週末に読みたい本『店頭で使える チョークアートとタイポグラフィの描き方』

絵が苦手でもコツをつかんでチョークアートが描けるようになる!

こんにちは、箱庭編集部です。
おしゃれなカフェやお店でよく見かける「チョークアート」。その他にも、マルシェイベントやウェディングなど、いろんなところで見かける機会が多くなったのではないのでしょうか。チョークアートで描かれた作品は、その空間に存在するだけでおしゃれな演出をしてくれる、間違いないアイテムですよね。

そんなチョークアートは、ここ数年で人気急上昇中のアートの一つ。自分でもやってみたい!という方も多いんです。でも、いざ始めようとすると、

「チョークアート簡単そうに見えるけど、描き方が分からないな…」
「絵を描くのに自信がない…」

そう思ってしまう方も少なくないのでは?!
今日はそんな方におすすめの一冊をご紹介します!

店頭で使える チョークアートとタイポグラフィの描き方

この本では、独学でチョークアートを学んだという7名のアーティスト紹介や、その方たちが海外で習得した独自の技法を交えて作り上げる作品などが掲載されています。
アーティストの方それぞれ、絵のタッチに個性があるので見ていてとても楽しい!自分の好みにあったチョークアートを見つけて、活用することの出来る素敵な本になっています。

それでは早速、中身をご紹介しましょう。

アーティストの個性から学ぶチョークアートのテクニック

この本では、今活躍しているアーティストとその作品がたくさん紹介されています。個性あふれる作品をどうやって作っているのか?それを知ることで、自分の作品にも活かせるテクニックやヒントを、学ぶことができるんです。
週末に読みたい本『店頭で使える チョークアートとタイポグラフィの描き方』
ここで紹介されているのは、川島あぐりさんというアーティスト。チョークアートは独学で学んでおり、単調になりがちな絵にメリハリをつけるなど、工夫をこらして描いています。
書体の全体のバランスを見ながら、ヨーロッパ調とアメリカンな雰囲気と組み合わせることで白黒の世界でもカラフルに見えるのが彼女の作品の特徴なんだとか。

週末に読みたい本『店頭で使える チョークアートとタイポグラフィの描き方』
こちらのアートは、日本とオーストラリアで技術を習得したという河野真弓さんの作品です。チョークだけで描かれたとは思えない写実的なタッチのイラストが素敵ですよね。河野さんが一番気を使うポイントは、テキストの“書体選び”なんだそう。様々な書体を組み合わせることでテイストが全く変わってくるため、最も時間をかけるんだとか。

こんな風に、実際に活躍している方がどんな工夫をしているのか?や、どんなところに気を付けているのか?を知れるのがこの本の良いところ。より実践的なテクニックに繋がるヒントを知ることが出来るんです。

基本から学べるから、始めたくなる!

誌面では、たくさんの見本にしたいチョークアートが紹介されていることはもちろん、チョークアートの基本的なことや、もっと上手に見えるコツも教えてくれています。
週末に読みたい本『店頭で使える チョークアートとタイポグラフィの描き方』
陰影のしっかりみえるタイポグラフィは、チョークアートで描かれる文字の基本です。その描き方も丁寧に説明してくれています。文字は自分のクセが出てしまいやすいものですが、そこは練習あるのみ!まずは、この本に掲載されているサンプルをなぞるように練習し、見やすくおしゃれな書体を目指してみましょう。

週末に読みたい本『店頭で使える チョークアートとタイポグラフィの描き方』
白いチョークだけのアートもかわいいですが、カラフルな“チョークオイルパステル”で描くイラストレーションも魅力的。コーヒーマグやアイスクリーム、ピザなどの描き方が写真付きで紹介されているから、とっても分かりやすい!飲食店などですぐに実践出来そうです。

週末に読みたい本『店頭で使える チョークアートとタイポグラフィの描き方』
イベントごとで一番使用頻度が高そうな「Happy birthday」や「Wedding Board」など書き方も、ばっちり載っていますよ。順を追って写真で説明してくれているので、まずは真似して描いて練習出来ます。これが描けるようになったら、友人や家族のお祝いの時に腕前を披露したいものですね!

この本でいろんなチョークアートを見ていると、たくさんの活用シーンが想像出来てワクワクしてきました。チョークアートに使う道具の紹介もあるので、これから始める方にぴったりの本ではないでしょうか?気になった方は、ぜひ手に取ってみて下さいね。

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パイ インターナショナル