LIFE 暮らしを楽しむグッドな情報
北陸発。おみくじ入りのかわいい迎春菓子「辻占(つじうら)」
意味深コメントについつい手が伸びる、お正月のおみくじ遊び。
こんにちは、SUZUKIです。
みなさん、お正月はどんなふうに過ごされましたか?
今回は、北陸地方で食べられる「辻占(つじうら)」というお正月のお菓子をご紹介します。
辻占とは?
主に石川県金沢市、富山県南砺(なんと)市で食べられるお正月のお菓子で、中には短い言葉が記された紙が入っています。
それを見ながら意味を推測したり、言葉を並べたりしてその年の運勢を占うように遊びます。
中に紙が入っているのは共通ですが、金沢の辻占は、砂糖と米粉を混ぜ合わた生地を花のように包んだ形、南砺の辻占は、白地にピンクと緑の線が入った飴をくるりと巻いた形になっています。
辻占は年末年始の期間限定で、和菓子店やデパート・スーパーなどで販売されています。
富山/南砺の辻占
こちらは富山県南砺市の「山道製菓所」で作られている辻占(15個入り×3パック ¥600/税込)。→通販サイトはこちら (※期間限定のため現在は購入できません)
カラフルな飴の中には丁寧に小さな紙片が入れられており、それを慎重に抜いてから飴をいただきます。
甘〜くてサクサクとした食感。舐めるよりも噛んで食べるのがおすすめです。
「何が書いてあるのか?」そんな楽しさと相まって、ついついもう一個…と手が伸びます。
なんだか意味深なコメント…
なんだか艶っぽいお言葉も。思わず、くすり…
石川/金沢の辻占
こちらは石川県金沢市のお菓子メーカー「森八」の辻占(10個入り ¥810/税込)。→通販サイトはこちら (※期間限定のため現在は購入できません)
おみくじを星形の最中生地で包んでいます。
中にはおみくじの存在を知らずにそのまま食べてしまう人も居るようで、注意書きには「おみくじは食べられません」と記載してあります。たしかに、紙が全く見えないので食べてしまいそう…!
こちらは富山にあるデパートのお正月菓子コーナーで購入したもの。3〜5個入りの小分けになっていて、値段も100〜300円くらいとお手頃でした。
色もピンク、黄色、黄緑とカラフルでとってもかわいいですよね。ものによって花びらが尖っていたり丸くなっていたり、色合いも微妙に違うので、集めたくなってしまいます。
ちなみに私は、年賀状と一緒に辻占を同封して友人に送ってみました。(紙を食べないよう注意!と手紙を付けて…)
みんな楽しんでもらえたかな〜?
こちらは、砂糖のシャリシャリとした食感が楽しい餅生地を花の形にしています。
すこし固めなので、中の紙を破らないよう慎重に割っていきます。
なんだかコメントが抽象的なので、自分の都合の良い方向に考えてしまいますね〜。それもまた、楽しい。
おみくじに書いてある言葉は、製造元にもよりますが、108個あるそうです。
そう聞くとますますたくさん食べたくなる、魅力的なお菓子「辻占」なのでした。
他にも、かわいいお正月のお菓子があったらぜひ教えてくださいね〜♪