喫茶ソワレ

ご存知ですか?京都は喫茶店の宝庫なんです。

はじめまして。箱庭キュレーターのえいかです!

突然ですが皆様、京都といえば何を思い浮かべますか?
神社?舞妓さん?和菓子?

もちろんそれらも素敵ですが、実は京都って喫茶店の宝庫なんです。
というわけで本日は、そんな京都の喫茶店の中でも、ひと際個性的で素敵な「ソワレ」をご紹介したいと思います。

喫茶ソワレってどんなお店?

創業の歴史は古く、なんと昭和23年にまで遡ります。
昭和23年というと、今から69年前。
あの美空ひばりさんが10歳でデビューした年だと聞くと、なんだかとても長い歴史を感じませんか?
喫茶ソワレ
店名でもある「ソワレ」は、「夕方・日が暮れたあとの時間」を指す言葉です。
舞台、特にミュージカル用語では、夜公演のことをソワレと呼んだりもしますね。
なんだかとてもロマンチック。

最寄り駅から30秒!?こんなところに非日常空間が

喫茶ソワレへのアクセスはとっても便利。
京都のファッションとカルチャーの中心地・四条河原町のど真ん中に位置する、阪急河原町駅からすぐ。
その距離、なんと徒歩30秒ほど!

河原町駅1A出口を上がり…
喫茶ソワレ 道しるべ
左に曲がると、ほら、見えてきました。

喫茶ソワレ 道しるべ
沢山の飲食店がひしめき合う中、一際落ち着いた佇まいが印象的です。

喫茶ソワレ 店舗

世界観に浸るなら、2階がおすすめ

では、早速店内に入りましょう!
入口には「明るいお二階へ」の看板が。
喫茶ソワレ 看板
そう、一階・二階どちらも素敵なのですが、二階がとってもおすすめなんです。
長い歴史を感じさせる木の階段を一歩ずつ慎重に上っていくと、青の世界が私たちを出迎えてくれます。

喫茶ソワレ
さっきまで都会の喧騒にいた事をまるで忘れてしまうような店内。
青く幻想的な光に包まれて、あっと言う間に非日常空間に浸ってしまいます。

喫茶ソワレ 店内
大きな窓からは、お店のすぐ前を流れる逆瀬川を眺めることもできます。
春になると、満開の桜との競演も楽しめるのだとか。

ソワレといえばこれ、宝石箱みたいなゼリーポンチ

喫茶ソワレ ゼリーポンチ
ソワレを訪れたら必ず食べて欲しいのが、看板メニューであるゼリーポンチ。

喫茶ソワレ ゼリーポンチ
シュワシュワ冷たいソーダの中に、色とりどりのゼリーがゴロゴロと。
青、黄、ピンクに緑…
天井の青い光を反射して、まるで宝石のよう。
食べるのがもったいない!

喫茶ソワレ
キラキラきらめくゼリーをひとたび口に入れると、ほのかな甘味が広がります。

レモン風味のスッキリとしたソーダとの相性は抜群。

お店の一番の人気であるゼリーポンチ。
オープンから数時間で売り切れてしまうこともあるそうなので、早めに行かれることをおすすめします!

創業当時にタイムスリップ、ノスタルジックな店内

喫茶ソワレ
数々の洋画や、繊細な木工細工に、シックなランプ。
どこを見渡しても、創業当時から息づく長い歴史が伝わってくるのもソワレの魅力。

喫茶ソワレ
お店の看板やグラス、コースターに見られるイラストは、洋画家・東郷青児さんによるもの。
また、店内の至るところに飾られている絵画も、東郷さんの作品です。
ポストカードやグラスなども販売しているので、自分へのお土産にもいいかも。

いかがでしたか?
おしゃれなカフェもいいけれど、たまにはノスタルジックな純喫茶も素敵ですよね。
京都を訪れた時は、喫茶ソワレで日々の疲れを癒してみませんか?

    ◆喫茶ソワレ
    住所:〒600-8001 京都府京都市下京区真町95
    営業時間:13:00~19:30(L.O 1階18:00、2階18:45)
    TEL:075-221-0351
    定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)