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地図女子のためのかわいい地図の世界
こんにちは!箱庭編集部です。
先日開催された「箱庭のガッコウ」第12期の記事をつくるワークショップで、
A~Dチームのみなさんに記事を作ってもらいました!
Aチーム 初心者でも簡単!?FabCafeでものづくり体験レポート!
Bチーム 地図女子のためのかわいい地図の世界
Cチーム 意外なモノがお役立ち!? 女子旅にスパイスを効かせるツール7選
Dチーム 女子だからこそ食べるべき!今アツい「餃子」のあれこれ!
と、どのチームもステキな企画ばかりで、本当に素晴らしい内容でした!
ワークショップの発表後には、投票があるのですが、
今回は、Bチームの記事がダントツ人気でした!おめでとうございます!
それでは、さっそくご紹介したいと思います。どーぞ!
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みなさん、地図はお好きですか?
地図をモチーフにした雑貨は巷に溢れています。
よく文房具店や雑貨屋さんでも見かけますよね。
眺めているだけで幸せな気持ちになるグッズがたくさん!
Instagramにも、かわいい地図雑貨を載せている方々がおりました!
thalitriaさんは地図のマスキングテープを!
(写真引用元:https://www.instagram.com/p/6ob73int1R/)
saaaalyさんは地図のパスルを紹介しておりました!
(写真引用元:https://www.instagram.com/p/nKh2CGIJ4y/)
また、普段暮らす街や旅行先の手書き地図も最近良く見かけますよね!
こちらは蔵前にある「カキモリ」が配布している地図。散策するのにオススメの場所を紹介しています。
いつもの景色や旅先の風景を、自分だけのオリジナルマップに起こしてみませんか?
今回はそんな、かわいい地図の世界を「地図を見る」「地図を書く」に分けてご紹介します!
【1】地図を見る
ゼンリンの地図グッズって知ってる?
住宅地図で有名な日本最大手の地図制作会社、株式会社ゼンリンが、2016年1月15日、地図をモチーフとしたデザインの文房具「mati mati series」を発売しました!東京の丸の内、表参道、吉祥寺、福岡の天神の4エリアの実際の地図データを活用した、クリアファイル、マスキングテープ、ノートパッド、ブックマークが発売されています。
(写真引用元:http://www.zenrin.co.jp/goods/matimati/)
地図をテーマにした文房具はよく見かけますが、この「mati mati series」で注目すべき点は何と言っても、
「地図で有名なあのゼンリンが!こんなにかわいい地図グッズを作っちゃったんだ!!」というところ。
例えばこのマスキングテープ。商品の裏にはこのような表記が…
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の50万分1地方図、2万5千分1地形図及び電子地形図25000を使用した。(承認番号 平 26 情使、第244-444号)」と記載されています(承認番号は商品によって異なります)。
さすが地図を作っている会社!
「mati mati series」のデザインに活用されている地図データは、全て正確なのです。すごい!
ということは、実際にFarmer’s Market(http://farmersmarkets.jp/)に行った時には、
「私はここにいるよ!」とこんな感じ!?
…と、ついつい妄想してしまいますね。
かわいい上にとっても実用的。
このmati mati seriesを持って、いろんな街を散策してみてはいかがでしょうか!
街と私をつなぐ 街々ストーリー「mati mati series」|ZENRIN
【購入はこちらから】
・ゼンリン公式オンラインショップ ゼンリンストア
・LOFT(関東圏、福岡)
地図記号って実はかわいい??
地図記号は皆さん学校の授業などで一度は見たことあるはず!
何の地図記号が分からなくても、なんとなくクスッと笑ってしまう可愛さがあります。
地図記号も地図好きを語るには欠かせないポイントではないでしょうか?
地図記号雑貨
地図雑貨を取り扱うお店では、そんな地図記号も文房具や雑貨となって活躍しています。
■山田文具店
▶『地図記号シール』
(写真引用元:http://yamadastationery.jp/-/p/10000797)
小学生の時、社会の勉強で自分が住んでいる街を地図にしよう!なんてグループワークがあって、その時に先生がくれたのを覚えています。懐かしいな~。
■地図ちず店
▶『ハンカチ』(左:果樹園、右:広葉樹林と針葉樹林)
(写真引用元:ハンカチ(左)http://chizuchizuten.com/?pid=83958010)
(写真引用元:ハンカチ(右)http://chizuchizuten.com/?pid=83958146)
かわいい!!(笑)こんな風にドット柄にまで変身することができる地図記号。
遠目に見たら、まさかそれが地図記号だとは誰も気付かないですね!
▶『地図記号クリップ』
(写真引用元:http://chizuchizuten.com/?pid=84769975)
さてこの地図記号クリップ、何の地図記号かわかりますか??
答えは、左から博物館、市役所、図書館です!
博物館学芸員や、図書館司書の皆さま、お仕事で書類をまとめるときにいかがですか?
チズキャラ登場!?
実は先に紹介した『地図ちず店』を運営している内外地図株式会社では、
HPで様々な地図に関するコンテンツを紹介しています。
その中でも気になったのは… 「チズキャラ」。
チズキャラ
毎月テーマに合わせて地図記号を使ったキャラクターを紹介しています。
1つのキャラクターに使用している地図記号は1つではなく何個も組み合わせて描かれていて、どこにどんな地図記号を使っているのか探し当てるのも楽しいですね!
