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細部までこだわりデザインされたオールプラスチックの傘「+TIC」
折れにくく、錆びない、そして全てリサイクル可能な新しい傘。
こんにちは、シオリです。
これから来る梅雨に向けて、新しい傘が欲しいなと思っている方も多いのでは?今日は、気持ちが明るくなれる素敵なデザインで、更に清々しい気持ちになれるような傘をご紹介します。
傘の新しい文化をデザインする「+TIC」の傘
「+TIC」は、透き通った色と美しいフォルムが魅力のオールプラスチックの傘です。一見ビニール傘?と思うかもしれませんが、その機能や細部までこだわったデザインは、ビニール傘とは全く違うもの。まず、全ての部品がプラスチックでできているため、錆びずに丈夫でリサイクルが可能。更に、傘生地が破れてしまっても張り替えられるので、永く使えるんです。
そして注目したいのは、デザインです。オールプラスチックならではの形の一体感を追求した美しいフォルムは、持つ人を選ばない、誰でも持ちやすいデザインになっています。特に手元に取り付けられているストラップは、掴んだり、手首やフックなどにかけることができて便利!
そんな、素敵な傘なのですが、開発された背景にはストーリーがあります。
私たちが良く目にする日本のビニール傘。当初、布傘の漏水を解決するための機能が優れた傘として生まれたのだそう。その後、低価格で簡素につくられるようになったため、壊れやすく、同時に傘を使い捨てるという日本独自の消費構造が定着していき、結果的に捨てられたビニール傘が日本中に溢れることになったんだとか。
そんな日本のビニール傘の消費構造を変えたいと思いから、2006年に人にも環境にもやさしい傘の開発がスタートします。なんと、日本で消費される傘の70%はビニール傘。ビニール傘に変わる新しい傘で、日本の傘文化そのものを変えていきたい、そんな思いが詰まった傘だったんですね。
新しい傘のブランディングは、エイトブランディングデザインを仲間に加えて始まりました。全く新しい傘としてのデザインは、プロダクトデザイナーの柴田文江さんが担当されたんだそう。そして出来上がったのが「+TIC」なんですね。このいろんな色のカラフルな生地は、よくある透明カラーではなく、細かいボーダーの密集で表現しているんだそう。色の重なりや透明感が楽しめる「+TIC」独自の生地カラーです。
「+TIC」という面白いネーミングは、人にも環境にも優しく、雨の日が楽しくなるようにという想いを込めた「+」と、「プラスチック」を組み合わせて作られているんだとか。そんな素敵な傘で、清々しい雨の日を過ごしてみませんか?
◆参照元サイト
+TIC