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箱庭編集部がパワーをいただき! 世界遺産「熊野古道」を旅してきました◎
\「熊野古道」に行ってきたよ/
こんにちは!おはなです。
突然ですが、日本に世界遺産っていくつあると思いますか?
現在、15件の文化遺産と4件の自然遺産
なんと19件も登録されているんです!
先日、自然遺産「縄文杉だけじゃない!世界に誇る自然遺産、屋久島の魅力」
という記事を公開したばかりですが、今回は和歌山県にある「熊野古道」をご紹介します!
実は昨年末に、箱庭編集部は所属しているRIDE MEDIA & DESIGN(株)の社員旅行で行ってきたんです。
そもそも「熊野古道」って?
「熊野古道」について調べてみると、こんな記載が。
「日本書紀に登場する自然崇拝の地で歴史は古く、
天皇がしばしば参詣した強力なパワースポット」
「熊野に広がる大自然には歴史があり、神が宿るとされている」
ただならぬパワースポットだとお分りいただけますでしょうか。
旅行の様子とともに、「熊野古道」の魅力をお伝えします◎
中辺路のシンボル「牛馬童子像」
澄んだ空気が気持ちいい杉山をひたすら歩いて、まずは訪れたのは「牛馬童子像」。
牛と馬にまたがる僧服の石像は花山法皇の熊野詣の旅姿であるとも言われ、田辺市指定史跡となっています。
高さ50cm程の姿は小さくてかわいい印象で、中辺路のシンボル的存在なんだとか。
熊野古道といえばここ!
日本三大古道の一つ、熊野古道「大門坂」。
いにしえの参詣者たちの息づかいが聞こえてきそうな熊野古道を通る大門坂は、熊野詣でにぎわった当時の面影を特に美しく残していて、聖地「那智山」へと石畳が続きます。
かつて坂の到着地点に大きな門があったことから、「大門坂」と呼ばれているそう。
もちろん集合写真をパチリ◎
KING OF 熊野神社
どこをめぐってもパワーをもらえる旅ですが、注目は全国3000社ある熊野神社の総本宮「熊野本宮大社」。
つまりKING OF 熊野神社です!
古式ゆかしい雰囲気。
熊野参詣道で、多くの人々がたどった「中辺路」を歩くと、難行苦行の道のりを終え最初にたどり着く場所だったそうです。
樹齢何年なんだろう、見上げるほど高く、両手で抱えても一周できません。
神のつかい・黒い八咫烏(やながらす)ポストが設置されていました。
なんでも、黒は神聖な色だそう。
葉の裏に爪などで文字を書いていたことが葉書の語源となり「葉書の木」「手紙の木」とも呼ばれるようになったらしいです。
日本三名瀑のひとつ
そして高さ・水量ともに日本一の「那智の滝」!
「日本三名瀑のひとつ」、「落差日本一(一段の滝としては)の迫力」等、那智の滝の迫力をあらわす言葉は様々ですが、
注目すべきは、この滝が自然崇拝の象徴であり信仰の対象となっていること。
133mの高さから落ちてくる滝の飛沫を浴びるとご利益があるといわれています。
パワーを浴び、思わずはしゃぐ我々。
荒波がこんな景観を作るんです
お次は、自然のスケールに思いをはせた「千畳敷」。
その名のとおり広い岩畳を思わせる大岩盤です。
打ち寄せる荒波に浸食され、壮大な景観が広がっていました。
海の浸食により岩の硬い部分だけが残って、あたかも橋の杭だけが立っているように見える橋杭岩も。
自然の力ってすごい!
雨が朱色をキラキラに
最後に、熊野三山のひとつ「熊野速玉神社」へ。
平重盛が手で植えたと伝えられる、国の天然記念物の巨大なナギの樹を左に、神門をくぐると朱塗りの社殿と流れ造りの社殿が広がります。
ザーザー降りの雨が、朱をかがやかせていて神秘的でした。
雨で寒い旅でしたが、
かえって澄みわたった美しい景色が見られ大満足◎
パワーをいただき、これからも箱庭はハツラツがんばります♪
ぜひ皆さんも、足を運んでみてください!