週末読みたい本『西荻窪「たべごと屋 のらぼう」の絶品レシピ62 野菜のごちそう 春夏秋冬』

西荻の人気店「のらぼう」の献立がおうちで作れる!?
ファン待望のレシピ本がついに登場!

こんにちは! omatsuです。
今日は私が大好きな西荻窪のお店「たべごと屋 のらぼう」から登場した初のレシピ本をご紹介したいと思います。

予約が取れない野菜料理が人気の店「たべごと屋 のらぼう」

予約が取れない野菜料理が人気の店「たべごと屋 のらぼう」
「たべごと屋 のらぼう(以下、のらぼう)」は、三鷹をはじめとする近郊の生産農家の畑から、毎朝直接仕入れる採れたての野菜を使って作る、季節に寄り添った料理が人気のごはん屋さん。東京の片隅にある客席数24席の小さなごはん処の味を求めて、料理研究家、作家などといった著名人たちをはじめ、遠方からも足繁く通う人が絶えず連日満員、2回転するほど。そんな「のらぼう」ファン待望の初レシピ本が出たというから西荻周辺では大騒ぎ(笑)

実はわたしも、以前「のらぼう」の近所に住んでいて、親戚のおうちに遊びに行くような感覚で通っていました。ひとりでも優しく迎え入れてくれる温かなお店の雰囲気、そして素材そのものの味を活かした美味しい野菜料理の数々。お仕事で忙しくて不規則な生活が続いたとき、何度「のらぼう」の店主・明峰牧夫さんのつくる料理に救われてきたのだろう!今回レシピ本が発売したことを耳にしたとき、“ついに、あの味を自分のものに!”っと喚起したくらいです。

グルメ通から寄せられた帯のコメントにご注目!

帯に寄せられたグルメ通からのコメントにご注目!
そんな知る人ぞ知る人気店のレシピ本だけあり、ご覧の通り帯には人気料理研究家や著名人のコメントがズラリ!「牧夫さんがつくるのは『野菜自身が喜んでいる味』。」(エッセイスト・平松洋子氏)、「地野菜っていい言葉。地元がおいしいのはすごく嬉しい。」(「孤独のグルメ」原作者・久住昌之氏)など、帯だけでもグルメ通からも支持されていることが感じられます。(孤独のグルメファンとしては、久住さんのコメントには一番反応しちゃいました!)

定番メニューから春夏秋冬の野菜料理など62品がラインナップ

定番メニューから春夏秋冬の野菜料理など62品がラインナップ
この本には、お店の人気定番メニューから、春夏秋冬の野菜料理、店でも人気の季節の野菜を使った炊き込みご飯など、全62品の献立が紹介されています。目次には店主の牧夫さんの姿も!(かわいい!笑)

人気の定番メニューが紹介されています。
冒頭には、お店に行ったことがある方なら、「あの豆腐サラダだ!」と、「あのかき揚げだ!」など、すぐに連想できるような人気の定番メニューが紹介されています。野菜の鮮やかな色彩と香り、触感を活かした「のらぼう」の料理は、五感で楽しめるものばかりなんです。

春夏秋冬の野菜料理のページには、畑や農家さんたちの四季の様子も交えて掲載されています。
春夏秋冬の野菜料理のページには、畑や農家さんたちの四季の様子も交えて掲載されています。地場野菜を使って季節感のある献立を提案する本書は、旬の食材を旬な時季に味わう大切さを教えてくれます。眺めているだけで自然と「作ってみたい」と意欲が湧いてくるので、野菜好き、お料理好きにオススメしたい一冊です。

『野菜のごちそう春夏秋冬』の重版記念セミナーに参加してきました!

『野菜のごちそう春夏秋冬』の重版記念セミナーに参加してきました!
以前から「のらぼう」のお店には通っているのですが、店主・牧夫さん自身の話を聞く機会ってほとんどありませんでした。ということで今回友人の誘いもあり、『野菜のごちそう春夏秋冬』の重版記念セミナーに参加してきました!

まずは著者の明峯牧夫さんの紹介から始まり、そのあとは料理のデモンストレーションが行われました。
まずは著者の明峯牧夫さんの紹介から始まり、そのあとは料理のデモンストレーションが行われました。この時作られたのは、レシピ本にも掲載されている、「白菜の煮浸し」、「ほうれん草の金柑クリームチーズあえ」、「白菜と豚肉の蒸し物」、「ルッコラとオイルサーディンの混ぜご飯」の4品。

この時作られたのは、レシピ本にも掲載されている、「白菜の煮浸し」、「ほうれん草の金柑クリームチーズあえ」、「白菜と豚肉の蒸し物」、「ルッコラとオイルサーディンの混ぜご飯」の4品。
セミナー参加者は貴重な話を聞けるだけではなく、美味しいごはんが食べられる美味しいとこどり。「レシピよりおいしければいい」、「口先のおいしさより、その先のストーリーも伝えていきたい」という、いつも食材にまっすぐ向かい合う牧夫さんらしい言葉が印象的でした。

その後、牧夫さんが毎日通う農家さんのスライドも交えてトークショーも行われました。
その後、店主・牧夫さんが毎日通う農家さんのスライドも交えてトークショーも行われました。牧夫さんは幼い頃、畑がそばにある暮らしをしていたらしく、スーパーで野菜を買うことはほとんどなかったそうです。だから「のらぼう」で野菜を仕入れるときは直接農家さんのところへ足を運んでいるのだとか。納得!

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「土から離れると想像力や暮らしにまつわる基本を忘れてしまう。畑には生活に活かせるヒントが見つかる」、「畑に通うことによって農家さんの苦労がわかるし、生みの苦しみも共有できる」など、日々自分の足で畑に通うからこそ分かる思いが語られました。
「のらぼう」の料理は、季節ごとに移ろいゆく畑の景色から“ひらめき”をもらっているんでしょうね。

こんな風に今回参加したセミナーでは、普段お店では聞けない貴重な話が聞けて、大大大満足!
実は私の母親の実家が農家で、兄が料理人ということもあり、共感できることが多く、話を聞いていて「のらぼう」がますます好きになりました。
2017年は『野菜のごちそう春夏秋冬』を参考に、体と心がよろこぶ美味しい野菜料理にトライしてみたいと思います。ぜひレシピ本と合わせて、西荻のお店情報もチェックしてみて下さいね。

    たべごと屋のらぼう

    住所:東京都杉並区西荻北4-3-5
    電話:03-3395-7251
    営業時間:17:00~23:00(L.0)
    ※夜10時以降入店可、日曜営業
    定休日:隔週の日曜日と毎週月曜日定休

◆参考元
カドカワストア

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