伝統工芸士さん × イラストレーターさんが生み出す12ヶ月こけし

こんにちは!箱庭キュレーターのyukariです。
ワタシの出身地、宮城県の特産物の一つに「こけし」があります。
こけしは、江戸時代からある伝統的な人形ですが、
最近では「創作こけし」として現代風にアレンジされたものも数多くあります。
そんな中、今回は伝統系創作こけし「こよみこけしシリーズ」を紹介したいと思います!

「こよみこけしシリーズ」とは?

宮城県在住の伝統工芸士さんと女性イラストレーターさんのコラボレーションで誕生した、
なんとも愛らしい表情が特徴の創作こけしです。
「こよみ」がテーマになっていて、宮城県の四季を感じられるように、12本1組のセットになっています。
昨年はグッドデザイン賞を受賞し、県内にとどまらず、大人気のこけしです!
現在は「花こよみ」と「旅こよみ」の2シリーズが発売されています。

花こよみ


「こよみこけしシリーズ」の第一弾として生まれたのが、この「花こよみ」です。
仙台の美しい1年を、季節の草花のイラストで表現されています。
遠刈田系こけし工人・小笠原義雄さんが描く幼く愛らしい表情と、女性イラストレーター・佐藤純子さんがデザインしたやわらかな草花のイラストが、見る人の心を和ませてくれます。

パッケージは、売り場でもかわいいこけしの表情が見え、草花のイラストを引き立てる、キレイなデザインになっています!

旅こよみ


「こよみこけしシリーズ」の第二弾「旅こよみ」は「日常からの小さなトリップ」がテーマです。
白石市の伝統こけし工人・星定良さんが描くこけしの顔からも、どことなく旅に出るときの「ワクワク感」が伝わってきます。
女性イラストレーター・泉友子さんが描いた胴絵は、仙台近郊を旅するイメージでデザインされたそうです。
8月の七夕まつりや12月の光のページェント、そして4月の桜はワタシの地元、大河原町の「一目千本桜」がモチーフになっています!

パッケージは旅先での「お土産」のような、包装をあけるのがワクワクするものになっています。
包装紙のデザインもかわいい!

こよみこけしシリーズは、12本で1組のセットですが、1本ずつのバラ売りもしているので、
自分にはもちろんのこと、ご家族やお友達の記念日や誕生日の贈り物として、「こけし」をプレゼントするのもステキですね!
ぜひ、チェックしてみてください!