One to Sixteen

紙で徹底再現!世界の名作椅子を作ろう

こんにちは、箱庭キュレーターのカナコです。
現在、建築を学んでいる私。実はインテリアにも興味があって、素敵な家具に出会うと思わずわくわくしちゃうんです。
そんな私が今回ご紹介したいのがこちら!

One to Sixteen
One to Sixteen」というもの。
心揺さぶられる、名だたる建築家やデザイナーが手がけた名作椅子。それらを簡単に組み立てられる紙模型のキットです。
作っているのは家具・空間デザイナーとしてグローバルに活躍する安積朋子さんと、福永紙工さんのコラボレーションによって生まれたもの。本職の家具デザイナーさんの作品だからこそ再現できた、リアリティを感じられます。

作って眺めて楽しめる!

One to Sixteen
はがきサイズにきっちりと収められたキット。精巧なパーツ類はレーザーカッターで切り出されているんだとか。

One to Sixteen
組み立てに使うのはボンド、カッター、定規など身近にあるものばかりです。既にパーツが出来上がってるので型から外して組み立てていけばOK。これなら面倒くさがりな私でも難なくチャレンジできます!

完成するとこんな感じ。
One to Sixteen

One to Sixteen
スケールが16分の1(160cmの人が10cmで表される大きさ)の縮尺でお部屋のオブジェにちょうど良い、手のひらサイズ感。そして、なんと嬉しいことに背景付き!組み立てた椅子をより空間的に飾れちゃいます。
作った後もオブジェとして楽しめますね〜。

どれを作るか迷っちゃう!ラインナップは全8種

One to Sixteen
1820年頃のクラシカルな椅子から1980年代の少しモダンな椅子まで現在8種類を展開中。

One to Sixteen
私のおすすめはヘリット・リートフェルトのジグザグチェア。紙模型とは思えないバランス感に圧倒されます。背景とのコントラストも美しく、椅子がとても映えていますよね〜。

One to Sixteen
チャールズ・レニー・マッキントッシュのヒルハウス1チェアは模型でも威厳を感じます。

One to Sixteen
こちらはシェーカー教徒が作っていた椅子をモデルに作られたシェーカー・チェア。細部まで丁寧ですっごくリアル。とても紙には見えません!

実は作って眺めて終わりじゃないんです。製作後もさらに楽しめるよう、ジオラマに付け足せるインテリアやグッズの図面をフリーダウンロード出来るサービスも。
One to Sixteen
作り方はホームページで詳しく解説されています。
椅子だけで終わらない、自分だけの素敵な空間を広げていけそうです。

One to Sixteen
今はまだ8つの椅子のみの販売ですが、今後はどんどん種類を増やし、いずれは100脚を製品化して、インテリア史を語れるようにするのが目標だそう。
どんな素敵な椅子が増えるのか、これからも目が離せませんね〜!