LIFE 暮らしを楽しむグッドな情報
ベトナム旅行記Vol.3|日本へ帰るその前に、ホーチミンで12時間遊び倒す!
12時間あれば何でもできる! ホーチミンでの過ごし方いろいろ
こんにちは、ゲストキュレーターの海老原 悠です。
3回に渡ってお届けしたベトナム旅もこれで最終回。
ベトナム旅の美味しさ・楽しさ・手軽さを感じていただけると幸いです。
今回の旅の目的地はフーコック島だったのですが、実は乗り継ぎの関係でホーチミンでも遊ぶことができました。ベトナム航空なら、フーコック国際空港からタンソンニャット国際空港への国内線の乗り継ぎの時間を利用して、ホーチミンに12時間ほど滞在が可能。おみやげも買いたいし、フォーやバインミーも食べたい! という願いが叶います。
たとえばこんなスケジュールです。
ホーチミンで金曜の朝(9:30発)に、VN301便で成田空港から出発
→タンソンニャット国際空港乗り継ぎでフーコック島へ(16:45着)
→金曜の夜から日曜日の朝までフーコック島滞在(2泊)
→日曜の午前便(10:15発)でホーチミンへ移動して約12時間遊ぶ
→その日のVN300便(00:55発)でタンソンニャット国際空港から成田空港へ
→月曜朝8:00成田空港着 楽しかったベトナム旅を引きずりながら、そのまま会社へ……
※2016年8月現在の運航スケジュールです。
これで、2泊4日(機内1泊)の週末+αのベトナム旅ができちゃいます。
少し都会の香りのするホーチミンは、フーコックとまた違った楽しみがあるので、
余裕がある方はホーチミンで何泊かしてもいいですね。
雑貨屋や、布問屋を巡るのもホーチミンならではの楽しみ方です。
ホーチミンで都会の洗礼を受ける
ついてすぐ、フーコック島ののどかな雰囲気がちょっぴり懐かしくなるような、ホーチミンの都会の光景に圧倒されました。現地の方いわく、このひっきりなしにバイクが走る道路の横断のコツは「手を上げて怯まず一気に進む。決して立ち止まらない」だそうです……とは言えど、いつまでたっても途切れることがないバイクの群れに身を投げ出すのは怖いもの。あくまでもご参考までに。
デザインも◎な食器をハンティング!
ホーチミンでおすすめのおみやげは「食器」!
ベトナム国内外の作家によるホームウェアを取り揃えている〈SADEC DISTRICT〉で購入したのは、ベルギーとオランダ人デザイナーによるベトナム発の食器ブランド、〈Amaï Saigon(アマイ サイゴン)〉。持ち手はマット、くぼみはグロスという小ワザの効いた質感と、パステルの淡い色合い、そしてシンプルな形に一目惚れ! 料理の和洋問わず使えそうです。アマイはプレートやボウルも種類が多いのでこちらも要チェックです。
-
SADEC DISTRICT
筆者は、“海老原”という姓なので、なんとなく「エビ」のグッズに弱いのですが、このレンゲも例外ではありませんでした。〈Authentique Home〉で購入しました。水彩画のような淡い発色と手書きのエビがかわいらしい! Authentique Homeはホーチミン市内で2店舗展開しており、ベトナムの伝統工芸バッチャン焼きの品揃えが豊富です。時期によってだとは思いますが、アウトレット品も多数出ているのでお見逃しなく。
-
Authentique Home
屋台の雰囲気を感じながら、カニ料理をお腹いっぱい食べる!
ベトナム料理は、タイ料理に比べて辛さがマイルドで食べやすいと思います。
ニョクマムがたくさん使われているのですが、この発酵調味料が醤油や味噌などの感覚に慣れている私たちには親しみやすい味に感じられるのです。
ホーチミンでおすすめしたいレストランは〈Quan 94〉。
屋台のような雰囲気のカニ専門レストランです。ソフトシェルクラブの丸揚げが名物ですが、パラパラとしたシンプルな卵チャーハンに旨味の強いカニがどっさりと乗ったカニチャーハンは食べる価値アリ。地元の人にも愛され、いつも混雑しているレストランです。
鶏レバーやなますの入ったベトナム風サンドの「バインミー」も食べてみたかったのですが、「バインミーは衛生管理がしっかりしているところで食べないと危ない」と聞いたので断念しました。屋台などで手軽に食べられるのが魅力ですが、お店の衛生管理状態をしっかり見極めて、食べる際には十分気をつけてください。できればレストランなどで食べることをおすすめします。
都会の喧噪を忘れて、ローカルな隠れ家スパでリラックスタイム
ベトナム旅も最終章。
旅の疲れを癒して飛行機の中で爆睡しようと、出国前の隙間時間にスパも体験してきました。
ホーチミンの中心地から車で20分ほど。住宅街の一角にある〈Q SPA〉は、観光客がほとんど来ない隠れ家のようなスパです。施術の腕もすばらしく、お値段も90分の全身コースで4000円ほどと大満足のリラックスタイムでした。
上半身コース、美顔コース、美白パックコースなどのほか、
時間や予算に応じてアレンジもきくので、お店の人と相談しながら受けてみてください。
-
Q SPA
食器の買い物にフードにスパに……と、駆け足ながらも盛りだくさん!
ホーチミン中心地からタンソンニャット国際空港までの距離が30分ほどと、それほど離れていないのでギリギリまで遊べるのも嬉しいですね。みなさんもフーコック島へ行く際には、ホーチミンへの立ち寄りをしてみてはいかがでしょうか。
取材協力
ベトナム航空
アコーホテルズ(ACCOR HOTELS)
◆箱庭ゲストキュレーター 海老原 悠(えびはらゆう)
ある日突然ウェブという大海に身を投じた編集者。それ以降、衣食住さまざまなジャンルのウェブマガジンの立ち上げと運営を行っています。東京とどこかの二拠点生活に憧れる、五黄の寅年蠍座B型。