160311m_00

見過ごされてきたものを見つめ直し、新たな価値を創り出す活動から生まれた日常を彩るアイテムたち。

こんにちは!omatsuです。
わたし事なのですが、最近引っ越しをして新生活をスタートさせました。
これからお部屋を自分仕様カスタマイズしていく予定なのですが、引っ越したばかりの慣れない環境下ならではのハプニングもちらほら。
先日出掛ける時に鍵が見当たらず、家中を探し回るなんてことがありました。
みなさんも似た体験一度はありますよね?(自分だけじゃないと信じたい。)
そんなこともあって小さな鍵を分かりやすく、パッと取りやすい状態で収納してくれる実用的なアイテムを探していたのですが、実用的なアイテムってお部屋を雑多に見せがちで、デザインもどれもイマイチだったりして…。

そこで今日はインテリアとしても楽しめてしっかり鍵置き場としても活躍してくれる素敵なアイテム「mikketa(ミッケタ)」の「Key Cone(キーコーン)」をご紹介したいと思います。

まずはこちらの「mikketa」というブランドのご紹介から。コンセプトがとってもユニークなんです!

岐阜発のアップサイクルブランド「mikketa」って?

160311m_01
「mikketa」は、岐阜県羽島市の老舗テキスタイルメーカー「三星毛糸(mikke)」と、同じく岐阜に拠点を構える建築・デザイン集団「TAB(ta)」がコラボレーションし、生地の製造過程で出る余り糸や布の切れ端、糸巻きの芯などを活かしたデザインプロジェクトなのです。

160311m_01-1
このブランド名「mikketa」には、生地作りの製造工程で捨てられてしまうものや見過ごされてきたものをmikke(発見)して、そこにデザインを+α(工夫)し、日常生活を彩るアレコレに変えていくという意味があります。とっても素敵なネーミングですね!ちなみにロゴ、ホームページは岐阜県在住のアートディレクター兼デザイナーの大津厳さんがデザインされているそうです。


色糸のカラフルな風合いを活かしたランプシェードや折り紙、アクセサリーなど、たくさんの魅力的なプロダクトを生み出す「mikketa」のラインナップから、こちらのアイテムに注目してみました。

生地の製造過程で廃棄される糸巻きの芯を活用した「Key Cone(キーコーン)」

160311m_02
廃棄されてしまうものを使って作られたとは思えない、三角帽子のフォルムがかわいらしいこちらのキーコーン。その時々に手に入る糸巻きの芯の素材を利用して作成しているため、ひとつひとつ柄の見え方が異なるそうです。コーン型の形状や先端部分にはカラフルな差し色やボーダー柄などが入っており、ポップでとってもかわいらしいビジュアルですよね。カギを掛けるパーツの部分も個体別で位置がマチマチで、その“いびつさ”がいとおしいく感じられるプロダクトです。

mikketaを通して手に取ってくれた方にも「発見と工夫」を。

160311m_04
取り付け方法は糸巻きの芯の穴の開いた部分にパーツを取り付けるだけのカンタン仕様。
そこには、単純に完成品を用意するのではなく、プロダクト自体にカスタマイズできる“アソビ”を残すことで、mikketaを通して商品を手に取って下さった皆さんとも「発見と工夫」の面白さを共感できたら、というメッセージが込められています。
取り付けパーツを金具など別の素材に変えてみたり、自分なりに装飾を施してみたりしてもいいかもしれませんね。

使い方は、いろいろ。

160311m_03
箱庭編集部では玄関先に置いてみるだけではなく、ワークショップで活用することの多いマスキングテープの収納に活用してみました!他にもアクセサリーや手芸小物など色々なシーンで活用できそうですね。本体はキナリ色のスエードのような滑らかな触り心地なので、生活空間に自然となじみます。

160311m_05
そんな鍵置き場だけにとどまらない使い方が出来るキーコーン。
いろんな使い方を工夫して、自分なりの新たな魅力を発見してみてもいいかもしれませんね!

◆参照元
・mikketa公式サイト

J-WAVEの番組「Pop Up!」に、箱庭のコーナーがあるよ!
番組ホームページでも、「haconiwa catch up」として箱庭の記事を配信しています。

J-WAVE Pop Up!
J-WAVE Pop Up!