナルメニューでスタッフが毎日作っていますよ!
ワールドワイドに更なる進化をしつづける。
今後も「SATURDAYS CHOCOLATE」は、カカオ豆と材料とのバランス、特徴をさらに知り、作り方にこだわり続け、世界で勝負できる「Bean to Bar」をこれからも作り続けていきたいと考えているそうです。
チョコレートの更なる進化、楽しみですね!
まだ日本で珍しい「Bean to Bar」。
「SATURDAYS CHOCOLATE」の味をぜひ味わってみてください!
SATURDAYS CHOCOLATE FACTORY CAFE(サタデイズ チョコレート ファクトリー カフェ)
住所:札幌市中央区南2条東2丁目7-1 SALMON1F
TEL:011-208-2750
営業時間:10:00-18:30
定休日:毎週水曜日
Web site:http://www.saturdayschocolate.com