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佐賀の「呼子朝市」で、おばあちゃんの手作り海産物に舌鼓を。
おばあちゃんたちの笑顔と、イカが溢れる朝市でGood morning!
こんにちは、ミユです。
そろそろ暖かくなってきたので、お出かけしたくてうずうずしてしまう今日この頃。旅先では、出来るだけその地域だけのユニークさに触れたいなと思っています。中でも日本全国で開催されている色々な朝市やマーケットは、独自の食材や文化に出会えることができるので、見て回るのに外せないスポットです。
今日は、「日本三大朝市」のひとつとも呼ばれる佐賀県の呼子朝市をご紹介します!
呼子朝市の開催される佐賀県呼子町は、玄界灘に面した港町。
博多(福岡県)や佐世保(長崎県)から車で2時間程の場所です。
海沿いから一本入った朝市通りが、歩行者天国になっており、たくさんの露店が並びます。嬉しいのは、毎日開催しているということ!「旅程に合わないから、行くことができない〜。」なんて悲しい思いをしなくて済みます。
早速お店が見えてきました。
お店といっても、特別な店構えがあるのではなく、こんな風にざっくばらんに品物を並べて販売しています。このゆるさ、いいですよね〜。
野菜あり、近海でとれた海産物あり、見て歩くだけでわくわく。
手作りの干し物や海苔の佃煮、海藻などどれもおいしそうでたくさん買い込んでしまいました。手作りなので、それぞれに味付けが違うんだそう。リヤカーに品物を載せている姿が、風情があって素敵です。
そして、この左のたらいに入っているのは、ナマコ!
ダイビングでよく見かけるこのナマコを食べるとは驚きでした。
(海沿いの地域の方にとっては当然なのでしょうか…?)
食材を見て歩くうちにおなかがすいてしまった私。
途中見つけた「よしや食堂」で朝食をいただくことに。
んー、この魚づくしの朝食!
お肉より魚派の私には天国です。しあわせ〜。
さて、お散歩再開です。
こんなちょっと雑多な風景も、魅力的です。
ひとつ隣の通りはもう海。
潮風と波の音、ぽかぽかしたのどかな雰囲気の中の散歩は本当に気持ちいい!
呼子といえば「イカの活き造り」が有名なのですが、町中のあちこちで目にすることができるのが、イカが吊るされたこの風景。
朝市通りには「唐津・呼子イカ検定」なる碑があるくらい、イカの町なんですね。
海の風を感じながらの散策はそれだけでも楽しいのですが、なにより私が惹かれたのが、お店にいるおばあちゃんたちの元気のよさ、可愛らしさ。ほとんどが70〜80歳代なのだとか。
「イカの活き造り食べるなら、あそこのお店がおすすめよ〜。」なんて教えてくれるおばあちゃんもいて、初めて会ったとは思えない程親切に温かくしてもらったり。おばあちゃんたちが朝早くからがんばる姿に元気をもらいました。
海辺の町ならではの開放感のあるロケーションの中、おいしいものと元気なおばあちゃんに出会うことができる「呼子の朝市」
ぜひ、訪れてみてはいかがですか。
呼子の朝市
- 住所:佐賀県唐津市呼子町呼子
時間:7:30~12:00(元旦を除く)
朝市バーベキュー
朝市通りのいこいの広場では、土日祝日のみ「朝市バーベキュー」が開催されます。七輪セットを有料でレンタルして、朝市で売られている食材を調達して、自分で焼いて食べることができます!今の時期は、サザエや干物を焼いて食べるのがおすすめだそう。
- 料金:大人300円、子供(中学生以下)200円
日時:土日祝日の8:00〜11:30 雨天休み