アマノ食堂(Illustration by はらぺこめがね)

通いなれた街の食堂のように、いつでも立ち寄ってね。

今年も年の瀬ですね。2016年、みなさんはどんなことに全力を注ぎましたか?
箱庭メンバーは、箱庭で楽しいコンテンツを届けることに全力を注ぎました。当たり前ですが…(笑)。そんな私たちを、みなさんが応援してくれたおかげで、いい一年を過ごすことが出来ました。ありがとうございました!

「来年もよろしくお願いしますね」と締めくくりたいところですが、ちょっと待ってください。
今年を終える前に、ひとつご紹介したいサイトがあります。
箱庭メンバーのなかじと、すーさんが携わっているWEBマガジンを最後に一発、どーんと力を込めて紹介させてください。

箱庭メンバー写真
箱庭の初期メンバーであるふたりは、最近登場が少なめで、「お2人は、お元気ですか?」と聞いてくれる心優しい読者の方々もいらっしゃいました。ありがたいことです(涙)。元気です!2人はこれからご紹介する「アマノ食堂」というWEBマガジンを制作しています。ぜひ、箱庭同様、応援してくれたら嬉しいです。

おいしい食・人・暮らしのあれこれが集まる場所「アマノ食堂」

アマノフーズ
アマノフーズってご存知ですか?そう、忙しい時にもササっと簡単につくれちゃうフリーズドライお味噌汁でお馴染みの老舗ブランドです。
そんなアマノフーズが、おいしい食・人・暮らしのあれこれが集まる場所として、WEB上につくった食堂が「アマノ食堂」。

アマノ食堂
近所にふらっと行けて、あったかいごはんを出してくれるおばちゃんがいて、近所のおじちゃんとかがくつろいでいる。そんな食堂があったらいいですよね〜。

「アマノ食堂」は、そういった街の食堂をイメージしてつくられています。

旬の食材を使った、おいしいごはんがあったり、おもしろい常連さんのタメになるうんちくが聞けたり、たまにちょっと変わったお客さんが訪れたり、注文が入れば気まぐれに出前なんかもしてくれる。カフェじゃなく、レストランでもなく、喫茶店でもない。“食堂”と呼ぶのが、ぴったりの場所です。

「道具とレシピ」「旬の食材」「常連さんコラム」食堂らしいコンテンツがこだわり

アマノ食堂
「アマノ食堂」では、用意されているコンテンツ(コーナー)名が、食堂らしさ満点。

注目フードクリエイターによる月替わりのおすすめメニュー提案&レシピのご紹介は「道具とレシピ」。季節感を大切にした「旬の食材」では、今が旬の食材をピックアップして、基礎知識や誰かに話したくなるようなちょっとした雑学、美味しい食材の見分け方や保存方法、インタビュー、レシピなど月替わりでお届けしています。

食堂に来てくれるお客さんをイメージしたコンテンツには、さまざまなジャンルで活躍中の人気クリエイターによる連載コラムが読める「常連さんコラム」と、旬の人をゲストにお招きして、お題にまつわるフリートークをする対談企画「お客さん対談」があります。

もちろん食堂ですから、お店の人もいます。「乾せ!開発室」コーナーでは、食堂の看板娘として、実際にアマノフーズのメニュー開発を行なっている“よしかさん”というスタッフさんが登場しています。

読まなきゃ損!イチオシ、ニオシ、サンオシ記事

すべての記事をじっくり読んでもらいたいところですが、今回はその中から箱庭読者におすすめの3記事をピックアップしました。

焼き大根なら、どこ使う?大根を部位で使い分けるコツ

大根
旬食材の記事は、普段からよく食べている食材の意外と知らないことが書かれていて、とても役立ちます。いまの時期は、12月の旬食材“大根”をチェックしてみてください。新鮮な大根を選ぶコツや、部位別のレシピなどが知れますよ。

ツレヅレハナコさんの愛用品|一度使ったら手放せない。成田理俊さんの鉄のフライパン

オムレツ(photo by meiko ito)
「道具とレシピ」には、レシピの他にフードクリエイターさんたちの愛用品紹介記事もあるんです。実際にみなさんが使っている道具が紹介されているので、参考になります。キッチン道具って、やっぱり実際に使っている人の声を聞いて購入検討したいですからね。

Instagramやブログで話題の“ツレハナ”こと、フードブロガーのツレヅレハナコさんは、使いにくくお手入れも大変…そんな鉄のフライパンのイメージを覆す、毎日使いたくなる鉄フライパンを紹介してくれました。鉄フライパンに半信半疑な方、ぜひ読んでみてください。

小倉ヒラクの「手前みそTIMES」タラレバ娘に飲ませたい、二日酔いレスキュー味噌汁

味噌汁(photo by hiraku ogura)
「常連さんコラム」のひとり、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんのコラムもおすすめ!
実は箱庭メンバー、全員発酵ものが大好き。チーズ、みそ、キムチ、日本酒。発酵ものには目がないんです。「手前みそTIMES」では、発酵好きにはたまらない、発酵あるあるを連載コラムで教えてくれます。コラム内容も楽しいのですが、なにより、小倉ヒラクさんの文章が楽しすぎるので、全部読んでほしい!「タラレバ娘」に飲ませたい、二日酔いレスキュー味噌汁のお話や、「逃げ恥」を題材に書いた鯛茶漬けの話は最高に面白いよ。

完全オーダーメイド!“思い出の味”をフリーズドライで再現「まごころ出前」

味噌汁

味噌汁
「アマノ食堂」では、度肝を抜く企画もやっています。

自称“フリーズドライの伝道師”ことアマノフーズの名物社員 島村雅人さんが、依頼人の“思い出の味”をフリーズドライで再現し、まごころを込めて全国各地へ出前するというもの。

ん?ちょっと想像がつかない…と思うかもしれません。

たとえば、“新婚ホヤホヤの奥さん”からは、福島から東京に単身赴任することになった旦那さんに福島の郷土料理「芋煮」を届けてほしいというご依頼。実際に“フリーズドライの伝道師”が、奥さんのもとに伺い、料理を教えてもらい、それをフリーズドライに開発して、旦那さんのもとに届けています。(上の写真はフリーズドライで再現された思い出の芋煮)

食品メーカーの開発者が自分1人のためだけにメニューをつくってくれるなんて、普通ありえないことですよね?そういう試みをやってしまうのが、アマノ食堂の面白さ。サイト内で随時出前の注文を募集しているそうなので、思い出の味を再現してほしい方は応募してみてはどうでしょうか?

以上、WEBマガジン「アマノ食堂」を紹介しました!
ちょっと寄ってみようかな。そんな風に、この食堂に遊びに来てもらえたら嬉しいです。