(写真引用元:
http://www.naigai-map.co.jp/mapsquare/chizuchara/chizuchara_backissue.html)
【2】地図を書く
菊池亜希子さんの「みちくさ」を読んでみよう
手書きの地図と聞いて真っ先に思い浮かぶ一冊はこちら。
そう、菊地亜希子さんの「みちくさ」です!
雑誌「PS」で連載されていたエッセイを一冊にまとめたもの。散歩や街歩きが大好きな菊池さんが、その土地での出会いや発見を地図上にたっぷりと表現しています。
こんな風に情報がてんこもり!菊池亜希子さんの独特の感性でオススメのお店や食などを紹介しています。こんなにかわいい地図なら、菊池さんと同じ道を辿って歩きたくなりますね!
現在は全3冊まで刊行されており、日本だけではなく海外を道草して歩いた地図も掲載されています。読むだけで散歩をして地図を書きたくなる1冊。地図作りのモチベーションアップのために、ぜひ読んでみて下さい!
「手書き地図推進員会」を参考にしよう
手書き地図を自分で作るときに参考にしたいのは「手書き地図推進委員会」のサイト!
そのコンセプトをご紹介します。
”手書き地図推進委員会は、全国に埋もれてしまっている作者の愛が感じられる「手書き地図」を紹介し、多くの人に知ってもらうことで日本各地の土地固有の面白さやユニークさを発見してもらうことを目的として設立されました。”
手書き地図推進委員会
http://www.tegakimap.jp
手書き地図は書き手の思いや注目ポイントがダイレクトに伝わるとのことです。
自分が面白かった場所、街歩きのテーマ、オススメしたいこと…書き手の「書きたい!」「残したい!」「伝えたい!」という想いを、地図にたっぷりと反映させることが出来るのです。
ここで掲載されている手書き地図をご紹介!
■「29の日MAP 銀座篇」
(写真引用元:http://www.tegakimap.jp/map/474)
フードジャーナリストの小口綾子さん手書き地図推進員会がコラボして作成した手書き地図!焼き肉、ホルモン、すき焼きなど、「肉」をテーマにオススメのお店を紹介しています。
肉の赤い色を中心に、銀座ということでシックにまとめられた大人なデザインがステキ!
手書き地図にチャレンジしよう!
それでは実際に地図を書いてみましょう!
今回は、山田ペコさんが実際に大好きな浅草の手書き地図を描いてみました!
(1)手書き地図の書き方
まずは、どのように書くのか見てみましょう!
先ほどご紹介をした”手書き地図推進員会”の地図の書き方を参考にしてみます。
まずは手書き地図を書く上での心得が記された「手書き地図憲章」を見てみましょう!
(写真引用元:http://www.tegakimap.jp/about#policy)
ふむふむ!読むだけで手書き地図推進委員会の方々の本気と愛が伝わってきます。
自分なりの視点で、気持ちを込めて書くことが大切なのですね。
そして、手書き地図委員会の皆さんが推奨する地図の書き方はこちら!
(写真引用元:http://www.tegakimap.jp/howto)
おお!何とも分かりやすい。その土地を象徴する建物などを書く、自分が伝えたいことはスペースを多めに取るなど、見た目の分かりやすさと自分の視点を兼ね備えた描き方がオススメだそうです。
(2)ついに地図が完成!
そして、実際に描いた地図はこちらになります!
いかがでしょうか?可愛く書けていますでしょうか?
観光客を乗せる人力車、隅田川沿いの桜並木、賑やかな浅草寺…浅草と言えば!というモチーフを散りばめながら、オススメのスポットを書き込んでみました。本当に楽しくて、テンションが上がりながら書いていました!
実際にその街を歩きながら地図を書いていくのもいいと思うのですが、書く時間がない!という場合は、
隙間時間にイラストに起こすというのもいいかもしれません!
ぜひみなさんも、自分にとってベストなやり方で手書きの地図を作成してみてください!
(3)書きながら気付いたこと!
ここからは実際に地図を書いてみて気付いたこと、実際に使ったツールをご紹介していきます!
■手書きマップのいいところ
・自分の好きな情報だけ載せられること!
・オリジナルマップなのでその街に愛着が湧くこと♪
・用意するものが少なく、鞄の中に常に持ち歩けること☆
・情報を追加して書き込めるので、記憶にも残りやすいこと◎
・イラストが増えてくると嬉しいところ♡
・SNSなどで友達にも自慢できる(笑)
・違う場所の地図も書きたくなるので、続けられる趣味になりそうなところ^^
■使用したツール
日頃から行きたいお店や、行ったカフェなどのお店を常にこちらでピンをして溜めています!
なかなか行けない場所や、いつか行ってみたい場所にピンを溜めておくこともできます。
・Google マイマップ https://mapsengine.google.com/map/u/0/
Googleで自分の好きな場所をピンで留めておけるサービスです。
詳しい使い方などは、こちらのサイトに紹介されています。
http://www.nk-happy.com/2014/07/28/1618
いかがでしたか?
地図と聞くとちょっとマニアックで女子には敷居が高いイメージでしたが、
かわいい地図グッズを眺めて、自分で地図を書いてみるととても身近に感じることが出来ます。
みなさんも女子的地図の世界を楽しんでみて下さいね♪
◆キュレーター(箱庭のガッコウ)
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