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日本酒好き注目!ステキなお酒を集めました

こんにちは。新潟在住ライターの渡辺真理子です。
寒さが日に増す今日この頃、日本酒が一段とおいしく感じる季節ですよね。米どころ新潟は、酒どころでもあり、極上の日本酒が山ほどあります。そんななかでも、今回注目するのは「おしゃれなラベルの日本酒」。見た目はもちろん、味わいも保証付き!オススメを6点ご紹介します。

今代司酒造・越後伝衛門/新潟清酒おむすび(720ml)

新潟清酒おむすび
食べる「おむすび」がおかずを包み込むように、料理を包み込みその美味しさを引き立てられるよう、そんな想いから醸された「呑むおむすび」。ごはんと海苔を表現したシンプルなラベルは、お米の美味しさを思わず妄想してしまうような印象に残るデザインです。ボトル上部にある記号は、太陽・山・大地の恵(水)・しぼり・酒・唇・猪口を表していると同時に「OMUSUBI」という文字にもなっています。

「おむすび黒」(右)は酒造好適米五百万石、「おむすび柳」(左)は新潟県産コシヒカリを使用。原材料の品質にはとことんこだわっています。実はこのお酒、新潟市内の飲食店でしか飲むことができません。しかも、田植えや稲刈り、酒の仕込みに参加したお店のみの限定流通。わざわざ新潟へ足を運んででも試してみてほしい日本酒です。

今代司酒造/錦鯉(720ml) 5,400円(税込)

錦鯉
なめらかなボトルの質感と紅白模様は、まさに錦鯉の姿そのもの。窓のついた付属カートンに入れると、まるで優雅に泳ぐ錦鯉の姿を鑑賞しているかのようです。飾っておいても楽しめる美しいパッケージで、デザイン、酒質ともに世界各国の賞を受賞しています。

その味わいは、錦鯉のように華やかで、清らかさの中に堂々とした風格があります。頭で飲む人が多くなってしまったことへのアンチテーゼとして、お酒のスペックは非公開とのこと。ちなみに、なぜ錦鯉がモチーフか?その答えは、威風堂々たる蔵元のこだわりにありました。詳しいブランドヒストリーはぜひ会社ホームページをご覧ください。

久須美酒造/清泉(720ml) 純米吟醸 越淡麗1,800円、大吟醸4,114円、純米吟醸1,388円 (全て税込)

清泉
漫画『夏子の酒』のモデルにもなった久須美酒造。こちらで造られる「清泉」シリーズは、ポップなデザインが目を引きます。里山の雲間に見える青空をイメージした、白と水色のボーダー模様がさわやか。遊び心あるロゴマークも印象的です。2005年にデザインを一新したことから、若い世代からもさらに注目を浴びるようになったそう。

シリーズ展開は「純米吟醸越淡麗」(左)、「大吟醸」(中)、「純米吟醸」(右)など。自家湧水(新潟県名水指定)を使いていねいに醸したお酒は、きめ細やかでやわらかな酒質です。「うまい酒」を造るためには生産量にこだわらず手間暇をかけるというスタンスが、確かな品質に表れています。

久須美酒造/こぴりんこ(300ml) 720円 (税込)

純米吟醸コピリンコこぴりんこ

「こぴりんこ」という耳に残るフシギな響き。これは、発酵学者・小泉武夫氏の著書にたびたび登場する、お酒を飲む様子を表した擬態語なんです。とってもかわいらしいイメージですよね。商品名は平仮名・カタカナの2パターン(中身は同じ)。「コピリンコ」には男性的な「三つ引」の家紋、「こぴりんこ」には女性的な「揚羽蝶」の家紋が描かれています。日本の伝統文化と遊び心を大切にしたデザインには「日本人が忘れかけている大和魂を刺激したい!」という想いが込められています。

酒質は雑味がなくスッキリ。ほんのり甘くやわらかな香りの純米吟醸酒です。飲みきりやすくテーブルに置いてしっくりくるサイズにするため容量300mlと小ぶりなのも、これまたカワイイ!

越の華酒造/カワセミの旅(720ml) 2,700円(税込)

カワセミの旅
ショコラ界の巨匠ジャン=ポール・エヴァン氏が、「チョコレートに合う唯一の日本酒」と認めたのがこちらのお酒。切り絵のカワセミが中央に描かれた、親しみやすいラベルです。カワセミは酒同様、水がきれいな場所でないと生息できない動物。また「酉(とり)」にさんずいを付けると「酒」になることから、お酒と縁があるということでモチーフに採用したそう。

超甘口タイプの日本酒で、フルーティーで上品な香り。ショコラと一緒に味わうことで、お酒の味わいがより引き立ちます。他にも、バニラアイス、ブルーチーズ、ステーキなどにも合うんですって!どんな味か気になりますよね。日本酒が苦手な人にこそ、ぜひオススメしたい一本です。

青木酒造/雪男 純米酒(720ml) 1,512円(税込)

雪男
新潟県のなかでも降雪量の多い南魚沼市。この地で醸される雪国らしい一本が「雪男」です。江戸後期に記された越後のくらしに関する書物に登場する、毛むくじゃらの異獣・雪男がモチーフになっています。そのストーリーは、雪男が山中にて旅人ににぎり飯をもらい、お礼に道案内をするというもの。恐ろしいはずの雪男がなんだか愛らしく見えてきます。ちなみに、冬季限定の専用カートンでは、雪男がスノーボードをもつお茶目な姿も披露!

写真は純米酒。米の旨みを生かしながら後味はシャープでキリっと引きしまる辛口です。他にも軟水仕込みを活かした「辛口清酒」、シュワシュワとした炭酸ガスが楽しめる「活性にごり酒」などがあります。

いかがでしたでしょうか。気になるお酒は見つかりましたか?飾っておきたくなるくらいステキなボトルなので、プレゼントにもぴったりですよ。この冬はぜひ美味しくてかわいい新潟銘酒を楽しんでみてくださいね!